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帰宅してブーツを脱ぎ、深く息を吐いた瞬間だった。
胸に広がるのは重い疲労感。
それでも、一緒に帰宅したHoneyが笑みを見せれば、すべてが軽くなる。
「ふふふ。一緒に帰ってきたけど、おかえり、スタン」
その声だけで、まだ残っていた戦場の影が完全に吹き飛んだ。
ソファに腰を下ろすと、Honeyが隣に座り、そっと肩に寄り添う。
柔らかな髪が頬をかすめ、落ち着いた香りが鼻をくすぐる。
胸の奥にあった張り詰めたものが一気に緩むのがわかった。
「…やっぱ、Honeyがいねえと落ち着かねぇ」
思わず口に出すと、Honeyは少し驚いたように目を瞬かせて、それから照れたように笑った。
手を取って握り込む。
その小ささと温かさに、どうしようもなく心が満たされていく。
任務ではどんな修羅場でも冷静でいられるが、こいつの前じゃ制御が利かない。
「Honey…」
呼んだだけで胸が熱くなる。
無意識にそのまま抱き寄せ、額を合わせた。
こんな夢中なるなんて、特殊部隊隊長の仮面を被っていた昔の俺なら、想像もできなかった。
「…もう離せそうにねぇ」
低く呟くと、Honeyは安心したように笑い、俺の胸に頬を寄せてきた。
夜の静かな空気の中、ただ互いの鼓動を感じ合いながら、心の底から帰ってきた、と実感する。
テーブルにはHoneyが腕を振るった手料理が並んでいた。
湯気の立つスープに、香ばしい肉料理、季節の野菜を使った副菜まで、見ただけで心がほどけていく。
「スタン、今日はいっぱい頑張ったんだから、しっかり食べて」
にこやかに言われ、自然と口元が緩む。
「…うまいな。任務あがりのメシは、Honeyの手料理に限んね」
素直に言葉が出る。Honeyは嬉しそうに頬を染めて「ふふっ」と小さく笑った。
食卓を囲みながら、なんてことない会話を交わす。
訓練の話や研究室の出来事、二人で笑い合ううちに、戦場で張り詰めていた心も完全にほぐれていった。
食後、片付けを終えたHoneyが、少し意味ありげにこちらを見上げる。
「ねぇ、スタン」
「あぁ?」
「今日は…一緒にお風呂、どう?」
その声音はどこか甘くて、誘うようで、思わず喉が鳴る。
普段なら俺が強引に誘うところだが、今夜はHoneyが俺を癒すために考えてくれているのが伝わってきた。
「…断る理由がねぇな」
低く返すと、Honeyの瞳がぱっと華やぐ。
肩の力が抜けるほどに安心するのは、温かい風呂でも、戦地の休息でもなく、Honeyと一緒にいる時間そのものなんだと改めて実感する。
バスルームに足を踏み入れると、湯気がふわりと立ち上り、温かな湿気に包まれる。
バスタブには既にお湯が張られており、淡いアロマの香りが漂っていた。
先に入っていたHoneyが、髪を一纏めにして振り返る。
「お疲れさま、スタン。さ、ゆっくり浸かって」
湯気に頬を染めたその笑顔が、普段より柔らかく見える。
隣に腰を下ろし、背中を湯に預けると、張り詰めていた筋肉がじんわり解けていくのを感じた。
「…ふぅ」自然と息が漏れる。
「気持ちいいでしょ?」
Honeyが嬉しそうにのぞき込んでくる。
「あぁ。…贅沢だな」
素直に吐き出すと、Honeyはくすっと笑い、手を伸ばして俺の腕を撫でた。
「今日はね、スタンの疲れを全部流してあげたいの」
