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赤木しげる
座ったのは不可抗力
座す。
〜アカギさんの場合〜
「ぬぉおお!!」
「?!」
彼女の、女性らしからぬ声には、流石のアカギも驚いたようで…。
大きく目を見開けば、どうやら何かに躓いたらしいyouの身体がぐらり…と傾いた姿が目に映った。
咄嗟に手を伸ばし、彼女の腕を掴んだのだが…。
如何せん足場が良くなかった。
座ったままの彼では彼女を支えることはできず、そのままyouの身体は落下してきた。
youも崩れ落ちる瞬間、下にアカギがいることを知っていたために
何とか彼への衝撃を和らげようと、尻餅をつく前に後ろ手に床を付く。
ボスっと音を立てて、youはアカギが組んだ脚の間に見事に着席する…。
「・・・。」
「・・・。」
「ご…。」
ゴクリ…と生唾を飲み込み、youはそっとアカギを振り返り…。
「ゴメンなさい!ごめんなさい、ごめんなさいゴメンナサイー!!!」
何度も謝った。
「ごめんなさい、アカギさん!痛かったですよね!?」
「いや…別に…。」
「重かったですよね!すごいG掛かってたですよね!?ああああ!」
「(Gって…)」
「す、すぐ退きますから!!」
「あ。」
膝の上から退こうとする行為を制し、アカギは後ろからyouの身体を抱きしめる。
「あ…アカギさん?!//」
「折角だから……。」
「せ、折角の意味が分からないんですが…//」
「…イヤ?」
「い、嫌じゃないです!全然!寧ろ圧倒的僥倖ですっ!」
「そう。」
「あの…。」
「ん?」
「やっぱりその…・落ち着かないんですが…。」
「なんで。」
「何でって、だって…//」
要は好きな人に抱きすくめられているわけで。
思わぬ不可抗力によって、凄く密着しているわけで。
「胸が凄くドキドキしているわけで。」
「富良野は寒いわけで?」
「この時代に北の国からは放送されてないわけで。」
「フフ…。」
微かに笑ったアカギの声にもドキドキしつつ、youもそれを誤魔化すように笑う。
が、アカギはそんなことはお見通しとばかりにニヤリと、youの後ろで人知れず妖艶な笑みを浮かべる。
「どのへん?」
「え??」
「ドキドキするの、どのへん?」
「何言って…ちょ、アカギさ!やめっ…//」
「診てあげようか。」
「ええええ遠慮します!診てもらうなら病院行きますから!!//」
「でもさ…。」
「へ?」
「その原因がオレだったら、医者に診てもらっても無駄でしょ。」
「う"っ…。」
「んじゃ、まずは触診から。」
「ちょ、待ってってば……ぁぅ//」
診てあげる
触ってあげる
愛してあげる
words from:yu-a
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