step2_(イベント編)
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【Attention!】
※お正月に因んだ各キャラクターとの会話形式夢です
※基本的に前後の話に繋がりは無く、友達以上恋人未満な関係での各自ルートとなっています。
- - - - - - - - - - - - - - - キリトリ - - - - - - - - - - - - - - - - - -
201号のアカギさん
you「あ、アカギさん、年明けましたよ。明けましておめでとうございます。」
アカギ「ん、あけましておめでとう、you。今年もよろしく。」
you「はい、よろしくお願いします。」
アカギ「…何か……正月感ねェな…いつも一緒にいるから。オレは嬉しいけど。」
you「んー…じゃぁ、正月感感じに初詣にでも行きます?」
アカギ「ヤダ。寒いし面倒だし人多い。」
you「身も蓋もない…。」
アカギ「それよりアンタとこうしてのんびりしてる方がいい。」
you「そ、そうですか…。」
アカギ「なぁ、you。」
you「はい?」
アカギ「今年こそ、オレのこと好きになってよね。」
you「そっ、そういうのは……御祈願でお願いします…。」
アカギ「ハァ?」
you「それこそ、初詣行ってお願いした方が…いいんじゃないですか?とか…。」
アカギ「クク…どうかね……最近個人的には神頼みレベルってワケでもなくなってる気がするんだけど?」
you「~~ッ……知りませんっ!」
アカギ「あらら。」
you「・・・。」
アカギ「・・・やっぱり初詣行こうか。」
you「え、急に?どうしたんですか?寒いし面倒だし人多くて嫌だったんじゃ…。」
アカギ「祈願しに行こうかと思ってね。」
you「もしかして……い、今のお願い事ですか…?」
アカギ「いや……。」
you「(違うんかい!!)」
アカギ「今年中に好きになってもらうのは決定事項だから……前もってその先の事をね、ちょっと。」
you「意味が分からない…。」
アカギ「youがオレとxxxしてくれますようにって…。」
you「一歩も外に出しませんからね。」
アカギ「ハハハ、youに軟禁されるなら、それも悪くないかもね。」
you「ああ、やっぱり今年もアカギさんに、いいようにからかわれる気がする…。」
アカギ「フフ…。」
今年も負け知らずでしょう。
*。゜.*。゜.*。゜.*
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203号のカイジくん
you「カイジくん、明けましておめでとう!」
カイジ「おお、you。明けましておめでとう。」
you「唐突ですがカイジくん。お正月といえば?」
カイジ「お年玉?」
you「うーん……もらえる年齢でもないのにね、カイジくんらしい…。」
カイジ「ほっとけ。」
you「他には?」
カイジ「他ぁ……初詣、初売り、羽子板…お節料理とか……?」
you「んんん~~!!惜しい!もう少し!近い近い!」
カイジ「近い……?」
you「近い!食べ物!」
カイジ「昆布とスルメ……数の子…?」
you「そっち行っちゃうかぁ……。」
カイジ「いや、どうした急に……何??」
you「カイジくん、今から暇?」
カイジ「え、全然暇だけど…。」
you「年末にね、美心ちゃんに美味しいお雑煮の作り方を教えてもらったから、頑張って作ってみたんだけど…一人で食べるの寂しくて…。」
カイジ「食うッツ!!」
you「本当?よかった!アカギさんや零くんも呼んで皆で食べようかと思ったんだけど、2人ともいないみたいで…。」
カイジ「いないの!?あの2人いないの?!っしゃ……!!!」
you「カイジくんがいてくれてよかった……今年、一人なんじゃないかって思ったら本当に寂しくって…。」
カイジ「いや寧ろ来年も再来年もyouと一緒に過ごさせて。」
you「ふふ、嬉しい……ありがと。じゃぁ、さっそく家へどうぞ!っていっても隣だけど…。」
