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おっとり彼女とアカギさん
ハロウィンですよ、アカギさん。
「なにそれ?」
「ランタンです、カボチャの。今日はハロウィンですから。」
「ふーーん。」
「かわいいですねー。」
雑貨屋で買ったであろう可愛らしい顔のジャックオーランタンに、youは蝋燭を立てて火を灯した。
それから彼女は立ち上がって、部屋の電気を消しに行く…。
暗闇に浮かび上がるジャックオーランタンの灯。
それを頼りにふらつきながら歩いていると、ふいに足を誰かに掴まれて盛大にこけるyou。
「いたぁい!アカギさん、何するんですか!」
「は?オレ何もしてないけど。」
「嘘だぁ!今わたしの足掴んでこけさせたでしょー!」
「してない。」
「じゃあ誰がやったって言うんですか!」
「ハロウィンなんでしょ?じゃぁオバケじゃない?」
「・・・・。」
その場に座り込み、無言でアカギにしがみ付くyou。
アカギはくすくす笑いながら、小さな灯りに照らされた彼女の顔を覗きこんだ。
「なに?怖いの?」
「怖くないです。」
「…ふーん?」
「……アカギさんが傍にいるから。」
「…お前、それ反則。」
足を掴んだ良心が痛い!
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