All in all, I love you !! (ディオ)
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これが世に言う
無自覚テンプテーション
と、いうヤツか…
All in all, I love you !!
自分を知らなすぎる罪だ
ディオの告白事件後…改めて気持ちを確認し合った2人。
そのまま帰りの別れ道まで、手を繋いで帰った。
そして、ディオに「またね」と告げ、自宅へと歩き出すyouの腕をディオが掴む。
「ディオくん…?」
「…い。」
「え?」
「帰さない。」
「え?」
「今日は家に帰るな、と言っているんだ。」
「・・・え?」
「「え?」じゃない!何ださっきから…その反応は!もっとこう…あ、あるだろう色々!//」
「えぇ?!だって、えぇぇ?!」
赤い顔で怒りながらyouに反応のダメ出しを入れるディオ。
youはというと、ただただ困惑の色を浮かべてしまう…。
「えっと…。」
「と…とりあえず、おれの家だっ!//」
「は、はいっ!//」
ビシシッツ!!っと人差し指で差され、youは兵隊か何かのように機敏に敬礼をする。
周囲にちらほらいる人々の視線は少し痛いものだったが、
2人にとってはその人々自体が視界に入っていないので、そこは全く問題ないようだ。
それからずっとディオに手を引かれ、色々考えているうちにyouはディオの家に到着してしまった。
(更には「おじゃまします」で家に上がり、ハッと顔を上げた時には既にディオの部屋にいた。)
「き…来て、しまいました。」
「何を今更……今までだって何度も来てるだろう。」
「そ、そう…だね。」
確かに、今まで何度もディオと遊び、それに伴って何度もこの部屋に足を踏み入れたことはある。
それなのに何故こうも自分は緊張しているのか…youは考えるが、
それは単純に部屋を訪れる目的がいつもとは違うことがハッキリ分かっているから…。
youはそう結論を出して、相変わらずバクバクと鳴る胸に手を当てた。
「おい、何をそんなに緊張してるんだよ…。」
「き、緊張してますかーっ!?」
「いや、おれに聞かれても…。」
「緊張……というか…何か…危ないです…。」
「はぁ?(それは…おれが、か?)」
「よく分からないけど……心臓がバクバクと!!//」
「それを緊張してるって言うんだろ、バカ。」
「だってほら!!//」
「くぁwせdrftgyふじこlp?!!?!///」
あ…ありのまま今起こった事を話すぞぉおジョジョ!!
「おれはコイツの前で腕を組んで見下ろしていたと思ったら、いつのまにかyouの胸を触っていた」
な…何を言っているのか分からないと思うが
おれも何をされたのか分からなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなものじゃあ断じてない!
もっと恐ろしいものの片鱗を味わっている(なう)…
by ディオ・ブランドー
「ね!?すごいでしょ!?爆発しちゃいそう…危ないよ…//」
「あ…う…あぁ……!!.//」
「ディオくん…?」
「おま…む…むねっ…!!//」
「ディオくんも…一緒?」
「あ?」
ディオの手を取り、己が胸へと当てていたyouだったが、
その言葉と同時にそっとディオの手を離し、彼の胸に耳を傾けた…。
目を閉じて鼓動の音に耳を澄ませば、自分と同じくらい早く胸を打つリズムが聞こえてくる…。
「…いっしょだね。」
「・・・っ//」
「ディオくん…。」
「な…なんだょ…(こ、このディオの声が上ずるだとぉおお!!ありえん!!)//」
僅かに上擦った声に対して自分自身で動揺するディオに、
youは何も気にしていないという様子で、暖かな声を届けた。
「今日は、ありがとうございました。」
「・・・は?」
少し距離を離し、ディオを見上げるyou。
ほんのり頬を染めて、ふわりと幸せそうに笑みを浮かべた…。
「えっと……わたしを、選んでくれて…ありがとう。」
「!」
「すごく……うれしかった。//」
「っ……ゃ、ば…//」
「わたしね……言葉じゃ言い表せないくらい、ディオくんが好きだよ。」
「・・・//」
「だから…勇気がほしいの。」
「?」
「ああ、どうしよう、すごく緊張する…//」
「何だ一体…?」
「でも、もう絶対不安になったらしないように…わたしも、勇気出すの!」
「は、ぁ。」
途中から、彼女の言っていることが分からなくなったディオ。
あたまに疑問符を浮かべながらも頷けば、