カイジ「おう………あ、そうだ!」
you「?」
カイジ「今年もよろしくな、you!」
you「あ、うん、そうだね!今年もよろしく、カイジくん!」
カイジ「あと……寂しい時は言えよな……オレでよければいつでも、すぐ会いにいくから…。」
you「カイジくん……うん、ありがとう。その時はよろしくお願いします。」
カッコイイがその発言はニート…。
*。゜.*。゜.*。゜.*
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205号の零くん
零「youさん、おみくじ何だった?」
you「うーん……小吉…ちょっと悲しい。」
零「そっか…でもいつぞやのカイジさんの凶に比べたら…。」
you「それは確かに…。」
零「それに大丈夫だよ、ほら!オレが大吉だから!」
you「わ、おめでとう!でもそれは零くんの大吉だから…。」
零「そうなんだけど、見てここホラ!『あなたの大事な人が困っている際、手を差し伸べれば、必ず救済者となれるでしょう』だって!」
you「おぉ…。」
零「オレの大事な人はyouさんだから、困った時には頼ってね。絶対助けるから!」
you「も、もう……零くんてば……。」
零「ふふ、向こうにおみくじ結ぶとこあるよ、行こう!」
you「うん。」
・
・
・
零「参拝したし、おみくじ引いたし、絵馬書いたし…。」
you「あとは帰るだけだね。」
零「そうだね…参拝客凄く多いし……ちょっと確かに長居はできないね。」
you「色々出店も出てるから……ちょっと残念だけど…。」
零「お祭りみたいだよね。」
you「本当にそう……っきゃ?!」
零「危ない!!」
you「び、ビックリした……ぶつかったの外人さん??ごめん、ありがとう零くん…。」
零「大丈夫?海外では冬季休暇は1ツキくらいある国も多いから、ニューイヤー観光も多いみたいだね……それにしても凄いガタイのいい外人さんだったね……何食ったらあんな風になるんだろ…。」
you「人体の不思議だねぇ。」
零「本当。」
you「てか、やっぱり帰った方がいいね。」
零「うん、じゃぁ……このまま手繋いで帰ってもいいかな?」
you「あっ、ごめん!わたしずっと握りっぱなしで…。」
零「構わないよ、寧ろ願ったりかなったりだ。ふふ……ここの神社のおみくじ凄い当たるね。ビックリ。」
you「え……あ!」
零「『あなたの大事な人が困っている際、手を差し伸べれば、必ず救済者となれるでしょう』だってね。」
you「確かに凄い…。」
零「でも、それは今日だけに限った話じゃなくてさ……今年一年…ううん、この先もさ…おれはyouさんの救済者になりたいな。」
you「零くん…。」
零「全力で守るから、今年もよろしくね、youさん!」
you「こ、こちらこそ!早速助けてくれてありがとう……今年もよろしくね。」
あと『恋愛:実るでしょう』って書いてあったんだけど
気付いたかなぁ…?
*。゜.*。゜.*。゜.*
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101号のマミヤと町工場の治くん
マミヤ「治ぅ……早く引いてよ。」
治「マミヤ…お前ババ持ってないよね?」
マミヤ「さぁ…どうだろね。」
治「ええいっ!あ、やった!揃った!!はい、次はアカギさんですよ!どうぞ!」
アカギ「ん。」
治「滅茶苦茶淡々と引かれた…。」
アカギ「はい、you。」
you「うー…アカギさんポーカーフェイス過ぎてババ持ってるのかどうか全然分かんない…。」
アカギ「だってこれそういう勝負でしょ…。」
you「そうなんですけど……んんんーー…。」
アカギ「・・・真剣にカードを選ぶ顔もいいね、ずっと見てたくなる。」
you「なっ、何言ってるんですかもう!!!ええい、もうこれでいいですっ!」
アカギ「クク……。」
you「!!!」
マミヤ「え、ちょっと……youさん今ババ引いたでしょ、絶対引いたでしょ!」
you「ヒイテナイヨ。」