「…十分すぎるくらい癒されてんよ?」
そう返すと、Honeyはわざとらしく眉をひそめ、悪戯っぽく指を立てた。
「こら、ダメ。今日はスタンを癒す日なんだから!だからエッチなことはナシ!」
「…言ったな」
にやりとすると、Honeyは「ふふふ」と悪戯っ子のように笑って、また湯に沈んでいったが、少し強引に腹に腕をまわし、俺に寄りかからせる様に抱き寄せた。
揺れる湯がパシャッと音をたてた。
Honeyは「キャッ!!…」驚きつつも、何だかんだ身を委ねる。
めでたいね。
俺の嫁が、可愛すぎんよ。
俺の視線は自然とHoneyに吸い寄せられ、彼女の横顔や濡れたうなじの輝きに心臓がざわつく。
けれど、今夜は確かに癒される日。
俺はその言葉を守るように、Honeyの手をそっと握った。
温かな湯に包まれ、手の温もりを感じながら、心まで満たされていった。
バスルームから上がり、部屋の灯りを少し落としたリビング。
ソファに腰を下ろすと、Honeyがタオルドライした髪を揺らしながら俺の隣に座った。
膝の上にタオルを敷き、「はい、手を出して」と微笑む。
素直に差し出すと、Honeyが俺の手を両手で包み込む。
「今日は酷使したでしょ? 指先まで硬くなってるもの」
オイルを馴染ませ、丁寧に親指で手のひらを押しほぐしていく。
…あぁ、案外、気持ちいいな。
石化前、彼女に肩や首を揉まれたことはあったが、手のマッサージは新鮮だ。
指と指の間をなぞられるたび、肩の力が抜けていく。
「ね、少し楽になった?」
「…あぁ。悪くねえ」
声が少し掠れるのを自分でも感じた。
…だが、だ。
彼女の細い指が俺の掌を撫で、爪先が軽く肌を掠めるたび、健全なはずの行為なのに、妙に艶を帯びて見える。
その真剣な眼差しすら、俺には色っぽく映って仕方がない。
…落ち着け。今夜は癒す日だと言ったろうが。
だが脳裏に浮かぶのは、彼女が少し潤んだ瞳で俺を見上げる姿や、肌に沈む感触。
触れられているのは掌だけなのに、熱が全身を駆け巡っていく。
Honeyの手つきが次第に俺を煽る。
そして、最後に指を一本一本包み込むように揉み解された時、俺の自制心は決定的に揺らいだ。
「…Honey」
低く名前を呼び、手を引き寄せる。
驚いた彼女の身体がバランスを崩し、そのまま俺の胸に倒れ込んだ。
柔らかな髪が頬に触れる。
「ちょ、ちょっとスタン? 今夜は、癒す日だって…」
「十分癒された。…後は俺の番だろう」
抗う隙を与えず、唇を塞ぐ。
後頭部と腰を掴み、ソファに押し倒しながら、熱を込めて。
理性よりも本能が勝ってしまうのは、俺がHoneyに惚れすぎてる証拠だ。
くすぶる熱を分け合う様に、吐息混じりの深いキス。
角度を変え何度も味わい、舌でHoneyの弱い部分を責めれば、鼻から抜ける甘い声が俺を煽る。
バスローブの上からボディーラインを撫で上げ、ウエストの隙間から直接素肌に触れると、熱を帯びたしっとりとした、すべすべな肌触りの良い肌が出迎えた。
堪らず、邪魔なバスローブを取っ払い、ランジェリー姿にした時、Honeyがベッドに行きたいと言った為、抱き抱えて移動したスタン。
ベッドにおろしたHoneyが、ふわりと立ち上がり俺の首へ腕を絡めてきた瞬間から、ただならぬ熱が伝わってきた。
完全に不意を突かれた。
名を呼ばれ、唇を奪われ、そして耳もとで「そのまま…動かないで」と甘く命じられたとき、戦場で鍛えた心臓が別の意味で跳ね上がる。
