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医務室の簡素な椅子に腰を下ろし、黙って呼吸を整えていた。
任務を終えれば、異常があっても無くても、こうして健康診断が待っている。
復興後もある軍の規律だ。
だが今日は、少し違った。
白衣の裾を揺らしながら扉を開けて入ってきたのは、
軍医でも隊医でもなく、Honeyだった。
「お待たせたわね、スタン」
落ち着いた声。
だが白衣姿で現れる彼女に、思わず視線が止まる。
「…Honey、今回は診断対象者が多いから医師不足だって聞いてんたが。そういうことか」
俺は片眉を上げた。
Honeyは、医師免許を持っている。
まさか、この場で彼女に診られるとは思わなかった。
「そうよ。爆風を浴びたんでしょ?
肺も耳も、チェックは必須よ。手を抜くわけにはいかないわ」
彼女は手元のカルテに目を落とし、手際よく準備を進める。
その仕草に、現場で見せる科学者の鋭さとは違う、医師の気配があった。
「シャツ、脱いで。胸部の確認から始めるわ」
淡々と告げられ、俺は小さく息を吐く。
こういう命令口調は慣れている。
だが相手がHoneyだと、どこか妙に落ち着かない。
胸にそっと彼女の指先が触れ、聴診器が冷たく肌に押し当てられる。
その瞬間、体がわずかに反応した。
「…冷てッ!」
思わず声が漏れると、彼女は小さく笑った。
「我慢しなさい、特殊部隊隊長さん♪」
彼女の口調は冗談めいていたが、瞳は真剣だ。
爆風の影響を、絶対に見逃さないという目をしていた。
俺はただ、その視線を受け止めながら、
こんな姿を見せるのは、こいつにだけでいいと改めて思った。
冷たい聴診器の感触が、胸から背中へと移動していく。
Honeyの指が軽く添えられ、その細い指先が皮膚をなぞるたび、体の奥に火が点くようだった。
異常はない、と自身でわかっている。
だが全身をくまなく調べるという名目で、Honeyの手と声に支配されているのは俺のほうだ。
正面に座る彼女。
胸元はシャツのボタンで守られているが、わずかな隙間から覗く白い肌が視界を揺らす。
タイトスカートのスリットから、組んだ脚のラインがちらつく。
まとめた髪からこぼれた後れ毛が頬にかかり、それを気にする仕草がまた艶めかしい。
…お預け状態、だな。
心臓の鼓動が早まっているのは、爆発のせいではない。
「深呼吸して。…そう、もう一度」
冷静な指示に従うフリをしながら、視線は彼女から離せない。
Honeyは気づいているのかいないのか、真剣そのものの表情で聴診器をあて続ける。
やがて検診は終わり、立ちながら彼女はカルテにペンを走らせた。
「…異常なし。大丈夫そうね!」
安堵を含んだ声と同時に、振り返った彼女の横顔が近くにあった。
その瞬間、抑えていた衝動が爆ぜた。
「…悪いな」
言葉より先に身体が動く。
Honeyの唇を力強く奪い、腰ごと抱き寄せて逃がさない。
彼女の驚いた声が喉で途切れ、白衣越しに伝わる温もりをさらに強く引き寄せた。
逃がす気はない。
この瞬間、俺のものだと刻みつけるように。
Honeyの唇は、最初こそ驚きに強張っていたが、やがて抵抗をやめ、俺の熱に応じてきた。
その瞬間、数日分の渇きが一気に解き放たれる。
白衣越しの腰を更に抱き寄せ、背中をなぞる手に力がこもる。
「…Honey」
低く呼んだ声に、彼女の甘い吐息が混じる。
この数日、護衛や任務で気を張り詰めていたせいで、互いに触れる時間を失っていた。
その反動で、欲望は堰を切ったように溢れ出し、止まらない。
何度も唇を重ね、逃げ回る舌を絡めあげれば、Honeyは甘い声を漏らし、その恍惚な表情を見たらもう止まれない。
