step5_(恋人編:アカギ)
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「you、一緒に入らない?」
「え、嫌です…。」
「・・・。」
何を言っているのだろうこの男は…
という怪訝そうな目でyouはアカギを見つめた。
アカギさんといっしょ23
それは春先に差し掛かり、何故か急に初夏を彷彿とさせるように日中が暖かかった日のこと…。
その日は買い物をして帰ったこともあり、アカギよりもyouの方が帰宅が遅く、
家に帰ると自宅のリビングのソファにその人物がだらりと気怠そうに横になっていた…。
恐らく勤務先の工場はより一層暑かったのだろう…。
珍しく雀荘などへの寄り道をせずに、家(というかyouの家)に直帰した様子。
「おかえり」の挨拶を放ってきた男に「ただいまです…」と言葉を返す。
「買い物してたので遅くなっちゃいました…アカギさん、今日は来るの早いですね。」
「今日暑かったから……工場内が地獄で……流石に出掛ける気力が無かった…多分頭も働かなさそうだし…。」
「今日は確かに初夏くらいの気温でしたもんね…。」
麻雀だけでなく、自分の好きな博奕には洞察力や思考力、その他諸々頭をフル活動させることが必須で、
それがまた面白いことでもあるので、コンディションが目に見えて良くないのであれば避けるべきだ、と帰宅してきた理由を端的に述べたアカギ…。
現在は日も暮れる時間帯で、もう日中程の気温もないためエアコンを入れたり、
キンキンに冷えたビールで喉を潤す…ということもしなくて良いくらいなので、
体感温度で…というよりは、メンタルと体力的な問題でダウンしている…といった様子である。
「お疲れ様です、日中大変だったんですね……ビール用意しましょうか?」
「いや…風呂入って、飯と一緒にビールだな…。」
「もう、超絶我儘!お風呂自分の家で先に入っておけばよかったのに…。」
「だるくて…。」
「今はもう怠くないんですか?」
「いや、怠いけど……youの顔見たらちょっと回復した…。」
「持ち上げても何も出ませんよ。」
「別にいい、本心言っただけ。」
「くっ…!」
恐らくは本当に冗談ではないようで、思わずyouの顔がボッと赤くなり、ぱっと目を逸らす。
フフ…といつものように含み笑いをすると、アカギはソファから重かった腰を上げ、立ち上がる。
「…アカギさん?」
「youん家の風呂掃除して、そのまま沸かしてきていい?」
「いいですけど…お風呂入ってるうちにご飯作っておけばいいんですね?」
「いや…そうじゃなくて…。」
「?」
先程アカギが言った「風呂の後に飯と一緒にビールを飲みたい気分」という言葉を叶えてやろうとするyouに、
彼は何故か首をフルフルと横に振った。
それが希望だったのではないかと、youが小首を傾げていると、
アカギは彼女の正面に立ち、真顔でこう言い放った。
「you、一緒に入らない?」
「え、嫌です…。」
「・・・。」
そう、風呂に一緒に入らないかという提案を持ち掛けてきたのだ…。
彼女はというと…何を言っているのだろうこの男は…
という怪訝そうな目でyouはアカギを見つめた。
「…なんで?」
「何でって……だって、大人が2人で入るには狭いじゃないですか…。」
「でも入れないワケじゃない。」
「アカギさん、今日疲れてるんでしょ?」
「うん。」
「じゃあ、一人でゆっくり浸かった方がいいじゃないですか。」
「そう思ったけど……何か、一緒に入りたいなと思ってさ。」
「・・・。」
「…ダメ?」
「…ぅ…。」
いつも何かを画策するような厭らしい表情ではなく、純粋に思いついたからというような顔で、
顔を斜めに傾けてそう尋ねてくるアカギ…。
しかし…ただでさえ不得手な裸の付き合いへの大いなる羞恥心と、そもそも狭い風呂で入浴するのを拒みたい感情…。
