天空闘技場編
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ヒソカの部屋のTVを点ければ
『リールベルトvsyou戦 終了』
そして時刻はただ今午後1時30分
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ゴウカクxノxライン
07:sorry and thanks
午前中のうちに組まれていたリールベルトとの試合を見事に寝過ごしてしまったyou。
涙目になりながらヒソカの肩を揺さぶった。
「うわぁああーん!2回目にして不戦敗になってしまいましたぁああ!!」
「あらら♠」
「あららじゃないですー!ヒソカさんのばかぁ~!何で起こしてくれなかったんですかー!」
「ん~ゴメン…と言いたいトコだけど、ボクも寝てたしねぇ…♣」
「うわぁああ~!」
まるで学校に遅刻したのを母親の所為にするような台詞を吐いて嘆くyou。
ヒソカがそれをよしよしと宥め、youはヒソカの腰に抱きついた。
「おっと、役得♥」
「あうう…。」
「(すりすりすりすり…♥)」
「泣いても喚いても……仕方ないんですけど…。」
「うーん…そうだねぇ…◆」
「うー…。」
「どうするの?って言ってもどうしようもないしね…?」
「はい……ひとまず部屋に帰って着替えた後、リールベルトさんにお詫びに行ってきます…。」
「は?お詫び?」
何を言っているのかと、目を丸くしてyouを見るヒソカ。
彼女はというと、至って真面目な顔付きでコクリと頷いた。
「折角対戦させていただくことになってたのに…まぁ、ちょっと彼等は強引な感じでしたけど…。」
「ウン?」
「約束をすっぽかしてしまったのはとても……申し訳ないですし…。」
「でも、勝ち星は向こうが貰えるワケでしょ…詫びるだけ損だと思うケド…。」
「それでも、そのままは…嫌なんです。」
「・・・♥」
凛とした瞳をヒソカに向ければ、彼はぞくりと背中を振るわせた。
そんなヒソカに一瞬首を傾げたものの、すぐにyouは立ち上がり
ハンガーに掛けられている自分の服を手に取る。
「ヒソカさん、着替えますので脱衣所お借りしますね。」
「ウン、いいよ◆」
ぺこりと頭を下げ、風呂場へと向かうyou。
綺麗に片付けられた洗面台に服を置く場所を確保して鏡に向かえば、
改めて自分の今の姿に羞恥を覚えた。
「(ヒソカさんのシャツ…大きい…けど//)」
大きいのだが、流石にシャツ1枚では隠れる部分に限界がある。
ダボついたワイシャツの丈は股下スレスレの位置で止まっていて
そんな微妙に卑猥な格好でヒソカと会話したり抱きついたり歩いたりしていたのかと思うと、軽く死にたくなった。
「(ヒソカさんに何て失礼な事をしていたんだわたしッ!!)」
人知れず苦悩するyouとは裏腹に、ヒソカがそれを眼福と思っていたのは言うまでもないだろう。
それから、何度となく溜息を吐きながら着替えを済ませ、
昨日来ていたお洒落着でヒソカの前に戻ってきたyou。
「ヒソカさん、シャツありがとうございました……洗ってお返ししますね。」
「そんな気を使う必要ないよ◆」
「いえ…そういうわけには…。」
「いいからいいから…さ、シャツ、ちょうだい?」
「でも…。」
「いいから♥」
「うう…何から何まですみません…。」
「いいって♠」
ヒソカはにっこりと笑顔を作ってyouからシャツを受け取る。
遠慮がちに手渡した後、再び「すみません」と謝るyouに、
「寧ろそのシャツで色々しますから洗わず返してください」とは口が裂けても言えないヒソカであった…。
そうしてヒソカが満足気にシャツをベッドに置くのを見届け、youは自室に帰ることにした。
玄関まで見送りに付いてきたヒソカに一礼し、youは彼を見上げる…。
「ご迷惑ばかりお掛けして、本当にすみませんでした…。」
「ううん、迷惑だなんて思ってないよ…♠」
「あの!あの、わたし……!」
「ん?」
「わたし…ヒソカさんと沢山お話できて嬉しかったです!楽しかった…!」
「ウン、ボクも★youと一緒にいてとっても楽しかった◆」
「だから、その……また、お暇な時でもいいので…一緒に遊んでやってください…。」
「ウン、また遊ぼう♥」
「っ…はいっ!!」
「♥ 」
ヒソカの言葉に安堵したのか、不安気な表情から一変して嬉々とした笑顔になったyou。
最後に「明日の試合は必ず勝ちますね!」と言ってヒソカの部屋を出て行った。
「明日の試合「は」…ねェ…◆」
残された部屋で一人声に出し、ふむ…と、顎に手を当てる…。
暫し考え込んだ後、ヒソカは出陣の準備をし始めた。
words from:yu-a
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