平山幸雄
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for『Lion Heart』.
相互リンク感謝作品
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貴方と初めて
握手を交わした瞬間に
見えたヴィジョンに涙が溢れた
指絡ませるその理由
20XX年8月初旬
私は現在の恋人、平山幸雄と出会った。
TVでよく霊が見えたりとか、その人の未来や前世が見えたりという人がいるというけれど……
私は生まれて此の方全くそんな特別な第六感というものなんて持ち合わせていなかったし、
これからもそうだろうと思ってその日まで過ごしてきた。
しかし、どういうわけだか知らないが
ひょんなことから彼と知り合い、挨拶を交わし、握手をした瞬間…
彼のその指先からビリっと何か電流のようなものが走った。
それは私の身体を駆け巡って、まるで映画のシーンをコマ送りするように
沢山の映像の欠片が脳内のスクリーンに映し出された。
大金を持った柄の背広を着た男がいて、その隣で嬉しそうに笑う彼の姿。
彼と同じような白髪の…切れ長の目の青年に対して憤慨する姿…。
薄暗い部屋の雀卓を囲って真剣な顔つきで麻雀をする姿。
真っ白なスーツの男達によって卓の上に押さえつけられている姿。
そして……
そこで彼が息絶える姿。
柄の背広の男が持っていた札束が現在使われている万札でなかったので、
視えたビジョンはおそらく過去のものだろう…。
そう、過去に…彼が辿った結末なのだろう…。
「お、おい…どうしたんだ?」
「…っ…!」
彼が呼び掛けて、私は初めて自分が泣いていることに気付いた。
そのまま彼に抱きついたのが、私たちが繋がるきっかけになった。
それ以降は、私が彼の手だとか顔だとか…身体のどの部分を触っても
そんなヴィジョンは視えなかったし、付き合っている今も視えてはいない。
だから私は思ったんだ…。
「幸雄を幸せにすることが私の使命なんだ、って!」
「は?何だ急に…?!」
ぐっと拳を握ってソファに座る男の前で仁王立ちになって叫ぶ。
彼こそ、今しがた彼女の回想の主役である「平山幸雄」。
「幸雄、大丈夫だからね!」
「なにが…。」
「私が絶対う〜〜〜んと幸せにしてあげるからね!」
「何の話だ…。」
「未来(これから)の話!ずっと一緒にいようね!」
「何を唐突に…///」
「一緒にいさせて?私に幸雄を幸せにさせて?」
「…馬鹿かお前は…。」
「なんで〜!」
軽くあしらうような平山の反応に、少し膨れた顔でソファに駆け寄る…。
その瞬間、伸ばされた大きな手が彼女の腕を掴んだ。
少し力を入れて手前に引くと、バランスを失った身体はソファに倒れこむ…。
否、平山幸雄の腕の中に倒れこんだ。
衝撃で咄嗟に瞑った目を開き、眼前にある平山と視線が絡ませる…。
「ゆきぉ?」
「オレも。」
「ん?」
「オレも一緒にいてyouを幸せにするつもりだ。」
「つ・も・り?」
「する。」
「うん。」
そうやって2人、柔らかく笑う…。
そしてyouが平山の首に両腕を回し、口付ける…。
平山はそれを享受し目を閉じた。
ゆっくりと唇を離し、youはぎゅっと平山に抱きつく。
「なぁ、you。」
「んん?」
「今すぐ幸せにしてやろうか?」
「え、何、結婚でもするの?」
「それでもいいけど、ま、それの基本になるモンかな。」
「……それって…。」
「そういうこと。」
「まだお昼、だよ。」
「何だ、オレのこと幸せにしてくれるんじゃなかったのか?」
「うぅ……そういうトコズルイよね、幸雄は。」
「クレバーだと言ってほしいね、賢いって。」
そう悪戯に笑って、youの身体を反転させて軽く口付ける。
それから啄む様に何度もキスを交わし、徐々に深く口付けていく……。
そして平山がyouの服に手を掛けた時、
「ちょっと待って」とストップがかかった…。
「あの…幸雄、ここ…リビングのソファですけど。」
「嫌なのか?」
