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「お前…」
「うっ!うわぁっ!!」
ナルトは、突然後ろにマダラがいて驚いたのか、足を踏み外した。
シュンッ
だが、すぐにマダラはナルトを受け止めた。そして、そのまま抱えて崖の上に戻ってきた。
「…え?」
ナルトは恐る恐る目を開け、驚いた。
「大丈夫か?」
ナルトはきょとんとした顔をマダラに向ける。
「おっ!お前!どうやって…!」
「俺の速さをなめんなっての」
マダラは、ナルトを地面に降ろした。
「…。すげぇんだな」
「まぁな」
マダラはナルトの隣に腰かけた。
「なんでお前…俺なんか助けたんだよ」
「あ?反射的に体が動いただけだ」
「…変わった奴。まぁ、落ちたの急に後ろにいたお前のせいだけど」
「悪かったな、驚かせて」
「…」
「…なんでお前は俺に構おうとするってばよ?」
「火影岩に落書きするなんて、馬鹿なやつがいるなーって思って来てみたら、お前だっただけ」
「だけど、お前、今日の昼だって…」
「あん時はゴミが捨てられねぇからだ」
「…けど!クラスのやつも、里の奴らも、俺のことをみんな避けんのに…!」
「はぁ?んなことは知らねぇよ」
「え?…知らないのか?…なんで?」
「ナルト…だったか。名前だって今日知ったくらいだしな」
「…お前、ほんと変な奴だってばよ」
「それは否定できねぇな。まっ、火影岩に落書きするほど馬鹿じゃねぇけどな!」
「お前!良い奴か悪い奴かはっきりしねぇってばよ!」
「どっちだって同じだろ!」