白衣の下に手を差し込みそうになった瞬間、
「…ダ…メ…」
Honeyの指が俺の胸にあてられ、少し力強く制された。
「スタン…隊員たちも来るわ…」
真剣な眼差し。
だが頬は赤く、唇はまだ震えている。
息が荒いのは俺だけじゃない。
彼女だって同じ熱に飲み込まれている。
何より、その熱の籠った瞳が訴えていた。
「…クソ、わかってんよ」
呻くように頭を後ろに倒し、肩で息をする。
理性を取り戻そうとするが、腕の中にいるHoneyの温もりが、それを許さない。
するとHoneyは、少しだけ表情を緩め、俺の頬に手を添えた。
「スタン…落ち着いて。…続きは…夜に、ね?」
小さく囁き、甘い微笑みを残す。
それだけで、火照った身体をどうにか抑え込む。
この女、簡単に俺を宥めてみせやがる。
強烈な渇きは鎮火しない。
だが、その分だけ夜を待つ楽しみが増した。
夜。
寝室に入ると、Honeyがふっと肩の力を抜いた。
その表情を見た瞬間、俺の胸の奥がじんわり熱くなる。
…あぁ、護りたかったのはこれなんだ。
何よりも欲していたのは、安心して笑うHoneyの顔。
彼女は髪を解き、ゆっくりと俺の元へ歩み寄ってきた。
柔らかなナイトウェア。
そのシルエットを眺めるだけで、心臓が高鳴る。
「スタン…」
小さく名前を呼び、腕の中に潜り込んできた。
ぎゅっと抱き締めると、Honeyの細い肩が心地よく収まる。
「…やっと、落ち着けるわね」
耳元に落ちたその声に、俺は強く頷くしかなかった。
ベッドに腰を下ろし、彼女を膝に抱き上げるように座らせる。
視線が重なり、ゆっくりと唇が近づいた。
深く、甘く。
互いの吐息が混ざり合うキス。
Honeyの体温が、俺の熱と溶け合っていく。
焦らず、ただ時間を忘れて、抱き合い、触れ合い、確かめ合う。
ここ数日の荒んだ心の隙間を埋めるように。
Honeyの指先が頬をなぞるたび、胸の奥がギュッと捕まれるような甘く苦しくもある感覚。
生きているという実感が広がる。
「スタン…」
「Honey…」
名前を呼び合いながら、幾度も唇を重ねた。
待ち望んでいた夜が、ようやく訪れた。
護衛として常に隣に立ち、目の届くところにHoneyがいて、そのたび、何度抱きたくなったことか。
けれど任務中の俺は、ただ黙って我慢を重ねるしかなかったし、Honeyはたぼ
今、目の前で頬を染めて俺を見上げるHoney。
その姿が、まるでご褒美を差し出してくれているみたいに思えて、喉の奥が熱く鳴った。
「Honey。ずっと…欲しかった」
耳元で囁くと、彼女の肩が小さく震える。
恥ずかしそうに視線を逸らしながらも、細い腕で俺の首にしがみついて、小さな声で応える。
「…私も。スタンに…触れてほしかったの」
その言葉を聞いた瞬間、心臓を掴まれたみたいに熱が走った。
理性なんてもう残っていない。
Honeyの唇を深く奪い、柔らかな身体をシーツに押し倒す。
一度一度のキスが重く、甘く、俺の欲望を煽る。
手のひらでHoneyの頬を、髪を、喉を、肩を、慈しむように撫でながら、何度も「愛してる」と囁いた。
そのたびにHoneyは目を潤ませ、切なげに俺の名を呼ぶ。
俺の中の渇きは、彼女の温もりで満たされていく。
焦らない。急がない。
ただひとつになれる時間を、何よりも大切にしながら、じっくりとHoneyを味わい尽くしたい。
触れるたび、彼女の身体が小さく震える。
至るところに紅い華を散らしながら、そのきめ細やかな肌へと舌を這わせ、指で線を描く。
吸い付くような柔らかさに、俺の手のひらは離れられない。
胸を包み込み、弾むような感触を堪能する。
頂を唇に含み、舌先で転がし、時に軽く吸い上げると
「ぁっ…!」