更には風呂の後に食事の準備をしないといけないという点に於いても、
アカギの問い掛けを拒否しようと口を開いたyou…。
「やっぱりお風呂は一人で入ってください……ほら、ご飯の準備もありますし…。」
「・・・。」
「ね?」
「ご飯の準備が無ければ、いいってこと?」
「え。」
「飯の準備が何とかなれば…youはオレと風呂に入ってもいいと思ってる…ってこと?」
「え、ええ…ぇええ……。」
「重要だからさ、そこ。」
「うーーーん………アカギさん…お風呂で何もしない?」
「どうだろうね……保証は出来兼ねるけど……まぁ、確かに狭いから、無理があるだろうなとは思ってる。」
最終的に行き着くのは厭らしい行為に発展しないかどうか…という問題。
不安そうなyouに対し、嘘は吐かずに素直に思ったことを述べたアカギ。
「そうですよ、バスタブも洗い場も広くないし…。」
「関係ねェな、そんなこと……いいじゃない収まるんだから。」
「うーん…。」
「飯は今から何か頼もう、1時間後とか2時間後とかに届くよう手配すればいい。」
「ぐはっ、デリバリー!その手があったか…!」
「好きなもの頼んでいいよ。奢る。」
「またそんな…。」
「あ、ピザ頼もうよ。風呂上りにキンキンに冷えたビールとピザ、良くない?」
「ぐぁああっ!!チーズが伸びる光景が脳内に!!めっちゃいい・・・ッツ!!」
「採用?」
「さ……採用…っ…!」
最終的な勝利はピザ…否、食欲をそそられる光景を彼女にイメージさせることができたアカギであった。
結局、youはアカギの提案を飲むこととなり、
時間を指定してピザを注文し、その間に2人で(狭い)風呂に共に入ることとなった…。
・
・
・
・
「…なんで?」
「何でって……。」
自分より後に浴室に入ってきたyouに、本日2度目の真顔の「何で?」という問いかけをするアカギ…。
というのも、入ってきた彼女は一糸纏わぬ姿でも、タオルで身を隠すでもなく…。
「何で水着なの…。」
「や……何か…やっぱり恥ずかしかったので……あと、水着着る機会もほぼ無いし…使っておこうかと…。」
どちらも100%本心…といった様子のyou。
少しだけ不服そうにしたものの、それでも一緒に入ってくれるならいい…と、
許容の方が大きかったアカギは問題なくその状況を受け入れる…。
「まぁいいや、入りなよ。お湯は半分くらいにしておいた。」
「確かに、満水だと確実に溢れて勿体ないですもんね…あ、先に身体洗っちゃおう。」
「む…。」
すぐに浴槽に入ってくれるかと思いきや、先に洗う…と常備しているボディソープで身体の洗濯を始めたyou。
また、アカギはボディ用のスポンジで彼女が全身を洗っていく様子をじーっと浴槽から眺めて、
当然ながら邪な考えを抱くわけで…。
「水着邪魔だな…。」
「何か言いました??」
「いや、何も…。」
「すぐ場所代わりますね。」
「ん…。」
纏った泡をザーッとシャワーで洗い流し、youはアカギに「終わりました」と告げる…。
「アカギさん場所代わりますよ、洗いますよね?」
「・・・。」
「アカギさん?」
「you、背中流してよ。」
「え、あー…はい、いいですけど……狭いですよ?」
「うん、分かってる。」
そう言うとアカギはザバッと浴槽から出て、youに背中を向けた。
自分がしたのと同様に、スポンジにボディソープを付けて泡立てると、youはそれでアカギの背中をゆっくりと当てていく。
「このくらいの強さでいいですか?」
「あー、もうちょっと強めでいいよ。」
「こう?」
「うん、ありがと。」
自分で自分の背中は見えないとはいえ、そのサイズ感くらいは把握している…。
目の前のアカギの広い背中は、自分の幅と全く異なるもので、改めて男女の違いというものを面と向かって目視しているな…と思ってしまう。
