神の宿る国
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
男「炎と雷を操る巧断か。俺は水で、そっちは炎と雷。おもしれぇ」
すると彼の巧断が、小狼とツバキに向かって水で攻撃してきた
しかし小狼の巧断がそれを防ぎ、ツバキの巧断が攻撃直後の隙をついて反撃する
だが、相手はそれを避ける
笙悟「俺は浅黄笙悟。お前らは?」
小狼「・・・・・・小狼」
ツバキ「・・・ツバキ」
笙悟「お前ら気に入った」
ツバキ「ちょっと、待ちなさいよ」
笙悟「ん?」
ツバキ「ん?じゃあ・・・・・・ないわよーーー!!」
バチィッ
笙悟「うおっ!?」
ツバキ「あんた達ねぇ!こんな街中で!人様巻き込んで暴れてんじゃないわよ!」
小狼「【ポカン】・・・・・・」
ツバキ「誰か怪我でもしたらどーすんのよ!?どう責任取るわけ!?えぇ!?」
笙悟「【冷汗】・・・・・・いや、それは・・・その・・・」
ツバキ「言い訳無用!」
バチバチィッ
笙悟「ちょっ、ちょっと待て!話せばわかる!」
ファイ「ツバキちゃん、ご立腹だねー」
黒鋼「【冷汗】つーか、あれが素なんじゃねぇか?」
ファイ「だろうねぇ。無理して敬語とか使ってたみたいだし」
「笙悟!警察だ!!」
笙悟「ふーっ・・・今からいいトコだったのによ。ヤロー共!散れ!!」←本心では助かったと思っている
「FOWOOO!!」
笙悟「次会った時が楽しみだぜ!」
そう言って、彼らはやけに派手(?)に去って行った
ツバキ「待ちなさい!コラァーーー!!」
小狼「あ、あの、ツバキ姫・・・?」
ツバキ「【ギンッ】なに!?」
小狼「な、なんでもない・・・です」
なだめようと思って声を掛ける小狼だが、戸惑いからか、さん付けではなく姫と呼ぶ
彼女のひと睨みで、小狼は大人しく引き下がったとか・・・
そんな彼らを無視するように、小狼とツバキの巧断はそれぞれの中に入っていった
小狼「・・・おれの中に・・・入った?」
ツバキ「・・・?」
ファイ「すごかったねぇー。さっきのは小狼君とツバキちゃんが出したのかなー?」
黒鋼「今のも巧断か?」
ツバキ「知らないわよ!」
ファイ「ツバキちゃん、まだ怒ってるー?」
ツバキ「当然よ!あ、そういえばあんた!怪我はない!?」
さっき転けた、学ランを着た少年に問う
少年はこくこくと頷く
ツバキ「【ホッ】そう・・・そっちのあんたも、大丈夫・・・」
中国人が着ているような服を着た、学ランの少年に妙にそっくりな彼にも声を掛けた
が、その時、彼は頭を下げると消えてしまった
小狼「消えた!?」
ファイ「あー、あの子も巧断なんだー」
黒鋼「なんでもアリだな、巧断ってのは」
ツバキ「あ!【きょろきょろ】ねぇ、モコナは!?」
黒鋼「あー、大方、その辺で踏みつぶされてんじゃねぇのか?」
ファイ「いやー、違うみたいだよー」
「ほら」と、ファイはある一点を指差す
モコナ「モコナ、モテモテ♡」
女の子達に囲まれたモコナがいた
そのあと、彼女達とはお別れ
ツバキ「で?あんたは一体全体どこにいたのよ?」
完全に素の口調のまま、ツバキがモコナに問う
モコナ「黒鋼の上にいた。そしたら落とされた」
ツバキ「何やってんのよ、あんた」
黒鋼「知るか!」
モコナ「そう!モコナさっき、こんな風になってたのにー!【めきょっ】」
小狼「さくらの羽根が近くにあるのか!?」
モコナ「さっきはあった。でも、今はもう感じない」
小狼「誰が持ってたかわかったか!?」
モコナ「【ふるる】わからなかった」
小狼「・・・そう・・・か」
ファイ「さっき、ここにいた誰かって条件だと、ちょっと難しいなぁ。多過ぎるし」
小狼「でも近くの誰かが持ってるってわかっただけでも、良かったです。また何かわかったら、教えてくれ」
モコナ「おう!モコナ、がんばる!」
正義「あの、あの!さっきは本当にありがとうございました!僕、斉藤正義といいます。お、お礼を何かさせて下さい!」
小狼「いや、おれは何もしてないし」
正義「でも、でも!」
モコナ「お昼ゴハン食べたい!おいしいとこで!!」
小狼「え?」
モコナ「教えて!」
正義「はいっ」