次の瞬間には服を外され、彼女が跪く姿が視界に映る。思わず息が詰まった。
Honey…。
その愛おしい女が、真剣に、そして艶やかに俺ねモノを舐めあげ、咥えている光景。
想像以上に強烈だ。
堪えようにも堪えられず、全身の神経が痺れる。
「…Honey…ッ…」
喉奥から洩れた声は、理性を失った獣のように掠れていた。
彼女の口づけと手の動きが絡み合い、俺を支配する。
こんなサプライズを仕掛けられて、平常心など保てるわけがない。
甘い悦びと昂ぶりに追い詰められながら、俺は堪らず指先で彼女の髪を撫で、震える吐息を落とした。
完全に、Honeyに主導権を奪われている。
けれどそれが、たまらなく愛おしく、誇らしい。
膝の上に広がる熱と甘美な刺激に、危うく堕ちそうになった瞬間、俺は、反射的にHoneyの肩を掴んでいた。
「っ…待て」
低く唸る声は、ほとんど咆哮に近かった。
彼女が驚いて顔を上げた刹那、俺はその細い身体を抱きすくめ、ベッドに押し倒す。
視界に映るのは、潤んだ瞳とわずかに上気した頬。
胸の奥で獣が吠えた。
もう、堪えられねえ。
「Honeyに主導権握られんのも…悪くねえが」
唇を噛み、彼女の耳もとで囁く。
「俺の性に合わないかんね」
絡めていた腕を強く締め、喉の奥で笑う。
「たっぷりお返しタイムしてやんよ」
そのまま、甘い吐息を残す首筋へ牙を立てるように口づける。
肌を這う熱にHoneyが小さく身を震わせるのを感じ、さらに紅い印をつける。
もう一度、戦場に似た昂揚が俺を突き動かしていた。
今度は愛しい女を、たっぷり嬲るために。
俺は彼女の腰を強く抱き寄せ、胸元から腹、太腿へとゆっくり口づけを辿った。
Honeyが期待と羞恥に揺れるのを、真上から見下ろす。
「んな顔してっと…余計、そそられんじゃん」
囁きながら、俺は彼女の一番奥を舐め貪った。
熱く甘い密壺に舌を絡め、震える身体を何度も何度も極限まで追い込む。
巧みに舌と唇を使い吸い上げ、指で感じるポイントを刺激すれば、潮を噴き手首まで濡れた感触で興奮は増すばかりだ。
Honeyは堪えきれず、指先でシーツを掴み、喉から甘い声を零す。
その声を餌に、俺はさらに深く舌を差し入れ、敏感なところを徹底的に嬲る。
脚を閉じようとする些細な抵抗すら、許さず、寧ろもっと見せろと言わんばかりに開かせた。
「ほら…もっと気持ちよくなんな。何度でもイかせてやっかんね」
小さな身体が跳ねるたび、絶頂が押し寄せるたび、俺は離れずに、何度も彼女を飲み干すように味わった。
もう何度目かもわからないほどに達し、汗に濡れて蕩けきった表情。
その姿を見て、俺の理性は完全に吹き飛んでいく。
「…まだ終わんねえぜ、Honey」
俺の声は低く掠れ、獣のように彼女を見据えていた。
俺は濡れきった蜜壺へと腰を押し入れ、一気に奥まで貫いた。
その瞬間、Honeyの身体が跳ね、瞳が俺だけを映して見開かれる。
「…っ、やっぱ…最高じゃん。Honeyん中」
全身で抱きしめながら、深く、強く突き上げる。
快感と悦びが絡み合い、ただひとつになれた幸福感に酔いながら、腰は止まらない。
奥をかき混ぜるように荒々しく、角度を変え、速さを増し、
彼女の絶頂を引き出すことに夢中になっていた。
「もっと…感じな。俺とひとつになってかんね…逃がさねえ」
