うちのこ設定資料集

Glantz Restencourt
アウラ・レン(正確にはレンとゼラのハーフ)/男性/29歳


    Wingsの兄。父親のゼラの血が強く出た弟とは異なり、母親のレンの血が強く出たため白い鱗を持つ。そのため、「本当に兄弟なのか?」と怪しまれることがしょっちゅうある(本人たちは慣れたというか半分説明を諦めているところがある)。
    父親の影響で錬金術師としての腕を磨いてきたが、Wingsがエオルゼアに旅立つ数年前にラザハンの古くからの友邦国であるシャーレアンに留学し、錬金術の他に賢学と基礎的な呪術を修めて弟と入れ違いに帰国。帰国後はデミールの遺烈郷にて錬金術の研究に打ち込んでいたところに「塔」の出現と終末騒動が立て続けに発生。癒し手がいくらいても足りない状況下で各種錬金薬を抱えてサベネア中を東奔西走することに。本人はヴァナスパティの救援にも赴きたかったのだが、本業を蔑ろにする訳にはいかない…と断腸の思いでデミールの遺烈郷に留まったことが結果的に彼の命を救うことになった。
    弟が天の果てへ赴き終末を食い止めたあとしばらくして、ラザハンとウルダハの錬金術師たちの交流の一環として交換留学の話が持ち上がる。しばし悩むもせっかくの機会だし…と手を挙げ、ラザハン側の留学生としてウルダハへ。現在はウルダハ式錬金術を学ぶ日々を送っている。なお、弟が所属していた「暁」の面々が月の封印を利用してヴォイドゲートを開く際には呪術師ギルドを通して関係がありそうな資料を提供したりした他、現地で“剣”の修復に携わった。

    ウルダハにやって来てすぐの頃、弟がFCとやらを作っていることを知りちゃっかり転がり込む。時々チェストの中の物を適当に漁って色々作ってみたりしては弟に「後始末までしっかりやれよ」と釘を刺されたりしている。
    実はWingsの下にもう一人妹がいる。兄弟仲は割と良い方で、兄弟全員がラザハンにいた頃は服飾に興味がある下二人に付き合って買い物に行ったりもしていた。それぞれが各地で活動している今も時折レターモーグリを介して連絡を取り合っており、妹からは「熱心になるのはいいけど無茶しすぎないように」と弟共々よく窘められている。
長男だからという訳でもないのだろうが、三兄弟の中で最も真面目かつ律儀。錬金薬の調合などは機械のように正確かつ確実にこなすのだが、その反動なのか日常生活ではちょこちょこ抜けたところを見せる。妹曰く「普段あれだけ真面目でキッチリしてるのに変なところで抜けてるのよね……」とのこと。また真顔で突拍子もないことを言い出す時があり、その度に周りは本気なのか冗談なのか測りかねる羽目になる。
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