甘い声とともに、Honeyの背がピクンと跳ねた。
その反応が可愛くて、もっと味わいたくて、俺は繰り返し愛でた。
そして秘められた場所へ。
指で丁寧に解すように撫でれば、すぐに溢れる蜜が指先を濡らす。
久しぶりに触れるその甘さは、Honeyがしっかり感じている証拠だった。
「…Honey…可愛い」
熱を籠めて囁き、唇でその敏感な部分を覆う。
包み込み、吸い上げ、舌でゆっくりと舐めあげる。
同時に指を中に差し入れ、内壁を擦りながらリズムを刻むと
「んぁ…やっ…ぁぁっ!!」
堰を切ったようにHoneyの身体が震え、熱い飛沫が溢れた。
潮を吹き、声を上げ、果てるたびに俺の胸を揺さぶる。
何度も、何度も絶頂に導き、全身で愛を伝え続けた。
その度に俺の中の想いも増していく。
Honeyが愛しくて、堪らないほどに。
もう限界だ。
蕩けた表情で俺を見上げてくるHoneyがあまりに甘く、身体中を貫く欲望を抑えきれない。
指で散々弄んで、蜜に溺れさせた。
その結果、彼女はとろとろに蕩けて、熱を帯びた身体を俺に預けてきている。
「Honey…入れんよ」
低く囁き、熱を纏った自分をその狭間へ導いた。
ずぷり、と濡れた音を立てて、奥へ沈んでいく。
「…っ、ぁ…んっ……」
甘い声。快感に震える吐息。
その一つひとつが、俺の頭を痺れさせる。
たまらず、腰を強く押し込んだ。
奥を突くたびに、Honeyの身体がピクンと震え、瞳が蕩けていく。
「こうでなくちゃな…ッ!…」
自分の手で、彼女を快感に溺れさせ、恍惚に染めていく。
その姿を見るのが、何より俺の悦びだった。
「Honey…もっと見せな。俺だけの…蕩けた顔」
強く抱き寄せ、名を呼びながら、さらに奥をかき混ぜるように腰を打ち込んだ。
愛する女が俺の腕の中で蕩けていく、この瞬間がたまらなく愛しい。
互いの唇を重ねて、息がもつれるほどに深く貪った。
絡めた指は強く結ばれ、腰の奥で繋がる熱はじゅくじゅくと快感を注ぎ込む。
「ん…っ、はぁ…スタン…」
蕩けた声で名を呼ばれ、その震えが腕の中で直に伝わる。
全部、俺の腕の中にある。
この唇も、繋がった手も、抱きすくめる身体も。
そして今、俺を受け入れ奥で締めつけてくる秘部までも。
「Honey…宝物だ…誰より、大事な…」
囁きながら、腰を深く打ち込む。
ベッドの軋み、淫らな水分音、肌がぶつかる音、Honeyの甘い声…五感全てがHoneyとの愛で満たされる感覚。
Honeyは小さく悲鳴を上げ、絶頂の波に呑まれながら俺に縋りついてきた。
Honeyが感じるポイントを的確に狙い、浅く、時に深く腰を推し進める。
いやらしく飲み込むソコを見れば、視覚から与えられる圧巻のエロス。
溢れた愛液がテラテラ光り、愛液とカウパー液が泡立ち滑りが良く、柔らかに包み込む中が、キュッと更に締めつけ、繋がるモノを逃がすまいと言わんばかりに絡みつく刺激が堪らない。
「…っ、一緒に…イクぜ!」
言葉を交わした瞬間、互いの身体がきつく抱き合い、名前を呼び合う声が重なった。
激しく腰を打ち付け、ぐっと奥で強く繋がったまま、熱が弾ける。
「Honey…クッ!」
「あッ…スタン…んッ…あぁぁぁん!!」
愛と快感に満たされ、全てが溶け合う。
これ以上の幸福があるはずがない。
そう確信しながら、俺は腕の中の宝物をぎゅっと抱き締め、溢れる愛を伝え続けた。
普段ならHoneyはこのまま疲れて眠る。
だが、今夜は少し違った。
互いの鼓動がまだ速いまま、シーツの中で腕に収めたHoneyを見下ろす。
ぐったりして汗に濡れた頬、潤んだ瞳がこちらを見上げてきた。
「…スタン…今夜はまだ、終わりたくないの」
小さく震える声。
