アカデミー初日
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
パシィッ!
休みを挟みながらも、かれこれ一時間以上二人は組手をしている。
もう日が暮れそうだった。
「やっぱりお前、手ぇ抜いてんな!」
「レベルを合わせてやってるだけ」
「くっそー!」
パシィッ!
「そろそろ終わりにしなよー」
こんな時間までお邪魔してたら迷惑だろう。
「そうだな」
マダラはサスケ君の拳を避け、額にでこぴんをした。
「いってー!兄さんみたいなことすんなよー!…あ、兄さん!」
シュンッ
男の人が屋根から下に降りてきた。
「ただいま、サスケ」
「…!!」
イ、イケメンだっ!!
「お帰り、兄さん!今日は早いじゃん!」
サスケ君はイタチさんに抱きついた。
顔がにやけちゃう…。
それにしてもサスケ君って素直なんだな。人前でも抱きつくなんて、意外な一面見ちゃった。
「サスケ、お前の友達か?」
イタチさんは、クールな雰囲気があるけど、優しい目をしている。
良い兄なんだろうということが、一目でわかる。
「友達っていうか、ライバルかな!」
「そうか」
「お邪魔してます!」
「弟が世話になっている。ユヅキさん」
イタチさんはにこりと微笑んだ。
うっ…美しい…。
「え、あ!い、いえ!」
にやけない…にやけない!!
でもなんで名前知ってるんだろう。いや、すごい嬉しいんですが。
「君は…」
イタチさんはマダラの方を見た。
やっぱりうちはっぽいとか思うのかな。
「あぁ、こいつは、マダラ!さっきまで組み手してたんだけど、手強くてさ!」
「…マダ…ラ?」
イタチさんの顔は一瞬にして、強張った。
「兄さん?」
「…」
イタチがマダラに向ける目が先程とは違う。
疑惑を向けるような、怪しむような冷たい目。
そして、同時に…怯えている?
「…兄さんってば…わっ」
イタチさんは、サスケ君の手を握った。
「…どうしたんですか?」
「…いや。今日はもう遅い。帰りなさい」
「あっと…そうですよね!長くお邪魔してすみません!」
「行こうぜ」
マダラはイタチさんを一瞥すると飛び上がった。
「…」
「では…お邪魔しました」
「ユヅキさん」
「はい?」
「いや…なんでもない」
「え?…あ、それでは」