うちはクーデター
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「シスイ」
「失礼します」
シスイは扉を開けて部屋にはいり、片膝をつく。
「シスイが会合にでる。フガクがクーデターを企んでおったら…」
「別天神を使います」
「お前の瞳術か」
「相手に気づかれることなく、己の意志で動いているかのように操るという」
「フガクさんに、里との共存を考えてもらいます」
「フガク一人を改心させてうちはの不満が収まるとは思えん」
「いや、うちはが変わるというのならわしらも変わればよい。うちはの待遇を改善していこう」
「それが俺の願いです」
「暗部を一人後方支援につけておく。頼んだぞ、シスイ」
「はっ」
その後、シスイは一人ダンゾウに呼び出されていた。
「シスイ」
「なんでしょうか、ダンゾウ様。そろそろ会合の時間なのですが」
「フガクに瞳術をかけたとて、里が変わらなければどうする?」
「火影様が、変えてくれると約束してくれました」
「三代目が説得しても、里の不信はそうそう消えぬぞ」
「分かっています。ですが、時間をかけていけば…」
「それにだ。わしのような疑り深い者もそう簡単には考えを変えぬ。その時はどうする」
ダンゾウの語気は、だんだん強くなっていく。
「しかし…ダンゾウ様…」
「その時には、このわしにも別天神とやらを使うのか?」
ダンゾウは、シスイに近づいた。
「俺は…」
「その写輪眼、わしが預かろ…っ!!?」
ダンゾウがシスイの眼に手をかけようとしたときだった。
グハァッ!!!
ダンゾウは血を吐いた。
「な…!な…んだ…とっ…!」
ダンゾウの腹には、刀が突き刺さっている。
刀を握っているのは、暗部の服に面を被った男。
「…あなたともちゃんと話し合いたかった。残念です」
シスイは、姿を消した。
「ダンゾウ様っ!!!」
すぐに暗部がダンゾウの裏からでてきて、ダンゾウの体を支えた。
シュンッ
ダンゾウを刺した者も、すぐに姿を消した。
「…くそっ!!しっかりなさってください!!ダンゾウ様!!」
「ハァッ…ハァッ…わしのことはいいッ!!シスイを追え!奴の目を奪うのだッ!!」
「ですがっ!!私以外の暗部は皆、何者かに気絶させられ…」
「いいから…いけィッ!!」
「…はっ」
-なぜだ…あやつは一体何者なのだ…クソッ!!クソオッ!!