youは、アカギが凡そ一人では届かなそうな場所をゴシゴシと擦ってやり、他に洗い残しや気になる場所が無いかを尋ねてみる。
「こんなものですかね……他に気になるとこありますか?」
「ん、ないよ。ありがとう。」
「はい、じゃあパスです。」
そう言ってまだ泡の付いたスポンジをアカギに手渡す。
てっきり「前も洗ってよ」とからかわれるのではないかと思っていたが、そんなことはないようで…。
少し安堵した顔でyouはアカギと交代して浴槽へ浸かった。
それからすぐにアカギも全身を洗い終えため、浴槽に2人で入ることになったのだが…。
「・・狭い。」
「狭いな。」
「だから言ったじゃないですか…狭いから寛げないですよって。」
「you、横に並列しないで縦に入ろうよ…。」
「・・・。」
そう…今現在2人して狭い浴槽に膝を曲げて浴槽に横並びに入っており、
お湯の中では大の大人が体育座りをしているという実にシュールな絵面なのである…。
窮屈だと不満を漏らすyouの身体に手を伸ばし、アカギは強制的に彼女の体勢を変えさせた。
「わ、わ、っ?!」
「こうするの。」
「!!」
動いたことで少しばかりお湯が溢れ、波が落ち着いた時にはyouの身体は先程と方向を変えられており、
バスタブではなくアカギの胸板に背中を預け、彼の両足の間に収まるようにして湯に浸かる体勢となっていた。
「これでちょっとは足伸ばせる。」
「あ、あの…これ、アカギさん窮屈じゃないですか…?」
「なんで?全然。youの顔見れないのはちょっと残念だけど。」
「(わたしはちょっと有難いかも…顔見合わせるの恥ずかしいし…。)」
「ばっちり上からyouの胸は見えるし…。」
「もう上がりましょうかね。」
「ダメ。」
不穏な気配を感じたyouが立ち上がって逃走しようとするのを、アカギがガシッと両肩を押さえて阻止する。
「ちょっと、ゆっくり浸かろうよ。」
「どの口が…!」
「you、ちょっと黙って。」
「~!(誰の所為で怒り散らす羽目になってると思ってんだこの男…!)」
自分の発言がそうさせたにも関わらず、いけしゃあしゃあと「自分はお風呂をゆっくり堪能したいんだけど?」と
伝えてくるアカギに内心怒声を浴びせたい気持ちになるyouであった…。
最終的にフンっと拗ねた様子で押し黙り、ただ真っ直ぐ前を向いて目を閉じると、自分の片側の肩に突然の重み…。
何事かと思えば、アカギがトン…と自分の顎を彼女の肩に付けてきたようだった。
すぐ真横に顔がある…という状況だけでもビックリするというのに、アカギはというと、
そこから自分の両腕を前に伸ばし、youのお腹の辺りで交差させて湯の中で身体をホールドしてきたので、思わず硬直してしまうことになる…。
「あー……眠くなっちまうな…。」
「こ、この状況で…?」
「ん……風呂気持ちいいし、you、柔らかいし…。」
「や、柔いって…。」
「全部だよ。腕とか足とかお腹とかさ。」
「お腹は余計です……お湯掛けますよ…。」
「フフ…。」
恐らくはそういう意味ではなく、純粋に自分の身体と比較して…という意味合いなのだろうとは思ったため、
youも特にそれ以上言及することはなく…。
それからはただ、狭いながらも暫く2人でのんびりと湯に浸かる時間となった…。
そうして本当に、アカギだけでなくyouまでもが風呂の中でうとうとしてしまった頃…。
「ん…。」
「you…?」
「・・・。」
「……寝てる…。」
アカギ自身もお風呂の心地良さに寝入りそうになっていたものの、
目の前の恋人が寝入ってしまっているのであれば話は別…。
やっと来た好機とばかりに覚醒した男は、悪々戯を決行し始める…。
先ずは彼女が着用している水着の背中の留め具をプツリと離し、胸を覆う布を解放…。