マミヤ「嘘下手過ぎか!!!」
you「ヒンッ、ごめんマミヤちゃんんん!!」
マミヤ「もーっ、youさん~~!」
you「できればババ取ってぇ…。」
マミヤ「youさんのために取ってあげたいけど……勝負は勝負!!」
you「!!」
マミヤ「これか……?それともこっち?いや、端っこ、とか……?ふ…これだ!」
you「!!」
マミヤ「っしゃ当たりー!アガリーーー!!!」
you「わぁああん!!」
マミヤ「さぁ、ドベは誰かな~?『The年明け賭けトランプ!敗者は勝者のお願いを1つ叶えるんだよババ抜き!!』マミヤ様のお願いを聞いてくれる最下位の奴隷ちゃん~♪」
you・アカギ・治「「「・・・・。」」」
・
・
・
治「すみません、youさん!勝っちゃいました!アガリです!!」
you「ぎゃーー!最下位ーー!!!」
治「勝ててよかったー……マミヤに飯集られなくて済んだ…。」
you「うう……マミヤちゃん様……最下位はわたしです。」
マミヤ「てっきり治が最下位になると思ってた…。」
アカギ「オレも。」
治「ひどい!」
マミヤ「youさんが相手でしょ~……うーん…そうだなぁ…。」
アカギ「あんまりyouのこと困らせるなよ?」
マミヤ・you「「それアカギさんが言う?」」
アカギ「あらら。」
マミヤ「うーん……あ!じゃあ、お昼寝したい!youさんのお膝で!」
you「え、そんなんでいいの…?」
マミヤ「うん、それがいい。」
you「そんなの……時間があればいつでもどうぞ。」
アカギ「え、そうなの?じゃあ今度頼むわ。」
you「マミヤちゃんならって話です!!!」
マミヤ「えへへ、正直かなり嬉しい。オレ、youさんと知り合えて本当によかった!」
you「ふふ、わたしもだよ。」
マミヤ「今更だけど、今年もよろしく!!」
you「こちらこそ、よろしくお願いします。治くんも、アカギさんもね。」
アカギ「よろしく。」
治「はい!オレの方こそ……今年もよろしくお願いします!!」
お正月にコタツでゲームという…
親戚の集まり感ある日でした
*。゜.*。゜.*。゜.*
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ご近所の平山さん
you「あ、ゆっきー!」
平山「you。」
you「明けましておめでとうございます!」
平山「おめでとう。今年もよろしく。」
you「はい!こちらこそよろしくお願いします。」
平山「こんな道端で何してたんだ?」
you「それを言うなら平山さんこそ……わたしは普通にコンビニの買い物帰りです。」
平山「の割には荷物無いんだな。コーヒーだけか?」
you「うん……本当はデザートとか肉まんとか…買おうと思ったんだけど…退屈だったから外に出たかっただけなのかも…結局ホットドリンクだけにしちゃった。」
平山「退屈って……いつもの赤木しげるは?」
you「新年早々、今日は大家の遠藤さん家で男性陣だけで麻雀してますよ。」
平山「ハハ、成程……そりゃお前………平和だろ。」
you「そうっ……なんですよ!!」
平山「何つーか……お前が平穏に過ごせてると、オレも嬉しいよ……。」
you「うう、ありがとうゆっきー……!!」
平山「今年は平和だといいな……あと、ゆっきーはヤメロ。」
you「うんうん……あ、そうだ!折角なんで、もし予定無ければ今からその平和を神社に祈願しに行きません?」
平山「あー……うん、オレも暇だしな……じゃ、行くか。」
you「祈願は勿論、今回は絵馬も書いちゃいません?」
平山「いいぜ。何書くか当ててやろうか?ていうかお前もオレの書きたいこと分かるよな?」
you「分かります、せーので言いましょうよ「せーの!」」
平山・you「「今年こそ赤木しげるに絡まれませんようにッツ!!」」
平山「ハハ…。」
you「ふふ…。」
平山「やっぱそうなるよな。」
you「なっちゃいますねぇ~、そういう点ではわたしとゆっきーは息ぴったりだ。」
平山「まぁ、すげー悲しい点だけどな…。」