汗が絡み合い、肌と肌がぶつかる音が部屋に響く。
Honeyの声が震えながら重なり、俺はさらに激しく腰を打ち込んだ。
最奥で繋がっていても、貧欲なキスをして、手を絡め取り、Honeyを最大限感じていたい。
俺の腕の中で、Honeyは小さな身体を震わせながら幾度も絶頂に攫われていく。
きゅうっと俺を締め上げるその熱に煽られ、俺も限界が近い。
「…っ、Honey…もう、堪えらんねぇ……!」
涙に濡れた瞳で俺を見上げ、彼女は声を振り絞る。
「スタン…一緒に…っ」
次の瞬間、互いの名を呼び合いながら、全身で抱き締め合って同時に果てた。
力強く結ばれたまま、どちらも離れようとせず、ただ深く繋がり続ける。
荒い呼吸の中、額を重ね、汗を分け合いながら囁いた。
「…Honey。愛してる。離さねぇ、絶対に」
彼女の柔らかな頬に、何度も、何度もキスを落とす。
唇を重ねては、頬に、瞼に、首筋に、止めどなく愛を注ぎ込む。
Honeyが甘く笑みを浮かべるたび、俺の胸は熱でいっぱいになる。
愛おしさが溢れ、抱き締める腕に自然と力がこもった。
俺の胸に顔を埋めたHoneyの呼吸が、少しずつ穏やかに落ち着いていく。
肩越しに触れる心臓の鼓動も、さっきまでの荒々しい速さを失い、ゆったりとしたリズムを刻んでいた。
「…Honey」
名を呼ぶと、彼女は半分眠りに落ちながらも、安心したように小さく微笑んだ。
その笑顔を見ただけで、胸が温かく満たされる。
髪を撫で、背をさすり、余韻に浸るように唇を何度も重ねる。
「愛してんよ、Honey」
やがて彼女の身体からすっかり力が抜け、深い眠りに落ちていった。
俺に抱かれ、安らぎを得て眠る姿は、何よりも尊い。
その寝顔を守るように腕を回し、俺も静かに目を閉じた。
安堵と温もりに包まれながら。
胸に広がるのは重い疲労感。
それでも、一緒に帰宅したHoneyが笑みを見せれば、すべてが軽くなる。
「ふふふ。一緒に帰ってきたけど、おかえり、スタン」
その声だけで、まだ残っていた戦場の影が完全に吹き飛んだ。
ソファに腰を下ろすと、Honeyが隣に座り、そっと肩に寄り添う。
柔らかな髪が頬をかすめ、落ち着いた香りが鼻をくすぐる。
胸の奥にあった張り詰めたものが一気に緩むのがわかった。
「…やっぱ、Honeyがいねえと落ち着かねぇ」
思わず口に出すと、Honeyは少し驚いたように目を瞬かせて、それから照れたように笑った。
手を取って握り込む。
その小ささと温かさに、どうしようもなく心が満たされていく。
任務ではどんな修羅場でも冷静でいられるが、こいつの前じゃ制御が利かない。
「Honey…」
呼んだだけで胸が熱くなる。
無意識にそのまま抱き寄せ、額を合わせた。
こんな夢中なるなんて、特殊部隊隊長の仮面を被っていた昔の俺なら、想像もできなかった。
「…もう離せそうにねぇ」
低く呟くと、Honeyは安心したように笑い、俺の胸に頬を寄せてきた。
夜の静かな空気の中、ただ互いの鼓動を感じ合いながら、心の底から帰ってきた、と実感する。
テーブルにはHoneyが腕を振るった手料理が並んでいた。
湯気の立つスープに、香ばしい肉料理、季節の野菜を使った副菜まで、見ただけで心がほどけていく。
「スタン、今日はいっぱい頑張ったんだから、しっかり食べて」
にこやかに言われ、自然と口元が緩む。
「…うまいな。任務あがりのメシは、Honeyの手料理に限んね」
