不穏な中忍試験
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マダラはユヅキたちから離れると素早く印を結んだ。
「火遁、豪華滅却!!」
ゴオオオオッ!!
辺り一帯の木が一瞬にして炎に包まれ、メラメラと燃え盛った。
「…ッ!」
「…そこか」
シュルル!
ザクッ!
「…グッ!!」
燃え上がった木から出てきた女の両手に手裏剣が刺さり、はりつけられた。
「ッ…マダラ!その名に恥じぬ強さね…!」
スッ
マダラは一瞬にして女の前に飛んだ。
「お前のことは情報を聞き出してから殺してやろう…」
「万華鏡写輪眼!!…なぜあなた…っ……」
女は気を失った。
「名は?」
「…大蛇丸」
「ユヅキに何をした」
「…私のチャクラを込めた呪印を首に」
「目的はなんだ?」
「…あの子の身体がほし…っ!」
ガンッ
マダラは大蛇丸の首を絞めた。
「…どいつもこいつも…!」
グググッ
「…どうやって解く」
「…それは」
シュッ
「…チッ」
マダラは飛んできたクナイを避けた。
その隙に大蛇丸は、木を飛び移り、マダラから離れた場所に膝をついた。
「…ッ…ハァ…ハァ…!」
「大蛇丸様っ!!」
音隠れの額当てをつけた三人は大蛇丸に近づいた。
「大丈夫ですか!?」
「ケホッケホッ…!この炎は一体なんですか…!?」
「…あなたたち…良いタイミングできてくれたわね…危ないところだったわ…」
「そもそもどうして大蛇丸様がここに!!」
「話しはあとよ」
シュゥゥッ!
大蛇丸の身体は小さな蛇に分裂した。
そして、その蛇はマダラに飛びかかった。
「…火遁、豪華球の術!」
シャァァッ!
小さな蛇は燃えていくが、そこからさらに多くの蛇が体内を裂いてでてきた。
辺りを埋め尽くすほどの蛇は一切にマダラに飛びかかる。
「…スサノヲ」
青い背骨のようなものがマダラを覆った。
グシャァッ!!
パラパラッ
そこから生えた手は、飛びかかってきた蛇を掴むと握りつぶした。
「…ここまで使いこなしているとは…」
潰された蛇が雨のように、地面へと落ちた。
「ひ、ひぃぃっ!」
「…うっ、うぅっ!」
「…あんたたちは逃げなさい…やってもらわなきゃいけないことがあるのよ」
「で、ですが!」
「殺されたいの?」
「ひっ…!」
「…し、失礼致しました…。い、いくぞ!」
「…ひ、ひぃ!」
シュンッ
「逃したって無駄だ。後で殺す」
「クククッ…その前にユヅキの心配をすることねぇ…」
マダラは大蛇丸を睨み付けた。
「邪魔もいなくなったことだ。もう一度幻術にかけてやる」
「クククッ…また今度よマダラ君…」
シュゥゥッ
大蛇丸は小さな大量の白蛇に分裂した。
「火遁、豪華滅却!」
分裂した白蛇をマダラは燃やし尽くした。
「…私の呪印を解くのは無理よ…あの子はもう私のものだもの…」
だがどこからか大蛇丸の声が響いた。
「チッ…」
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