you「じゃあ今年は嬉しい点で息ぴったりになれるといいですね!」
平山「そうだな。」
アカギ「ククク……そう、頑張ってね。」
平山・you「「ギャーーー!!出たーーーーッツ!!」」
今年も逃れられないでしょう。
*。゜.*。゜.*。゜.*
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ご近所の一条くん
一条「こんばんわ!いらっしゃい、あと……明けましておめでとう、youちゃん。」
you「おめでとうございます、一条くん!今年もよろしくお願いいたします。」
一条「どうぞ、入って。」
you「お邪魔します…あ、これよかったら…大したものじゃないけどお年賀でお菓子の差し入れです。」
一条「え、わざわざありがとう。」
you「相変わらず一条くんとこのマンション広い~…羨ましい…。」
一条「フフ…キミならいつでもウェルカムだよ。何なら一緒に住む?」
you「もう、またそんな風にからかう……一条くんに真顔で言われると冗談に聞こえないから困るよ…。」
一条「えー…冗談じゃないんだけどなぁ……まだ時間が必要かぁ~。」
you「??」
一条「あ、それはそうと……年末はごめんね…どこの会社も28日以降は仕事納めのとこが殆どだって言うのに、仕事に駆り出しちゃって。」
you「ちょうどわたしは休みもらってたし、暇してたし。一条くんが忙しいのを微力でも力になれたら良かったよ。」
一条「そう言ってもらえると嘘でもホッとするよ、忙しい中、本当にありがとう。」
you「嘘じゃないのに…疑り深いなぁ…。」
一条「はは、そうだよね、他の人ならともかく……キミは本音で応えてくれる子だったね。」
you「そもそも一条くんの出してくれた『年末手伝ってくれたら、年明けに自宅で僕が作った豪華なディナーを提供するのはどう?』っていうご褒美につられて手伝ったんだし。わたしだって結構現金よ?」
一条「知ってる。だから今日は腕によりをかけてyouちゃんのために準備したんだから。どうぞ、こっち。」
you「わああああ!!え、本当に凄い!ドラマとか映画でしか見たことないよ、こんな豪華な自宅ディナー!!」
一条「乾杯はシャンパン、前菜とメインはお肉にしたよ、特に頑張ったのがこのローストビーフ!どう、凄いでしょ?」
you「何か………今更なんだけど…わたしココに呼ばれて大丈夫…?」
一条「え、年末出勤のお礼もあるけど、寧ろオレがyouちゃんの為にしたくて用意したんだから。」
you「一条くん……すごく嬉しい、ありがとう。」
一条「うん、だから…よかったら今年もこうやってもっと距離を縮めさせてよ。」
you「…はいっ、今年も、仲良くしてください!」
泥水啜った時代の話なんて
キミには絶対聞かせるものか!
今年も絶対自分の秘密を守り抜く!
*。゜.*。゜.*。゜.*
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102号の銀二さん
you「あ、銀さん!あけましておめでとうございます!年明けから福本荘にいらっしゃったんですね!」
銀二「おお、youか…明けましておめでとう。」
you「森田くんもこちらに?」
銀二「今日は俺がオフ、森田が仕事。明日は俺と交代。」
you「わ……やっぱりお忙しいんですね…。」
銀二「1日は2人で休みだったから、ゴロゴロしてたんだが……別に年末年始一緒にいて祝う家族もいねェしな……暇してるより動いてた方がいい。」
you「そういう考え方もあるのか……。」
銀二「お前さんは今日は何を?」
you「初売り行こうかやめようか悩んでました。友達も皆忙しかったり先約アリみたいで……一人かぁ~って…。」
銀二「なら、俺と行くか?」
you「えっ?!」
銀二「こんなオッサンじゃ迷惑かね?」
you「寧ろいいんですか?!」
銀二「勿論。暇だって言ったろ?」
you「嬉しい、ありがとう銀さん!」
銀二「可愛い可愛い嬢ちゃんにはお年玉もやんなきゃだしな。」