熱に火照った身体で、もう一度俺を求めるように腕を伸ばしてくる。
やんじゃん、俺をどこまで試すつもりなんよ。
愛で骨抜きにしたと思ったら、逆に俺が誘惑されてんじゃねえか。
「Honey…今夜はゆっくり休ませるつもりだったんだがな」
口でそう言いながら、抱き寄せた肩口から漂う甘い匂いに理性が揺らぐ。
華奢な手が俺の胸を撫でる度に、戦場帰りの身体じゃなく男の本能が呼び起こされる。
「…OK,俺もHoneyを抱き足りねえ」
額を重ね、唇を優しく啄んでから、ゆっくり体を重ね直した。
一度目とは違う、言葉と空気でじっくり愛を確かめ合う時間。
「好きだ」「愛してる」…囁きながら、互いの存在を深く感じていく。
今夜だけは、限界も計算も捨てていい。
Honeyからのもう一度が、俺のすべてを解き放っていく。
月明かりに照らされたHoneyの頬は、まだ赤く染まったままだ。
腕の中で柔らかく微笑むその顔を見て、胸が熱くなる。
ここ数日の件の反動で、Honeyの瞳に宿る熱は一層強い。
守られた安堵と、危機をくぐり抜けた人間が本能的に求める生を、軍人の俺はよく知っている。
「スタン…」
小さな声で俺を呼ぶ。
普段より潤んだ声色に、理屈を超えて抱きしめたくなる。
「…わかってんよ。アンタの気持ちも、身体の声も」
無理に抑える気なんてなかった。
Honeyが望む限り、全部受け止めて、俺を刻み込む。
ただ一気に燃え上がるんじゃなく、今はじっくり、甘く。
頬に口づけを落とし、髪を撫で、細い指先に指を絡めていく。
唇を重ねながら、ゆっくり身体を合わせた。
最初の激しさとは違い、ひとつひとつの動きに意味を込め、囁きと吐息で互いを包む。
「安心しな、Honey。俺がいる。これから先も、ずっとな」
ゆったりとしたリズムで繋がりながら、瞳を合わせて確かめ合う。
この安心を、愛を、恐怖も不安も超えて残してやりたい。
Honeyが胸に縋り、熱に震えながらも微笑みを見せた瞬間、俺はこの女を守るために生きていると、改めて痛感した。
静かな熱が、長く続いた。
最初よりもゆったりと刻んだ時間が、かえって深くHoneyを追い詰めていく。
甘い吐息が絡まり合い、指も、唇も、身体も、すべてが繋がっている。
「スタン…っ、あぁ……」
腕の中で声を震わせ、しがみつくHoneyの温もりが愛おしくて、堪らない。
俺の胸の奥まで届くほどの熱で、Honeyは何度も溶けかけながら、やがて、深く、長く、幸福に満ちた絶頂へと2人は導かれていった。
その瞬間の恍惚に揺れる表情は、まさに男冥利に尽きる光景だ。
「…Honey」
愛おしさが込み上げて、濡れた唇に口づける。
小さく笑みを浮かべて俺を見上げたHoneyは、そのまま安堵に包まれるように瞳を閉じた。
規則正しい呼吸に変わっていき、俺の胸に頬を寄せながら、幸せそうに眠り込む。
こんなにも大切に思える相手がいる。
その事実が、俺の人生の中でどれほど奇跡的なことか。
Honeyを抱き寄せたまま、俺は月明かりの中で静かに目を閉じた。
この穏やかな夜が、どうか永遠に続いてくれと願いながら。
任務を終えれば、異常があっても無くても、こうして健康診断が待っている。
復興後もある軍の規律だ。
だが今日は、少し違った。
白衣の裾を揺らしながら扉を開けて入ってきたのは、
軍医でも隊医でもなく、Honeyだった。
「お待たせたわね、スタン」
落ち着いた声。
だが白衣姿で現れる彼女に、思わず視線が止まる。
「…Honey、今回は診断対象者が多いから医師不足だって聞いてんたが。そういうことか」
俺は片眉を上げた。
Honeyは、医師免許を持っている。
まさか、この場で彼女に診られるとは思わなかった。
「そうよ。爆風を浴びたんでしょ?