素直に言葉が出る。Honeyは嬉しそうに頬を染めて「ふふっ」と小さく笑った。
食卓を囲みながら、なんてことない会話を交わす。
訓練の話や研究室の出来事、二人で笑い合ううちに、戦場で張り詰めていた心も完全にほぐれていった。
食後、片付けを終えたHoneyが、少し意味ありげにこちらを見上げる。
「ねぇ、スタン」
「あぁ?」
「今日は…一緒にお風呂、どう?」
その声音はどこか甘くて、誘うようで、思わず喉が鳴る。
普段なら俺が強引に誘うところだが、今夜はHoneyが俺を癒すために考えてくれているのが伝わってきた。
「…断る理由がねぇな」
低く返すと、Honeyの瞳がぱっと華やぐ。
肩の力が抜けるほどに安心するのは、温かい風呂でも、戦地の休息でもなく、Honeyと一緒にいる時間そのものなんだと改めて実感する。
バスルームに足を踏み入れると、湯気がふわりと立ち上り、温かな湿気に包まれる。
バスタブには既にお湯が張られており、淡いアロマの香りが漂っていた。
先に入っていたHoneyが、髪を一纏めにして振り返る。
「お疲れさま、スタン。さ、ゆっくり浸かって」
湯気に頬を染めたその笑顔が、普段より柔らかく見える。
隣に腰を下ろし、背中を湯に預けると、張り詰めていた筋肉がじんわり解けていくのを感じた。
「…ふぅ」自然と息が漏れる。
「気持ちいいでしょ?」
Honeyが嬉しそうにのぞき込んでくる。
「あぁ。…贅沢だな」
素直に吐き出すと、Honeyはくすっと笑い、手を伸ばして俺の腕を撫でた。
「今日はね、スタンの疲れを全部流してあげたいの」
「…十分すぎるくらい癒されてんよ?」
そう返すと、Honeyはわざとらしく眉をひそめ、悪戯っぽく指を立てた。
「こら、ダメ。今日はスタンを癒す日なんだから!だからエッチなことはナシ!」
「…言ったな」
にやりとすると、Honeyは「ふふふ」と悪戯っ子のように笑って、また湯に沈んでいったが、少し強引に腹に腕をまわし、俺に寄りかからせる様に抱き寄せた。
揺れる湯がパシャッと音をたてた。
Honeyは「キャッ!!…」驚きつつも、何だかんだ身を委ねる。
めでたいね。
俺の嫁が、可愛すぎんよ。
俺の視線は自然とHoneyに吸い寄せられ、彼女の横顔や濡れたうなじの輝きに心臓がざわつく。
けれど、今夜は確かに癒される日。
俺はその言葉を守るように、Honeyの手をそっと握った。
温かな湯に包まれ、手の温もりを感じながら、心まで満たされていった。
バスルームから上がり、部屋の灯りを少し落としたリビング。
ソファに腰を下ろすと、Honeyがタオルドライした髪を揺らしながら俺の隣に座った。
膝の上にタオルを敷き、「はい、手を出して」と微笑む。
素直に差し出すと、Honeyが俺の手を両手で包み込む。
「今日は酷使したでしょ? 指先まで硬くなってるもの」
オイルを馴染ませ、丁寧に親指で手のひらを押しほぐしていく。
…あぁ、案外、気持ちいいな。
石化前、彼女に肩や首を揉まれたことはあったが、手のマッサージは新鮮だ。
指と指の間をなぞられるたび、肩の力が抜けていく。
「ね、少し楽になった?」
「…あぁ。悪くねえ」
声が少し掠れるのを自分でも感じた。
…だが、だ。
彼女の細い指が俺の掌を撫で、爪先が軽く肌を掠めるたび、健全なはずの行為なのに、妙に艶を帯びて見える。
その真剣な眼差しすら、俺には色っぽく映って仕方がない。
