記念作品
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「やっぱ冬はこたつで麻雀だよな。」
「それ、変。普通はこたつでみかんじゃないの?」
夕飯の後、TVを眺めながらの赤木の台詞に対して
youはきょとんとした顔で隣に座す彼の横顔を見た。
「これだから最近の若い奴らは…昔のこたつは上の台をひっくり返すと雀卓みたいに使えるやつがあってだな…。」
「へぇ〜!だからこたつで麻雀なんだ?」
「まぁ、そういうことだ。」
赤木の説明に「なるほど」と納得の意を示すyou。
テーブルの上の暖かいお茶を一口啜り、一息吐いたあと、
彼女は何の前触れもなく、話の続きを口にする…。
「でも、やっぱりわたしは麻雀よりみかん派。まぁ、別に林檎でも何でもいいけど。」
「何でもいいなら、言い争ってる意味無いじゃねぇか…まぁ、別に争っちゃいねぇが。」
「でも麻雀は駄目なの〜。」
「……トランプは。」
「ルールが簡単なものなら可!」
「…何だそりゃ。」
「あとはですねー、オセロは良くて囲碁は駄目です。崩し将棋は大丈夫で普通の将棋は却下。ああ、あとチェスも駄目。さて、なぜでしょう!」
「ハハ、何だそりゃ、クイズか?」
軽く笑い、赤木はそれと同じくらい軽くyouの言葉を考えてみる…。
結構な時間を要するかと思いきや、意外にも早くその答えが赤木の頭に浮かんだ…。
「分かった。」
「おお!?」
「つまり、除け者はイヤってワケだ。」
「・・・やっぱすごいな、赤木さんは。」
ポカーンと口を開け、youは呆けた表情で赤木を見つめる。
それからすぐに「正解」と頷いて、彼女はその理由を改めて言葉にした。
「要は、わたしが出来る遊びは許可されて、出来ない遊びは却下されるんです。」
「そうだろうと思った。」
「うう〜。」
「さて、その理由は何か、一応聞いておこうか。」
ピン、と…指を鼻先に突き付けられ、一瞬だけそこに視線が寄った。
そして彼女のその視線はすぐに彼へと向けられるのだ。
「…分かってるくせにっ!」
「分かってるさ、ただ言わせたいだけ。」
「意地悪だなぁ、ホント…!」
「じゃぁ、俺は一人で雀荘行った方が?」
「だめっ!わ…わたしにっ、か、かまって!//」
「くださいよ」という文末の敬語を言う隙も無いくらいに瞬時に彼女の願いは叶う。
そして驚いた顔の後、youは赤木にキスを返した。
Thank you for your supporting,
Best Wishes for a new year!!
words from:yu-a
card design:ichiya