youが大きく深呼吸をして、大きめの声で質問をしてきた。
「ディオくんは…わたしのこと、す……好きですかっ?!//」
「・・・は。」
「・・・い……言った…言ってしまった…聞いちゃった…あああ!!///」
「そっ…な…!?//」
またしても意表を突かれ、動揺の顔色を見せるディオ。
大きく咳払いした後、冷静になるためか、まるで暗示のように大きく、丁寧な深呼吸をする。
そして…。
「…好きだって、さっきも言っただろう。」
「・・っ//」
「好きになるのは、お前だけだ。」
「~~!!//」
これだけでも、胸が爆発しそうなくらいドキドキしたし、嬉しかったが、
youは自分の中で「ここまで必ず到達する」という、自分で決めたハードルへの強い意思があるようだ…。
真っ赤な顔で、意を決したようにディオに更なる質問を問いかけた…。
「ど、どれくらい、ですか?//」
「おまっ……も、いい、いい加減に…!!//」
「これで最後だから!最後の勇気なの!だから…っ!//」
youがぎゅっと、ディオのシャツを握り締めるより先に、ディオの方がアクションを起こした。
そう…彼はドン!と、勢い良くyouの肩を押す。
「いい加減にしろっ!どのくらい好きか、だとぉ?そんなに知りたければ教えてやる!!」
「ふ、へ?!」
グラリと傾いた彼女の体は、そのまま背後にあったディオのベッドへ背中からダイブした。
起き上がる暇もなく、すぐさま天井をバックにディオの姿が映りこむ。
満足に慌てる時間も与えられないまま、窮地に立たされるyou。
しかし、どうやら余裕が無いのはディオ自身もだったようだ…。
そこには、これでもかというくらい真っ赤な顔で自分を見下ろす恋人の姿があった。
「押し倒したいくらいだよ、このマヌケがっ!!//」
「!!」
「な……何か言え…//」
「えと…//」
「・・・。」
「あの…。」
「・・・。」
「すき……っふ?!」
無茶振りの後に出た言葉を皮切りに、ディオは覆い被さるようにしてキスを落とした。
それはいつも額や頬にするものとも、互いの存在を確認し合うようにする唇へのキスとも異なるもの。
キスに不慣れなyouには少しハードルが高いのだろうが、
甘く、深く、youを求めるように何度も角度を変えて唇を重ねる。
そのうち、慣れてきたのか、それとも抵抗力が失われたのだろうか(恐らく後者)、
youの身体が全体的にくったりとしてきた頃、自然の流れでディオは舌を絡めた。
どう反応していいのか分からず、されるがままに口内を蹂躙されるので、
キスの合間にyouから甘い吐息が漏れ、ディオはまたそれに欲を駆り立てられる…。
本能的、というのがしっくりくるような口付けだった。
「ふぁ…っ…//」
「っふ…っ…//」
「はぁ、はぁ……//」
「っはぁ……お前が……自分を知らなすぎる罪だ。」
「ディオ、く…。」
「お前がいいなら…このまま、この先までする……イヤなら、止める…//」
「っ…//」
そう告げて、視線を逸らしたかと思えば、ディオはyouの首筋に顔を埋めてきた。
まるで吸血鬼がするように、白い肩を甘噛みすれば、彼女の背がビクンと跳ねる。
その反応が面白くて、ディオはクスリと笑った後、彼女の耳元に唇を当てて囁いた。
「…どうする、you?」
「ひ、ゃ…っ!//」
「言っておくが……煽ったのはお前なんだからな?」
「な、なん、で?//」
「どれくらい好きか、なんて聞くからだ。」
「ふ、普通の…質問、だよ…?//」
「おれは……お前の身も心も支配したい。」
「ディオくん…。」
「その代わり、おれをやるよ。」
「・・・うん…//」
その言葉に安心したように、youはディオの背に腕を回した…。
キミになら
全部あげてもいい
you
(でぃ、ディオくん!)
ディオ
(何だ…?)
you
(あの……こ、怖いから!)
ディオ
(ああ……まぁ、そう、だよな…。)
you
(手を繋いでて…?)
ディオ
(分かった。)
you
(い…痛いかな?)
ディオ
(えっ?!い、いや……そこはおれに聞かれてもだな…。)
you
(そっか……痛くても、頑張る…。)
ディオ
(・・・。)
you
(ディオくんが好きだから、どんなことでもがんばる…。)
ディオ
(っ……優しく…するっ…(できれば)!//)
words from:yu-a
title by:Fortune Fate様
あなたの言葉が好きでした
素敵なお題をありがとうございました
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