肺も耳も、チェックは必須よ。手を抜くわけにはいかないわ」
彼女は手元のカルテに目を落とし、手際よく準備を進める。
その仕草に、現場で見せる科学者の鋭さとは違う、医師の気配があった。
「シャツ、脱いで。胸部の確認から始めるわ」
淡々と告げられ、俺は小さく息を吐く。
こういう命令口調は慣れている。
だが相手がHoneyだと、どこか妙に落ち着かない。
胸にそっと彼女の指先が触れ、聴診器が冷たく肌に押し当てられる。
その瞬間、体がわずかに反応した。
「…冷てッ!」
思わず声が漏れると、彼女は小さく笑った。
「我慢しなさい、特殊部隊隊長さん♪」
彼女の口調は冗談めいていたが、瞳は真剣だ。
爆風の影響を、絶対に見逃さないという目をしていた。
俺はただ、その視線を受け止めながら、
こんな姿を見せるのは、こいつにだけでいいと改めて思った。
冷たい聴診器の感触が、胸から背中へと移動していく。
Honeyの指が軽く添えられ、その細い指先が皮膚をなぞるたび、体の奥に火が点くようだった。
異常はない、と自身でわかっている。
だが全身をくまなく調べるという名目で、Honeyの手と声に支配されているのは俺のほうだ。
正面に座る彼女。
胸元はシャツのボタンで守られているが、わずかな隙間から覗く白い肌が視界を揺らす。
タイトスカートのスリットから、組んだ脚のラインがちらつく。
まとめた髪からこぼれた後れ毛が頬にかかり、それを気にする仕草がまた艶めかしい。
…お預け状態、だな。
心臓の鼓動が早まっているのは、爆発のせいではない。
「深呼吸して。…そう、もう一度」
冷静な指示に従うフリをしながら、視線は彼女から離せない。
Honeyは気づいているのかいないのか、真剣そのものの表情で聴診器をあて続ける。
やがて検診は終わり、立ちながら彼女はカルテにペンを走らせた。
「…異常なし。大丈夫そうね!」
安堵を含んだ声と同時に、振り返った彼女の横顔が近くにあった。
その瞬間、抑えていた衝動が爆ぜた。
「…悪いな」
言葉より先に身体が動く。
Honeyの唇を力強く奪い、腰ごと抱き寄せて逃がさない。
彼女の驚いた声が喉で途切れ、白衣越しに伝わる温もりをさらに強く引き寄せた。
逃がす気はない。
この瞬間、俺のものだと刻みつけるように。
Honeyの唇は、最初こそ驚きに強張っていたが、やがて抵抗をやめ、俺の熱に応じてきた。
その瞬間、数日分の渇きが一気に解き放たれる。
白衣越しの腰を更に抱き寄せ、背中をなぞる手に力がこもる。
「…Honey」
低く呼んだ声に、彼女の甘い吐息が混じる。
この数日、護衛や任務で気を張り詰めていたせいで、互いに触れる時間を失っていた。
その反動で、欲望は堰を切ったように溢れ出し、止まらない。
何度も唇を重ね、逃げ回る舌を絡めあげれば、Honeyは甘い声を漏らし、その恍惚な表情を見たらもう止まれない。
白衣の下に手を差し込みそうになった瞬間、
「…ダ…メ…」
Honeyの指が俺の胸にあてられ、少し力強く制された。
「スタン…隊員たちも来るわ…」
真剣な眼差し。
だが頬は赤く、唇はまだ震えている。
息が荒いのは俺だけじゃない。
彼女だって同じ熱に飲み込まれている。
何より、その熱の籠った瞳が訴えていた。
「…クソ、わかってんよ」
呻くように頭を後ろに倒し、肩で息をする。