「カーテン開いてるし、明るいし…。」
「外からは見えないだろ。」
「でも幸雄には見える…。」
「ダメなのかよ!」
「……恥ずかしい。」
「大丈夫、声はTVがかき消してくれる。」
「聴覚じゃなくて、視覚の話したんだけどなぁ。」
少し呆れたような声でそう言ったyouだが、
素でそういう答えを出した平山がどうにも愛おしくて抱きついて笑った。
*。゜.*。゜.*。゜.*
「もう、ここでいい、私が折れてあげる。」
「ん。」
youが妥協することを知っていたかのように
平山は了承を得るや否や彼女の首筋に唇を這わせる…。
「ん…っ///」
首筋から胸元に降りてくる平山の唇……。
その何とも表現できない擽ったさに我慢できずにyouから漏れる声。
それは平山を更に優越感に浸らせ、これからの行為を促進させるものだった…。
彼女の出す無意識の声に促され、平山は片手をyouの髪に伸ばす。
サラサラと流れるそれが平山の腕に当たり、擽ったさからクスッと笑いが零れた…。
「何で笑ってるの?」
「いや…髪が当たって擽ったくて……。youは?後ろ、腕で頭痛くないか?」
「うん、幸雄の腕枕好きだから。」
「そうか…よかった。痛かったら言えよ?」
「それ、どっちに対して?」
「……両方だ。」
「……了解。」
顔を見合わせて笑う2人。
引き寄せられるように唇を重ねると、平山の手がyouの胸に伸びる…。
「ん…///」
「youの胸あったかいな。」
「幸雄のも…///」
そう言ってyouは頭上にある平山の胸板にそっと手を這わす…。
ムズ痒そうな表情になった彼の顔を嬉しそうに見て、顔を近づけた。
何をするのかと不思議そうな顔をしている平山にフェイントをかけるyou。
ペロっと彼の胸の頂を舐めると「ぅわっ!」っと驚きの声があがった。
「な、何してんだよ!///」
「わ、顔真っ赤!」
「うるさい、こういうのは男の仕事なんだよ…覚えとけ///」
平山は少し拗ねたような顔でyouの額に軽くデコピンを喰らわせる。
そして、その動作に咄嗟に彼女が目を瞑ったのを狙って仕返した。
youがしたのと同じように、彼女の胸の頂に口付ける…。
暫く口に含んで舌を動かし、きつく吸い上げると
その刺激から甘い声が何度も飛び出す…。
「ゃ…っ…///」
「っは……you…。」
「ゅき…。」
「もぉ、息上がってんじゃん…大丈夫か?」
「…ぁっぃ///」
「ん?ココ?」
「やっ…!そういう意味じゃ……ぁっ!///」
下腹部に伸ばした平山の手を制するyouの否定の声も虚しく、
平山の指は無遠慮に下着越しに彼女の秘部を何度も何度も行き交い撫でる…。
益々赤くなり、息を上げるyouを満足そうに見下ろして
平山はyou自身を包む布を取り払った。
予想通りというか…案の定というか…
秘部に直に触れて、濡れていることを確認した平山。
嬉しそうに口角を上げてyouに話しかける。
「相変わらず素直。」
「っ…あ!」
平山は一言言葉を発した後、すぐに指をナカに挿入する…。
一瞬驚きからビクリと肩を震わせたyouだったが、すぐに順応の表情を見せた。
うっとりとした、少し眠そうにも思えるyouの表情は平山の支配欲を強め
彼女に更なる快感を与えようと、指の動きや本数を変えてゆく…。
ソファに零れ落ちるほどに愛液が溢れた頃、噛み付くようにyouにキスをした平山。
荒い息遣いから分かるように彼もそろそろ我慢の限界のよう。
勿論youもそのことを言わずとも察し、平山の首に両腕をまわす。
それからそっと耳に唇を押し当てて、囁くように言った…。
「きて、幸雄。」
「あぁ…。」
「幸雄、スキ。」
「オレも。」
「…っつ…!///」
「ん…っ!」
ズズ…と、youのナカに侵入を果たした平山。
始めはゆっくりと上下に動いて、時にyouに「大丈夫か?」と尋ねる。
「大丈夫」と彼女が応えると安心したように微笑んでキスを落とす…。
そんな動作を何度か繰り返し、行為を続けた…。
「はぁ…you…っ…///」
「ん…ん///」
「youの中、アツイ。」