you「い、いいですよそれは……お年玉もらうって歳じゃないですし…。」
銀二「そうか?昨日バッタリ会った時「お年玉だ」っつって渡したら、伊藤カイジは昨日喜んで3万もらって帰ったぞ。」
you「え…えぇ…か…カイジくん……あの、森田くん滅茶苦茶怒ったんじゃ…。」
銀二「森田には言ってねェ。」
you「ああ、じゃぁ言わないであげてくださいね、2人のためにも……凄い喧嘩が勃発しそう…。」
銀二「おう…(今度森田に言ってみよ。)」
you「わたしには銀さんと年が明けてすぐにこうやって挨拶できて、しかも一緒に出掛けられること自体が銀さんからもらえるお年玉みたいなものなんで、それで十分!」
銀二「仕方ねェな……お年玉代わりの福袋は5つまでだぞ。」
you「銀さん人の話聞いてた?」
銀二「だってお前……たまらんぞ今のは…!」
you「何が?!」
銀二「欲しいモン何でも買ってやりてェ…好きな物全部食わせてやりたい。そんな衝動だった…いや、今もだが。」
you「もう…!あ!そうだ!わたし、銀さんからいただきたいものを今思いついたので、それをお願いしてもいいですか?」
銀二「ああどうぞ、何でも。金ならある。」
you「だからお金じゃないんですって…。」
銀二「?」
you「今日、折角なんで銀さんと手を繋いでいたいんですけど……ダメですか?」
銀二「無理みてェだなぁ…。」
you「えぇっ?!ダメですか?!ショック…。」
銀二「今年もお前さんには絶対勝てねェ気がするわ…。」
you「ど、どういう…?」
銀二「お前さんにとってそんなに俺の手が価値あるもんなのかは分からねェが……それでyouがいいって笑ってくれるんなら、いつだってこの手を差し出すよ。お手をどうぞ、お嬢さん。」
you「ひぇ……かっこい…。」
お互いが思う以上に
お互いの提案が
win-winなのです
*。゜.*。゜.*。゜.*
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102号の森田くん
you「森田くんは絵馬何て書くの?」
森田「んー……色々あるけど…やっぱ『今年も銀さんと五体満足で仕事続けられますように』とか『銀さんの役に立てる男になれますように』とかかなぁ……絵馬2枚書くか…?」
you「はぁ~~…。」
森田「え、何……すげー深い溜息…。」
you「何でもないです。」
森田「いや嘘じゃん、絶対嘘じゃん!」
you「森田くん……わたしが絵馬に今から書こうとしてること、分かる?」
森田「え、いや……全然……見当もつかないけど…。」
you「正解は『森田くんが銀さんの呪縛から解放されますように』だよ。」
森田「は、ハハ……な、何だよそれ…呪縛って…。」
you「前にも言ったかもだけど……銀さんは森田くんにそんな自己犠牲する相棒になってほしいなんて……思ってないんじゃない?」
森田「じ、自己犠牲って…。」
you「今日、森田くんと初詣に行くこと銀さんに言ったんだけど、その時銀さんに頼み事されたよ。」
森田「えっ!銀さんに頼み事?!!」
you「言われた。「森田がオレや仕事の事ばっか話題にするようなら、思いっきり引っ叩いて止めさせろ」って。」
森田「!!?!」
you「まさか本当にそんなことをする羽目になろうとは……。」
森田「え、え……マジで?マジでyou、そんなこと…を?」
you「銀さんとの約束ですからね……覚悟はいい?森田くん…!」
森田「いやちょっと待っ……!!!」
you「そぉい!」
森田「・・・!」
you「・・・。」
森田「あ……の、you………ひはひんはへほ(痛いんだけど)。」
you「頬を抓っています。結構痛いでしょ。」
森田「おほ(おお)。」
you「反省した?銀さんとの仕事の事じゃなくて、自分のこと考える?」
森田「ほーひはう(そうします)。」
you「・・・よし。」
森田「…っ、地味に痛かったんだけど…。」
you「ごめんね、でも流石にこんな沢山の参拝者の中、思いっきり引っ叩くのはちょっと……。」
森田「オレもごめん……何か、折角youと出掛けてんのにな。」
