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火影岩に着くと、二人の影が見えた。
ナルト君とマダラ?
二人で、座って話している。
「マダラ?」
声をかければ、マダラはこちらを振り向いた。
「ユヅキ。まだ、あいつらいるか?」
「あいつら?イノちゃんたち?」
「あぁ」
「帰ってないと思うけど…」
「なら行くか。ナルト、お前も」
マダラはナルトに手を差しのべた。
「で、でもよ!みんな俺なんか…」
「つべこべ言うな!早く行くぞ!」
「…うん…」
ナルト君が泣いていたのは、みんなには内緒だ。
「良かったー、まだいた!」
アカデミーの校庭に着けば、みんな驚いた顔になる。
「ナルト!?それにマダラ君に、ユヅキちゃん!!」
「お前達、どこ行ってたんだよ!?」
「ていうか、なんでナルトがいんの?」
「色々あってな。それより、また缶けりやろうぜ」
「え!?もしかして、ナルトも一緒にか!?」
「…」
ナルト君は俯いている。
「お前、火影岩を元に戻さなくていいのか?」
「わ、分かってる…明日…やるってばよ」
「…」
みんなは黙った。
「はぁー。ま、いいわ」
沈黙を破ったのはイノちゃんだった。
「イノちゃん、いいの?」
「マダラ君が言うんだもの、断るわけにいかないでしょ?」
「はぁー、仕方ねぇーな」
「おっ!そんなら、鬼も決め直しだな!」
「じゃあ、じゃんけんしようか」
「じゃんけーん、ポン!」
「はぁっ!?また俺かよっ!!」
わかった、最初はチョキだ。
その帰り。
「ねぇ、マダラはなんでナルト君を缶けりに誘ったの?」
「話してたらお前が来たから、なんとなく」
「ふーん、マダラって優しいよね」
「そんなんじゃねぇっての」