背後から彼女の胸に手を伸ばし、直に触れられるようになったその白い胸をやわやわと揉みしだく…。
「んぅ…。」
「あれ、意外……起きないんだ?」
「・・・。」
それじゃあもう少し弄ってみてもいいだろうか…と、アカギは更に行動をエスカレートさせる…。
敏感な部分には触れないように、乳頭の周りをゆっくりと円を描くようにして指でなぞれば、
そのもどかしい感触に眠る彼女の唇から甘い声が漏れ出した…。
「んっ……ぅ…。」
「もどかしい?感じてるの?」
「う……?」
「ん?」
「ん…あ?」
「あ。」
「え……あ……?」
「あー…おはよう、you。」
「…今何か……アカギさん……何かしてた…?」
「シテナイヨ…。」
明らかに何かやましい事をしたのだろうという反応をするアカギをジト目で睨む(正確には顔が見れない位置だが)。
ふと、視線の先を後方のアカギから離すと、風呂の湯にぷかりと浮かんだ自分の水着が目に入り、
そこで初めて自分が何をされたのかを悟るに至ったyou…。
「みっ…水着…!はっ、外しましたね?!!」
「…オレはただ解放してやっただけ…。」
「やかましいわ!」
はっ倒すぞ!とばかりにツッコミを入れ、再び水着のホックを留めようとするものの、
狭い浴槽の…しかも背中にアカギがいる状態ではそれがかなうはずもなく…・。
「残念、通らず。」
「残念じゃなくて、ホック!留めてください!」
「オレが態々外したのに、また留めてあげると思うか?」
「・・・。」
「ご理解いただけたようで。」
「もっ、もう上がりますよ!お風呂でうたた寝とかしちゃったし…このままだとまた寝ちゃうかもですし、良くないし!」
「何だ、じゃあ好都合じゃない……オレが目覚めさせてあげる。」
「何……っ!?」
「you…。」
「っ?!!」
後ろから伸びたアカギの手が、再びyouの胸を覆い、ぐに…と鷲掴む。
急いで風呂から上がろうとした彼女の耳元で名前を呼べば、ビクンと肩を跳ねさせた後、一気に身体から力が抜けていく…。
「あ…あかぎさ…!」
「別にこういうことしたくて風呂に誘ったワケじゃないんだけど……やっぱりこう密着してると…そういう気分になっちまうモンだな…。」
「っ…!」
ぎゅむ…と、湯に浸かった中でyouの胸を幾度か揉むと、その場から再び逃げようと身じろぐので、
アカギはそうは問屋が卸さないとばかりに、とうとうその胸の頂をきゅっと抓んでそれを阻止する。
「ひぁ…っ!?」
「風呂場だと響くね……あんまり大きな声出すと隣、カイジさんにエッチな声聞かれちゃうかもよ。」
「そ、な…っ……だって…ぅ…!」
「フフ…。」
「ぁ…っ…ん!」
水圧が多少邪魔して感度が下がっているとはいえ、それでも他人が弄る予測不可能な指の動きには敏感に反応せざるを得ない…。
それから暫く、むにむにと揉まれたり、きゅっと抓られたり、ぐりぐりと押されたり…。
まぁ兎に角、まるで玩具のようにアカギに胸をいいように蹂躙されたyou…。
大きな声を出せば響いて隣に聞こえてしまうかもしれないという恐怖心から、
何とか耐えて声を抑え続ける…。
「ん…声我慢して……偉いね、you…。」
「は…っ、あ……ぁかぎさ……も…むり…。」
「うん、そだね……オレももうとっくに限界。」
「ぇ……。」
そう言ってアカギがぴたりと手を止めたので、youは一度大きく…はぁ…と熱い息を吐いて呼吸を整えたのだが…。
「っ!?」
自分が攻められて、そちらに意識が集中していた時には全く気付かなかったのだが、
解放された今、やっと全体的に自分を取り巻く環境の変化に気が付き、彼女はサーっと顔を蒼くする…。
というのも、自分の背中に何か異質なものが触れている気配に気付いたためで…。
それがアカギの一物であるということも目視せずとも理解できてしまう…。
「アカギさん……何か…当たって…。」