you「そうですよ、ただでさえ森田くん忙しいからなかなか一緒に出掛けたりできないのに…。」
森田「youは、オレと出掛けて楽しいの?自分でも何だけどオレ仕事と銀さんの話しかしなくね?」
you「ふふ、そうだね。でも、その2つの事をすっごく嬉しそうに話す森田くんを見ると、わたしも楽しくなるし、銀さんのことを好きになるよ?」
森田「えっ?」
you「え?」
森田「いや…っ、ダメ……そ、それはダメッ…!」
you「え、だめなの?」
森田「ダメだっ……銀さんのことを好きになるとか、そういうのは…ダメっ!!」
you「ダメなの?」
森田「そりゃあダメだろ!だって……。」
you「だって…?」
森田「中身銀さんの話でも!お………オレと話してんだから…………オレのこと見てくれないと……困る。」
you「あら………まぁ。」
森田「~~ッ!!えっ、絵馬ッ!!絵馬書くぞ、you!!」
you「ふふ、何て書くの?」
森田「そ、それは言えない…!」
you「さっきは教えてくれたのに?」
森田「銀さんと仕事のことはアレだけど……それ書くなって言われたらプ、プライベートな事だから!ダメだろッ!」
you「けち………んー…でも、何か……。」
森田「な、何…?」
you「何となく、今なら森田くんもわたしも似たようなこと書きそうだなって。」
森田「・・・ど、どうだろうな。」
you「叶うといいね。」
森田「・・・~~っ……叶うといいな。」
今年はたくさん
一緒にいられますように
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コンビニの佐原くん
佐原「youちゃ~~ん!!」
you「佐原くん!」
佐原「ゴメン、ちょっとバイト時間押した…上がる寸前で宅配受付の客が来ちゃってさ…ちょっと時間掛かった。」
you「コンビニの店員さんって大変だよね、本当に色んな作業があって…。」
佐原「んー…まぁ、別に居酒屋とかパチ屋とか稼げるバイトに変わってもいいんだけど…結構夜は暇だし、時給も高いから~って感じかな。それに、youちゃんとも出会えたしね!それ一番大きい!」
you「またそんな…。」
佐原「いやいやマジでオレそう思ってるから!」
you「ふふ、ありがとう。わたしもカイジくん繋がりで佐原くんに声掛けてもらって、仲良くなれて嬉しかった。」
佐原「youちゃん…無理矢理誘ったとはいえ、寒い中今年最後の日に一緒に過ごしてくれてありがとう。」
you「こちらこそ!自分からは大晦日の夜と年明けにまたがって初詣なんてなかなか行こうと思わないから、佐原くんのお陰で貴重な経験してる!誘ってくれてありがとう!」
佐原「マジ感謝……あ、そだ!帰りに年越しそば食って帰ろう?付き合ってもらったお礼に奢る!」
you「あっ、名案!」
佐原「年末年始らしいよね。」
you「神社に行くから無いかもだけど、除夜の鐘とかつきたいよね。」
佐原「え、オレそんな煩悩塗れ?いや、自覚あるけど……それならカイジさんの方が…。」
you「誰にだって煩悩はありますから。」
佐原「あー……のさ、例えばの話……好きな子と寒い日に出掛けて、手を繋いで歩きたいとか、そういうのって…煩悩?」
you「んー…どうだろう?純粋なのか下心があるのかで判断されるとか?」
佐原「どっちも!って場合は?」
you「煩悩入っちゃってるから、煩悩かなぁ?」
佐原「っ…youちゃん!!」
you「はい?」
佐原「手……つ、繋いでいい?」
you「え?」
佐原「煩悩寄りの純粋な気持ちで言ってる。」
you「…うん、いいよ。」
佐原「え、いいの?煩悩寄りだよ??」
you「「わたし」は佐原くんからのその気持ちが嬉しいから、除夜の鐘ついて消してほしくない、かな?」
佐原「~~ッ!!」
you「ね、佐原くん、来年もよろしくお願いします。」
佐原「こちらこそ、よろしくお願いしますッ!!。」
来年は やや煩悩寄りで
キミと一緒にいたいです!
*。゜.*。゜.*。゜.*