理性を取り戻そうとするが、腕の中にいるHoneyの温もりが、それを許さない。
するとHoneyは、少しだけ表情を緩め、俺の頬に手を添えた。
「スタン…落ち着いて。…続きは…夜に、ね?」
小さく囁き、甘い微笑みを残す。
それだけで、火照った身体をどうにか抑え込む。
この女、簡単に俺を宥めてみせやがる。
強烈な渇きは鎮火しない。
だが、その分だけ夜を待つ楽しみが増した。
夜。
寝室に入ると、Honeyがふっと肩の力を抜いた。
その表情を見た瞬間、俺の胸の奥がじんわり熱くなる。
…あぁ、護りたかったのはこれなんだ。
何よりも欲していたのは、安心して笑うHoneyの顔。
彼女は髪を解き、ゆっくりと俺の元へ歩み寄ってきた。
柔らかなナイトウェア。
そのシルエットを眺めるだけで、心臓が高鳴る。
「スタン…」
小さく名前を呼び、腕の中に潜り込んできた。
ぎゅっと抱き締めると、Honeyの細い肩が心地よく収まる。
「…やっと、落ち着けるわね」
耳元に落ちたその声に、俺は強く頷くしかなかった。
ベッドに腰を下ろし、彼女を膝に抱き上げるように座らせる。
視線が重なり、ゆっくりと唇が近づいた。
深く、甘く。
互いの吐息が混ざり合うキス。
Honeyの体温が、俺の熱と溶け合っていく。
焦らず、ただ時間を忘れて、抱き合い、触れ合い、確かめ合う。
ここ数日の荒んだ心の隙間を埋めるように。
Honeyの指先が頬をなぞるたび、胸の奥がギュッと捕まれるような甘く苦しくもある感覚。
生きているという実感が広がる。
「スタン…」
「Honey…」
名前を呼び合いながら、幾度も唇を重ねた。
待ち望んでいた夜が、ようやく訪れた。
護衛として常に隣に立ち、目の届くところにHoneyがいて、そのたび、何度抱きたくなったことか。
けれど任務中の俺は、ただ黙って我慢を重ねるしかなかったし、Honeyはたぼ
今、目の前で頬を染めて俺を見上げるHoney。
その姿が、まるでご褒美を差し出してくれているみたいに思えて、喉の奥が熱く鳴った。
「Honey。ずっと…欲しかった」
耳元で囁くと、彼女の肩が小さく震える。
恥ずかしそうに視線を逸らしながらも、細い腕で俺の首にしがみついて、小さな声で応える。
「…私も。スタンに…触れてほしかったの」
その言葉を聞いた瞬間、心臓を掴まれたみたいに熱が走った。
理性なんてもう残っていない。
Honeyの唇を深く奪い、柔らかな身体をシーツに押し倒す。
一度一度のキスが重く、甘く、俺の欲望を煽る。
手のひらでHoneyの頬を、髪を、喉を、肩を、慈しむように撫でながら、何度も「愛してる」と囁いた。
そのたびにHoneyは目を潤ませ、切なげに俺の名を呼ぶ。
俺の中の渇きは、彼女の温もりで満たされていく。
焦らない。急がない。
ただひとつになれる時間を、何よりも大切にしながら、じっくりとHoneyを味わい尽くしたい。
触れるたび、彼女の身体が小さく震える。
至るところに紅い華を散らしながら、そのきめ細やかな肌へと舌を這わせ、指で線を描く。
吸い付くような柔らかさに、俺の手のひらは離れられない。
胸を包み込み、弾むような感触を堪能する。
頂を唇に含み、舌先で転がし、時に軽く吸い上げると
「ぁっ…!」
甘い声とともに、Honeyの背がピクンと跳ねた。
その反応が可愛くて、もっと味わいたくて、俺は繰り返し愛でた。
