日常
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40.続編
夜、スタンにとっては待ちに待ったお楽しみの時間…と思いきや、研究所から緊急呼び出しが入り、 Honeyを研究所に送り届けるも、その日は徹夜となりスタンと行き違いになってしまった Honey。
朝方帰宅して、ゼノ護衛任務に出かけるスタンを見送り、ベッドに潜り込んだ。
出勤は午後からと言ってたな。
スタンの心境は、複雑に揺れていた。
昨夜からずっと心待ちにしていた、甘い時間が緊急事態で潰れた悔しさは確かにある。
だがそれを表に出す程、スタンは柔じゃない。
研究が優先なのも理解しているし、 Honey自身も研究所で徹夜したのだから、コンディションも気がかりだ。
ただ午後再会した時、 Honeyの表情を一目見て安堵する。
午前中眠れたと聞けばホッとするが、彼の観察眼はごまかせない。
疲れが完全に抜けたわけじゃないことを、ちょっとした仕草や表情、肌の具合から見抜いている。
スタンは内心、 Honeyは自分の限界を超えて頑張る癖がある。
俺が見てなきゃ倒れるまで走りかねないね。
無理をしてでも隣に立ちたいと思ってくれるのは嬉しいが、俺としては…もっと自分を労ってほしいんよ。
ゼノ「君たちの情熱的な夜を邪魔してすまなかったね。何せ急なことだったんだ」と言ってたが、 Honeyがいない夜は冗談抜きで落ち着かねぇ。
次は絶対俺も同行すっかんね。
表向きは淡々と Honeyを迎え入れ、護衛の姿勢を崩さないが、瞳の奥には「よく戻った」「もう無茶すんなよ」という安堵と苛立ちが混ざった色を浮かべている。
昼休み、人から見えない隅のソファーもとい、スタンの一服スペースでスタンと Honeyがゆっくりしていた。
肩に重みが落ちた瞬間、スタンはすぐに Honeyが眠気と戦っているのを察する。
煙草を取り出しかけた手を止め、横顔を見下ろすと、彼女は半分まぶたを閉じたまま小さくこぼした。
「今寝たら、夜眠れなくなってしまいそう…」
スタンは小さく鼻で笑った。
「心配すんな。俺が隣にいっから、夜だってきっと眠れんぜ」
低い声で囁きながら、肩に寄りかかる彼女の頭を大きな手で支える。
軍人らしい冷徹な合理性から言えば、休めるときに休むのが正解だ。
だが、それをそのまま言うと彼女はまた背伸びしてしまう。
だから敢えて冗談めかし、安心させるような言葉を選ぶ。
「それに、 Honeyがここで眠ったって、俺は退屈しねえぜ。見てんだけで十分満たされっかんね」
わずかに囁きながら、彼女の額へと唇を落とす。
外の誰にも見せない、完全に夫としての柔らかい表情を浮かべながら。
こんなに無防備に寄りかかられて、守らないわけがねえ。
そんな確信が、胸の奥に熱を灯していた。
Honeyの小さな吐息が、肩口に心地よく伝わる。
最初は「眠ったら夜眠れない」と気丈に言っていたが、スタンの腕に収まった瞬間から、その警戒は音もなく解けていった。
安心しきった子供のように、彼女の呼吸はすぐに深く、規則正しくなる。
スタンは微かに目を細め、片手で髪をそっと撫でた。
俺の隣なら、どんな夢も不安も寄せつけない。
そう確信するたびに、胸の奥が熱くなる。
彼女がこうして数十分でも眠れば、徹夜明けの疲れも確実に回復するだろう。
そして夜。 Honeyがまた笑顔で俺に向かってくる。
昨日お預けを食らった分も、緊急呼び出しで流れた分も、今夜は全部まとめて、倍返しにしてやんよ。
そう思った瞬間、スタンの口元は自然と不敵に歪んだ。
待ちに待った、甘くて激しい夜が訪れる予感に。
その時のスタンの胸の内は、ただひとつ。
逃さねぇよ。
今夜は Honeyを骨の髄まで愛し尽くすかんね。
夜。
怒涛の研究も一区切りついた為、無事帰宅した Honeyはゆっくり風呂に入ると上機嫌に浴室に消えていった。
浴室のドアが開くと、甘い石鹸の香りがふわりと漂る。
ドレッサーの前で、 Honeyが髪を乾かし終えるその瞬間を、俺は獲物を狙うようにじっと見ていた。
艶やかな髪先が肩を滑り、きめ細かい白い肌は湯上がりの熱で火照っている。
もう十分だ。
待たされた分、これ以上は我慢の限界。
「… Honey」
低く名を呼んだ時点で、彼女は気づいたはずだ。
俺がスイッチを入れていることに。
振り返る隙も与えず、腰をさらい上げる。
「きゃっ…!」
驚き混じりの声が漏れたが、抵抗はない。
そのまま抱き上げ、ベッドへと拐い込むように連行した。