「幸雄のも、アツイよ///」
「…気持ちいいだろ?」
「気持ちいいでしょ?」
同時に同じ言葉を発し、吃驚した顔を互いに見合わせた。
身体を繋げることで、心まで繋がったのかと思った2人…。
そっと…嬉しそうに微笑んだ。
「ゆきお。」
「ん?」
「うれしい。」
「あぁ。」
「いっしょに、いこ…。」
幸せそうに笑って、でも身体は限界のようでyouは瞳を潤ませて平山を見上げた。
全てに於いて「分かってる」と言葉を紡いだ後、平山はyouを抱きしめる。
一度ぎゅぅっと身体を密着させると、平山自身が奥まで届いてyouが小さく声をあげた。
それによって広がった彼女の内部に、強弱をつけながら
徐々に徐々にスピードを上げて平山は腰を打ちつけ始める。
気付けば真昼の明るいリビングにはyouの喘ぐか細い声と平山の荒い息遣い…そして結合部からの水音が響く。
そんな淫猥なノイズを消してくれると思っていたTVは全くもって役に立ってはいなかった。
先ほどの会話の時、それに気付いたyouはTVのボリュームを上げていればよかったと思ったが
そんなことは今や既に頭になかった。
ただただ、平山を求めて行為に勤しみ…平山もまたyouを想って奥を目指す。
「はぁ…っ、you!」
「うん、いいよ…いいよ幸雄、出して///」
「っ…分かった…っ!」
「はぁ…ん、幸雄っ…!!///」
「you…ッツ!!」
ブルッと身体を震わせて背中を反らせた刹那、youの中に平山の全てが放たれた。
そしてまるで蓋をするかのように平山はぎゅうっとyouに抱きつき身体をくっつける…。
暫しの間そのままの状態で呼吸を整えてから、平山はようやく自身を引き抜いた…。
「何か今日、いっぱい出たかも。」
「…みたいだね。でも今日のこれは……もしかするかもだよ〜いいの?」
「オレはいいよ、youとはずっと一緒にいたい……その理由ができるのは……嬉しいコトだから。」
「……それ、世間ではプロポーズっていうんだよ…?」
「…知ってる。」
「幸雄…。」
「何だよ…。」
もう既に起き上がって髪を掻き上げる平山の背中に顔を預け、腕をまわしたyou。
目を閉じて、嬉しそうに一言零した。
「あいしてる。」
「オレも。」
その夜、布団の中に入った状態で
youは平山の手をぎゅっと握って話を始めた…。
「幸雄、あのね……もし誰かの前世とかが、視えたとするじゃない。」
「はぁ?」
「今の今までそんなもの視えたりしなかったのに、その人のだけが視えるの。」
「you…?」
「その時その誰かが辛い思いをしながら死んじゃったのが視えたりだとかするじゃない。」
「おい、何の話だぁ?」
「それが視えた瞬間ね…運命だって思ったの。」
「・・・。」
「この人を幸せにすることが、私の使命なんだ…って。」
「………。」
「でも、やっぱり違うって思った。」
今まで天井を向いて話していたyou…。
そっと平山の方に顔を向けて、にっこり笑った。
「辛い思いをしたのを知ってるから、幸せにしてあげたいんじゃないの。」
「じゃぁ、何でだ?」
じっと答えを求めるように見つめてきた平山に対し、
もう一度笑い掛けた後、youは自分の身体ごとぎゅうっと彼に抱きついた。
「あいしてるから、幸せにしてあげたいって…思ったの。」
暫しの沈黙が流れた後、突然平山の腕がyouを包み込んだ。
はっと目を開いた彼女の頭上から柔らかい声が響く…。
「なんだ、オレと同じ考えじゃねぇか。」
幸せそうに笑う小さな声がyouの口から漏れ
それを聞き届けた平山は抱きしめる力をほんの少し強めた…。
理由は
全てキミ
"Let me see ...
「えぇっとね…
I really really love you!!"
大好き!」
2009/1 text by:yu-a
*。゜.*。゜.*。゜.*
あおいさまへ
『Lion Heart』相互ありがとうございました。
ずっと、ずっと、大好きです。
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