そして秘められた場所へ。
指で丁寧に解すように撫でれば、すぐに溢れる蜜が指先を濡らす。
久しぶりに触れるその甘さは、Honeyがしっかり感じている証拠だった。
「…Honey…可愛い」
熱を籠めて囁き、唇でその敏感な部分を覆う。
包み込み、吸い上げ、舌でゆっくりと舐めあげる。
同時に指を中に差し入れ、内壁を擦りながらリズムを刻むと
「んぁ…やっ…ぁぁっ!!」
堰を切ったようにHoneyの身体が震え、熱い飛沫が溢れた。
潮を吹き、声を上げ、果てるたびに俺の胸を揺さぶる。
何度も、何度も絶頂に導き、全身で愛を伝え続けた。
その度に俺の中の想いも増していく。
Honeyが愛しくて、堪らないほどに。
もう限界だ。
蕩けた表情で俺を見上げてくるHoneyがあまりに甘く、身体中を貫く欲望を抑えきれない。
指で散々弄んで、蜜に溺れさせた。
その結果、彼女はとろとろに蕩けて、熱を帯びた身体を俺に預けてきている。
「Honey…入れんよ」
低く囁き、熱を纏った自分をその狭間へ導いた。
ずぷり、と濡れた音を立てて、奥へ沈んでいく。
「…っ、ぁ…んっ……」
甘い声。快感に震える吐息。
その一つひとつが、俺の頭を痺れさせる。
たまらず、腰を強く押し込んだ。
奥を突くたびに、Honeyの身体がピクンと震え、瞳が蕩けていく。
「こうでなくちゃな…ッ!…」
自分の手で、彼女を快感に溺れさせ、恍惚に染めていく。
その姿を見るのが、何より俺の悦びだった。
「Honey…もっと見せな。俺だけの…蕩けた顔」
強く抱き寄せ、名を呼びながら、さらに奥をかき混ぜるように腰を打ち込んだ。
愛する女が俺の腕の中で蕩けていく、この瞬間がたまらなく愛しい。
互いの唇を重ねて、息がもつれるほどに深く貪った。
絡めた指は強く結ばれ、腰の奥で繋がる熱はじゅくじゅくと快感を注ぎ込む。
「ん…っ、はぁ…スタン…」
蕩けた声で名を呼ばれ、その震えが腕の中で直に伝わる。
全部、俺の腕の中にある。
この唇も、繋がった手も、抱きすくめる身体も。
そして今、俺を受け入れ奥で締めつけてくる秘部までも。
「Honey…宝物だ…誰より、大事な…」
囁きながら、腰を深く打ち込む。
ベッドの軋み、淫らな水分音、肌がぶつかる音、Honeyの甘い声…五感全てがHoneyとの愛で満たされる感覚。
Honeyは小さく悲鳴を上げ、絶頂の波に呑まれながら俺に縋りついてきた。
Honeyが感じるポイントを的確に狙い、浅く、時に深く腰を推し進める。
いやらしく飲み込むソコを見れば、視覚から与えられる圧巻のエロス。
溢れた愛液がテラテラ光り、愛液とカウパー液が泡立ち滑りが良く、柔らかに包み込む中が、キュッと更に締めつけ、繋がるモノを逃がすまいと言わんばかりに絡みつく刺激が堪らない。
「…っ、一緒に…イクぜ!」
言葉を交わした瞬間、互いの身体がきつく抱き合い、名前を呼び合う声が重なった。
激しく腰を打ち付け、ぐっと奥で強く繋がったまま、熱が弾ける。
「Honey…クッ!」
「あッ…スタン…んッ…あぁぁぁん!!」
愛と快感に満たされ、全てが溶け合う。
これ以上の幸福があるはずがない。
そう確信しながら、俺は腕の中の宝物をぎゅっと抱き締め、溢れる愛を伝え続けた。
普段ならHoneyはこのまま疲れて眠る。
だが、今夜は少し違った。
