俺と彼女の願い【キャプ翼・日向夢】
そして、高校サッカー選手権地区予選当日となった。
サッカー部の面々は試合に出場しているため部活はなく、俺とマネージャーは通常通り学校生活を送り、リハビリに行く時間になったら下校してマネージャーと一緒に病院に向かっていった。
リハビリ初期の頃は軽めの運動を行っていたが今は歩行訓練をしている。怪我をした当初は痛みに耐えながらだったが今はもう痛みもなくなっていた。
そして訓練を終えて寮に帰るのだった、最初の内はタクシーで帰っていたが足が良くなってからは徒歩で帰るようになっていた。
その日の夕方、監督からの連絡メールを確認する、試合結果は苦戦しながらも勝利したとのことだった。俺はそれをみて安心する。
予選期間中はそんな日々となっていた。
「もうリハビリは十分ですね、後は完治するのを待つだけです」
予選決勝の日、病院にて医者が俺の足を確認しながらそう言った。
「じゃあ、もう練習に参加しても大丈夫ですか?」
「大丈夫ですが、数分くらいにしておいてください」
「分かりました」
マネージャーが医者に聞くと、医者はそう答える。
ようやく練習に出られる、俺は肩の荷が降りた気分となった。
その帰り道。
「ここまで長かったな…」
今は十一月初め、怪我をしたのが八月の終わりだったのでここまで治るのに二ヶ月くらいかかったのだった。
「治ったら選手権本戦は出場できるわね」
「そうだな…」
マネージャーに聞かれ俺はそう答える、それに対してマネージャーは疑問そうな顔になった。
選手権本戦には出られるが、怪我で練習期間のブランクもある。それまでに今の俺の力で足りるのか…?
俺はそんな事を考えていた。
その日は監督からの結果の報告は無く、代わりに明日若島津達が直接伝えるとの連絡が来たのだった。
(決勝は勝てたのか…?)
結果は今すぐに知りたいが、それは明日まで待つことにした。
「と言うことで日向くんは今日からまた練習に参加するようです」
「そうか、分かった」
翌日、俺とマネージャーは監督との話を済ませて部室に向かう。部室に入るとそこでは若島津達が待っていた。
「日向さん、マネージャー!やりました、本戦出場です!」
「本当!?」
タケシが明るい顔でそう伝えマネージャーも喜んでいる。
本戦出場、つまり…。
「苦しい戦いでしたがなんとか予選は突破できました」
「そうか、よくやったな!」
若島津も明るくそう言う。俺がいなくても勝てた、きっとそうだと信じていたのでとても嬉しくなった。
「よし、このままV3まで一直線だ!」
「おう!」
部員達全員にそう告げると、大きな返事が返ってきた。
俺達とマネージャーの夢を絶対に叶えてみせる。
心の中でそう思うのだった。
サッカー部の面々は試合に出場しているため部活はなく、俺とマネージャーは通常通り学校生活を送り、リハビリに行く時間になったら下校してマネージャーと一緒に病院に向かっていった。
リハビリ初期の頃は軽めの運動を行っていたが今は歩行訓練をしている。怪我をした当初は痛みに耐えながらだったが今はもう痛みもなくなっていた。
そして訓練を終えて寮に帰るのだった、最初の内はタクシーで帰っていたが足が良くなってからは徒歩で帰るようになっていた。
その日の夕方、監督からの連絡メールを確認する、試合結果は苦戦しながらも勝利したとのことだった。俺はそれをみて安心する。
予選期間中はそんな日々となっていた。
「もうリハビリは十分ですね、後は完治するのを待つだけです」
予選決勝の日、病院にて医者が俺の足を確認しながらそう言った。
「じゃあ、もう練習に参加しても大丈夫ですか?」
「大丈夫ですが、数分くらいにしておいてください」
「分かりました」
マネージャーが医者に聞くと、医者はそう答える。
ようやく練習に出られる、俺は肩の荷が降りた気分となった。
その帰り道。
「ここまで長かったな…」
今は十一月初め、怪我をしたのが八月の終わりだったのでここまで治るのに二ヶ月くらいかかったのだった。
「治ったら選手権本戦は出場できるわね」
「そうだな…」
マネージャーに聞かれ俺はそう答える、それに対してマネージャーは疑問そうな顔になった。
選手権本戦には出られるが、怪我で練習期間のブランクもある。それまでに今の俺の力で足りるのか…?
俺はそんな事を考えていた。
その日は監督からの結果の報告は無く、代わりに明日若島津達が直接伝えるとの連絡が来たのだった。
(決勝は勝てたのか…?)
結果は今すぐに知りたいが、それは明日まで待つことにした。
「と言うことで日向くんは今日からまた練習に参加するようです」
「そうか、分かった」
翌日、俺とマネージャーは監督との話を済ませて部室に向かう。部室に入るとそこでは若島津達が待っていた。
「日向さん、マネージャー!やりました、本戦出場です!」
「本当!?」
タケシが明るい顔でそう伝えマネージャーも喜んでいる。
本戦出場、つまり…。
「苦しい戦いでしたがなんとか予選は突破できました」
「そうか、よくやったな!」
若島津も明るくそう言う。俺がいなくても勝てた、きっとそうだと信じていたのでとても嬉しくなった。
「よし、このままV3まで一直線だ!」
「おう!」
部員達全員にそう告げると、大きな返事が返ってきた。
俺達とマネージャーの夢を絶対に叶えてみせる。
心の中でそう思うのだった。
