ヨークシン編
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「どうしたんだろう……何だか街中が騒がしい気が…。」
そう呟きながらyouは宿泊先のホテルの窓から、ヨークシンの街を見下ろした
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ゴウカクxノxライン
16:I hope you're safe.
ゴンやキルア達と再会した競り市でクロロから電話があり、その日の夜に共に夕飯に行くことになっていたのだが、一向に連絡が無い。
『ちょっと仕事(やる事)があって、日が暮れてからになると思うけど、オレがホテルまで迎えに行くから、待っててくれ。』
電話口でそう言われたこともあり、夜8時を過ぎてもホテル内で待機をしているという状態だ。
「どうしたんだろうクロロ……何かトラブルがあったのかな……電話掛けても繋がらないし…街もパトカーや救急車のサイレンがどんどん増えてるし…。」
もしかすると、この街中で起こっている何らかの異常事態に巻き込まれてしまったのでは…と、
ざわめく心を抑えるよう、自分に言い聞かせる…。
「だ、大丈夫……何かトラブルに巻き込まれているとしても、クロロは相当強い人だろうから…。」
明らかに自分と会った時には、こちらに気を遣ってごくごく一般人…というか「それなりの念使い」という雰囲気を纏って会話をしてくれていたが、
凡そかなりのセーブを掛けていることくらいはyouにも分かっていた。
どこまでが底か分からない力量は、恐らく知ってしまえば「傍にいたくない」と思ってしまうくらいのものだろう、と。
天空闘技場での修行や出会った人々、師であるサトツからの更なる指導…。
何よりヒソカと再会したことでより一層自分との力の差が理解できるようになっていたためである。
「だとしても…。」
ヒソカやイルミと同じように己が力量との差を感じていても、
このヨークシンで出会ったクロロのことも大事な友人なら、傍にいたいし、案じたい。
格差を感じていたとしても、自分から怖気づいて、遠慮して、手を離すことはしたくない…と。
「お願い、どうか無事でいて…。」
そう呟いて、返答の無い携帯をぎゅっと握りしめた…。
結局、その日はクロロからの連絡は無く、
youが思わぬ姿で彼と再会するのは、数日後の話となった。
words from:yu-a
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