互いの鼓動がまだ速いまま、シーツの中で腕に収めたHoneyを見下ろす。
ぐったりして汗に濡れた頬、潤んだ瞳がこちらを見上げてきた。
「…スタン…今夜はまだ、終わりたくないの」
小さく震える声。
熱に火照った身体で、もう一度俺を求めるように腕を伸ばしてくる。
やんじゃん、俺をどこまで試すつもりなんよ。
愛で骨抜きにしたと思ったら、逆に俺が誘惑されてんじゃねえか。
「Honey…今夜はゆっくり休ませるつもりだったんだがな」
口でそう言いながら、抱き寄せた肩口から漂う甘い匂いに理性が揺らぐ。
華奢な手が俺の胸を撫でる度に、戦場帰りの身体じゃなく男の本能が呼び起こされる。
「…OK,俺もHoneyを抱き足りねえ」
額を重ね、唇を優しく啄んでから、ゆっくり体を重ね直した。
一度目とは違う、言葉と空気でじっくり愛を確かめ合う時間。
「好きだ」「愛してる」…囁きながら、互いの存在を深く感じていく。
今夜だけは、限界も計算も捨てていい。
Honeyからのもう一度が、俺のすべてを解き放っていく。
月明かりに照らされたHoneyの頬は、まだ赤く染まったままだ。
腕の中で柔らかく微笑むその顔を見て、胸が熱くなる。
ここ数日の件の反動で、Honeyの瞳に宿る熱は一層強い。
守られた安堵と、危機をくぐり抜けた人間が本能的に求める生を、軍人の俺はよく知っている。
「スタン…」
小さな声で俺を呼ぶ。
普段より潤んだ声色に、理屈を超えて抱きしめたくなる。
「…わかってんよ。アンタの気持ちも、身体の声も」
無理に抑える気なんてなかった。
Honeyが望む限り、全部受け止めて、俺を刻み込む。
ただ一気に燃え上がるんじゃなく、今はじっくり、甘く。
頬に口づけを落とし、髪を撫で、細い指先に指を絡めていく。
唇を重ねながら、ゆっくり身体を合わせた。
最初の激しさとは違い、ひとつひとつの動きに意味を込め、囁きと吐息で互いを包む。
「安心しな、Honey。俺がいる。これから先も、ずっとな」
ゆったりとしたリズムで繋がりながら、瞳を合わせて確かめ合う。
この安心を、愛を、恐怖も不安も超えて残してやりたい。
Honeyが胸に縋り、熱に震えながらも微笑みを見せた瞬間、俺はこの女を守るために生きていると、改めて痛感した。
静かな熱が、長く続いた。
最初よりもゆったりと刻んだ時間が、かえって深くHoneyを追い詰めていく。
甘い吐息が絡まり合い、指も、唇も、身体も、すべてが繋がっている。
「スタン…っ、あぁ……」
腕の中で声を震わせ、しがみつくHoneyの温もりが愛おしくて、堪らない。
俺の胸の奥まで届くほどの熱で、Honeyは何度も溶けかけながら、やがて、深く、長く、幸福に満ちた絶頂へと2人は導かれていった。
その瞬間の恍惚に揺れる表情は、まさに男冥利に尽きる光景だ。
「…Honey」
愛おしさが込み上げて、濡れた唇に口づける。
小さく笑みを浮かべて俺を見上げたHoneyは、そのまま安堵に包まれるように瞳を閉じた。
規則正しい呼吸に変わっていき、俺の胸に頬を寄せながら、幸せそうに眠り込む。
こんなにも大切に思える相手がいる。
その事実が、俺の人生の中でどれほど奇跡的なことか。
Honeyを抱き寄せたまま、俺は月明かりの中で静かに目を閉じた。
この穏やかな夜が、どうか永遠に続いてくれと願いながら。