「うん。」
「それ……どうするおつもりで…。」
「you、どうしてくれる?」
「何でわたし!!?」
「狭いけど此処でする?」
「嫌ですよ!!」
「じゃあ、上がってベッドでする?」
「なんでする前提なんですか!?ダメ、イヤです!」
「なんで。」
「何で?!何でって!ピザ宅配来るんですよ!!?」
「you、ピザ頼むときオレが時間指定したの覚えてる?」
「え……ええ、はい……お風呂入るから念のために2時間後にしておいてって……2時間後ぉ?!」
注文時には特に違和感を抱かず、アカギの言われるままに時間を決定した事を思い出し、
今になってやっとその違和感…というよりは寧ろ過ちに気付いたyou…。
「まだ風呂入って1時間も経ってないし……割とたっぷり目に時間あるんだよ、残念だったね。」
「でも、さっきアカギさん「別にこういうことしたくて風呂に誘ったワケじゃない」って…!」
「そりゃ風呂場で致すって意味。」
「そんな屁理屈みたいな…。」
「風呂場では致さないにしても、ほぼ100%性欲我慢できる自信なんて無かったし。だから2時間後。」
「自慢気に言うな!!」
「クク…でも、youはこういう状況のオレを無碍にできないって知ってるんだよね。」
「っ…!!」
「1時間とちょっとあるんだけど。」
「う…。」
「石鹸のいい匂いがするyouとエッチしたい。」
「~~!!!」
「ダメ?」
「…泣きそう…。」
「泣きそう?なんで?」
「だって……そんな言い方されたら…。」
ちゃぷ…と、なかなか冷めてしまったぬるめのお湯を少し揺らして、
youは身体を動かしてアカギの方へ向き直る…。
そこで、初めて浴槽の中でまともにお互いの顔を見ることとなった2人…。
アカギは既に性欲が限界突破した状態のため、言わずもがなギラギラと餓えた獣のように鋭い眼光で獲物…基、目の前の恋人を見つめる…。
改めてそんなアカギの無言の圧力と希求を目の当たりにし、その視線を受けてぞくりと背筋を震わせるyou…。
無論、アカギはそんな彼女の心情の推移など手に取るように分かるため、
変わらずギラついた瞳で、彼女の首筋から顎にかけてツ…と、真っ直ぐに指で身体をなぞる…。
「ひ…ぁ…っ!?」
「そんな言い方されたら……?」
「わ……わたしもいい匂いするアカギさんに抱かれたいって思ってしまう…ぅ。」
「あらら…。」
「もう限界!」
そう言うと間髪入れずにサバッとお湯の中から出て、その場に立ち上がると、
youは顔真っ赤にして半泣きで風呂場を出て行ってしまった。
勿論長めにお湯に浸かっていたため、体温的な要因もあるだろうが…。
それ以上にアカギから与えられた甘い刺激だったり、誘惑だったりと、あらゆる方面から…という意味での「もう限界」だったのは言うまでも無く…。
「またそんな……歯止めが効かなくなるような言葉を…。」
ククっと笑いながら、アカギはウサギのように逃げ出した彼女の後を餓えた狼のように追うのだった。
思いつきで誘ってみたもの
思わぬ収穫...
(ピザの宅配までに間に合ってよかったね。)
(・・・。)
(そんなに怒らなくていいじゃない。)
(・・・。)
(…お風呂でのこと?お風呂あがってからのこと?)
(どっちもですよ!)
(だって…風呂じゃん…裸見れるし、ムラムラするって。)
(言い訳になってなーい!結局またお風呂入る羽目になったじゃないですか!!)
(そうかもだけど、でも…風呂上りのyouすげーいい匂いした。良かった。)
(くっ…それは…!わたしも…そう、思ったんだけど…!)
(石鹸の匂いがするyou、また抱きたい。)
(つ…「次はいつ?」みたいな目をするなぁああ!!)
words from:yu-a
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