…落ち着け。今夜は癒す日だと言ったろうが。
だが脳裏に浮かぶのは、彼女が少し潤んだ瞳で俺を見上げる姿や、肌に沈む感触。
触れられているのは掌だけなのに、熱が全身を駆け巡っていく。
Honeyの手つきが次第に俺を煽る。
そして、最後に指を一本一本包み込むように揉み解された時、俺の自制心は決定的に揺らいだ。
「…Honey」
低く名前を呼び、手を引き寄せる。
驚いた彼女の身体がバランスを崩し、そのまま俺の胸に倒れ込んだ。
柔らかな髪が頬に触れる。
「ちょ、ちょっとスタン? 今夜は、癒す日だって…」
「十分癒された。…後は俺の番だろう」
抗う隙を与えず、唇を塞ぐ。
後頭部と腰を掴み、ソファに押し倒しながら、熱を込めて。
理性よりも本能が勝ってしまうのは、俺がHoneyに惚れすぎてる証拠だ。
くすぶる熱を分け合う様に、吐息混じりの深いキス。
角度を変え何度も味わい、舌でHoneyの弱い部分を責めれば、鼻から抜ける甘い声が俺を煽る。
バスローブの上からボディーラインを撫で上げ、ウエストの隙間から直接素肌に触れると、熱を帯びたしっとりとした、すべすべな肌触りの良い肌が出迎えた。
堪らず、邪魔なバスローブを取っ払い、ランジェリー姿にした時、Honeyがベッドに行きたいと言った為、抱き抱えて移動したスタン。
ベッドにおろしたHoneyが、ふわりと立ち上がり俺の首へ腕を絡めてきた瞬間から、ただならぬ熱が伝わってきた。
完全に不意を突かれた。
名を呼ばれ、唇を奪われ、そして耳もとで「そのまま…動かないで」と甘く命じられたとき、戦場で鍛えた心臓が別の意味で跳ね上がる。
次の瞬間には服を外され、彼女が跪く姿が視界に映る。思わず息が詰まった。
Honey…。
その愛おしい女が、真剣に、そして艶やかに俺ねモノを舐めあげ、咥えている光景。
想像以上に強烈だ。
堪えようにも堪えられず、全身の神経が痺れる。
「…Honey…ッ…」
喉奥から洩れた声は、理性を失った獣のように掠れていた。
彼女の口づけと手の動きが絡み合い、俺を支配する。
こんなサプライズを仕掛けられて、平常心など保てるわけがない。
甘い悦びと昂ぶりに追い詰められながら、俺は堪らず指先で彼女の髪を撫で、震える吐息を落とした。
完全に、Honeyに主導権を奪われている。
けれどそれが、たまらなく愛おしく、誇らしい。
膝の上に広がる熱と甘美な刺激に、危うく堕ちそうになった瞬間、俺は、反射的にHoneyの肩を掴んでいた。
「っ…待て」
低く唸る声は、ほとんど咆哮に近かった。
彼女が驚いて顔を上げた刹那、俺はその細い身体を抱きすくめ、ベッドに押し倒す。
視界に映るのは、潤んだ瞳とわずかに上気した頬。
胸の奥で獣が吠えた。
もう、堪えられねえ。
「Honeyに主導権握られんのも…悪くねえが」
唇を噛み、彼女の耳もとで囁く。
「俺の性に合わないかんね」
絡めていた腕を強く締め、喉の奥で笑う。
「たっぷりお返しタイムしてやんよ」
そのまま、甘い吐息を残す首筋へ牙を立てるように口づける。
肌を這う熱にHoneyが小さく身を震わせるのを感じ、さらに紅い印をつける。
もう一度、戦場に似た昂揚が俺を突き動かしていた。
今度は愛しい女を、たっぷり嬲るために。
俺は彼女の腰を強く抱き寄せ、胸元から腹、太腿へとゆっくり口づけを辿った。
Honeyが期待と羞恥に揺れるのを、真上から見下ろす。
「んな顔してっと…余計、そそられんじゃん」
囁きながら、俺は彼女の一番奥を舐め貪った。
熱く甘い密壺に舌を絡め、震える身体を何度も何度も極限まで追い込む。
巧みに舌と唇を使い吸い上げ、指で感じるポイントを刺激すれば、潮を噴き手首まで濡れた感触で興奮は増すばかりだ。
Honeyは堪えきれず、指先でシーツを掴み、喉から甘い声を零す。
その声を餌に、俺はさらに深く舌を差し入れ、敏感なところを徹底的に嬲る。
脚を閉じようとする些細な抵抗すら、許さず、寧ろもっと見せろと言わんばかりに開かせた。
「ほら…もっと気持ちよくなんな。何度でもイかせてやっかんね」
小さな身体が跳ねるたび、絶頂が押し寄せるたび、俺は離れずに、何度も彼女を飲み干すように味わった。
もう何度目かもわからないほどに達し、汗に濡れて蕩けきった表情。
その姿を見て、俺の理性は完全に吹き飛んでいく。
「…まだ終わんねえぜ、Honey」
俺の声は低く掠れ、獣のように彼女を見据えていた。
俺は濡れきった蜜壺へと腰を押し入れ、一気に奥まで貫いた。
その瞬間、Honeyの身体が跳ね、瞳が俺だけを映して見開かれる。
「…っ、やっぱ…最高じゃん。Honeyん中」
全身で抱きしめながら、深く、強く突き上げる。
快感と悦びが絡み合い、ただひとつになれた幸福感に酔いながら、腰は止まらない。
奥をかき混ぜるように荒々しく、角度を変え、速さを増し、
彼女の絶頂を引き出すことに夢中になっていた。
「もっと…感じな。俺とひとつになってかんね…逃がさねえ」
汗が絡み合い、肌と肌がぶつかる音が部屋に響く。
Honeyの声が震えながら重なり、俺はさらに激しく腰を打ち込んだ。
最奥で繋がっていても、貧欲なキスをして、手を絡め取り、Honeyを最大限感じていたい。
俺の腕の中で、Honeyは小さな身体を震わせながら幾度も絶頂に攫われていく。
きゅうっと俺を締め上げるその熱に煽られ、俺も限界が近い。
「…っ、Honey…もう、堪えらんねぇ……!」
涙に濡れた瞳で俺を見上げ、彼女は声を振り絞る。
「スタン…一緒に…っ」
次の瞬間、互いの名を呼び合いながら、全身で抱き締め合って同時に果てた。
力強く結ばれたまま、どちらも離れようとせず、ただ深く繋がり続ける。
荒い呼吸の中、額を重ね、汗を分け合いながら囁いた。
「…Honey。愛してる。離さねぇ、絶対に」
彼女の柔らかな頬に、何度も、何度もキスを落とす。
唇を重ねては、頬に、瞼に、首筋に、止めどなく愛を注ぎ込む。
Honeyが甘く笑みを浮かべるたび、俺の胸は熱でいっぱいになる。
愛おしさが溢れ、抱き締める腕に自然と力がこもった。
俺の胸に顔を埋めたHoneyの呼吸が、少しずつ穏やかに落ち着いていく。
肩越しに触れる心臓の鼓動も、さっきまでの荒々しい速さを失い、ゆったりとしたリズムを刻んでいた。
「…Honey」
名を呼ぶと、彼女は半分眠りに落ちながらも、安心したように小さく微笑んだ。
その笑顔を見ただけで、胸が温かく満たされる。
髪を撫で、背をさすり、余韻に浸るように唇を何度も重ねる。
「愛してんよ、Honey」
やがて彼女の身体からすっかり力が抜け、深い眠りに落ちていった。
俺に抱かれ、安らぎを得て眠る姿は、何よりも尊い。
その寝顔を守るように腕を回し、俺も静かに目を閉じた。
安堵と温もりに包まれながら。