シーツの上に横たえれば、浴びせるような口づけで彼女の唇を塞ぐ。
昼間眠って体調を整えてくれたのは分かっている。
だから今夜は容赦なくいく。
昨夜の中断も、徹夜での行き違いも、全部取り戻す。
「 Honey…お預けの分もまとめて、今夜はじっくり堪能させてもらうかんね」
囁きながら、首筋から鎖骨へと熱を落とす。
彼女の体が小さく震え、腕が俺の背に絡む。
その瞬間、俺の中の理性は完全に焼き切れた。
待ちに待った夜だ。
この女を、愛で尽くすためだけの時間。
ベッドに沈めた Honeyの上で、俺は再びじっくりと唇を重ね、甘さを絡めてからそっと離した。
息を弾ませる彼女の胸元に視線を落とす。
柔らかく形よい双丘が、薄い衣越しに呼吸に合わせて上下している。
「…ここも、俺だけのもんだ」
そう呟き、手のひらで包み込む。指先でゆるやかに形をなぞり、掌に収まりきらない柔らかさを存分に確かめた。
Honeyが小さく声を洩らし、身を竦める。
荒々しい欲求が喉までせり上がる一方で、触れる手は優しく、撫でるように丁寧に。
片方を弄りながら、もう片方を唇で捕らえる。
舌先で尖らせ、吸い上げると
「ぁ…スタン……っ」
甘い声が耳を溶かすように響き、彼女の背がシーツから持ち上がった。
「可愛い…もっと感じてんとこみせな」
囁きながら、左右を交互に責め立てる。
たっぷりと愛撫されて、 Honeyの吐息は荒く、瞳は潤み、胸は敏感に硬さを主張し始めていた。
その反応に、俺の欲望も熱を増す。
だが急がない。
焦らすように、胸の柔らかさを貪りながら、じわじわと彼女の感度を引き上げていった。
この甘さと熱さに溺れさせるのは、俺しかいない。
胸を堪能したあと、唇を首筋へ、鎖骨へ、そして腹部へとゆっくり下ろしていく。
撫でる掌は彼女の輪郭をなぞり、熱を纏った肌を優しく滑る。
Honeyはその度に小さく身を震わせ、声を押し殺そうと唇を噛むが、堪えきれず甘い吐息が漏れ出していく。
「…我慢すんな、Honey。俺だけに聴かせて」
甘えた様に耳元で囁きながら腰へと手を這わせ、両膝をそっと掴み、ゆるやかに開かせた。
羞恥に頬を赤らめながらも、俺の導きに従うHoney。
滑らかな内腿に唇を押し当て、軽く噛み、また優しく吸い、白い肌に映える紅い跡
「んっ……ぁ……!」
可憐な声が零れ、彼女の指がシーツを掴む。
その姿に理性を削られながらも、今夜はじっくり堪能すると決めているスタン。
内腿から少しずつ中心へ近づく度、Honeyの甘い香りが強まり、俺の喉を焼くような欲望を煽ってくる。
「…もう、溢れてんね」
囁くと、彼女は羞恥に潤んだ瞳を逸らす。
そこへ口付けを落とした瞬間、Honeyの身体は跳ね、震える吐息が夜に溶けた。
今夜は、何度でもこの甘い声を引き出す。
彼女の蜜を余さず味わい尽くすのは、俺の特権。
濡れそぼる蜜を舌先ですくい取り、深く味わう。
甘く蕩けた香りと熱に、理性が焼き尽くされそうになる。
「…Honey、甘すぎんぜ」
低く囁き、舌を這わせては吸い上げ、時に敏感な蕾を軽く舐め上げる。
「ひぁっ……あ、あっ……!」
彼女は腰を逃がそうとするが、俺の腕がしっかりと支え、逃げ場を与えない。
指先も加え、絶妙なリズムで奥と入り口を撫で分ければ、舌と指の連携で翻弄されるHoneyはあっという間に限界へ。
「やぁっ…スタンっ……! も、もう……!」
泣き声混じりの叫びと共に、彼女の身体は大きく震え、蜜を溢れさせながら絶頂へと弾け飛ぶ。
だが俺はそこで止めない。
余韻で敏感になった部分へ、再び舌を差し入れ、溢れ出す熱を容赦なく舐め尽くす。
「…もっと聴かせな、Honey」
甘く命じるように囁きながら、またひとつ波を起こす。
「ぁ…! んんっ……だ、めぇ……っ」
涙混じりの声を上げながら、彼女は連続で何度も快感に翻弄されていく。
唇を離せば、彼女はシーツに沈み込み、汗で乱れた髪を揺らしながら、俺を潤んだ瞳で見つめてきた。
「……挿れてほしい?」
わざと囁いて焦らせば、彼女の頬は真っ赤に染まり、必死に頷く。
まだ、焦らす。
この甘い蜜と声を、俺はまだ充分に堪能していない。
俺の焦らしで、Honeyはすでに全身が甘く痙攣し、シーツは濡れて艶やかに乱れていた。
指を抜く度に蕩けきった蜜があふれ、腰が跳ねるたびに潮が迸る。
「…可愛い過ぎんよ、Honey」
俺の腕に食い込む爪痕も、涙で濡れた瞳も、全てが官能的すぎて、理性の最後の線が焼き切れた。
「挿れんぜ、Honey」
甘く低い声で囁き、熱を彼女の入口に押し当てる。
震える彼女の身体が、まるで待ち焦がれるように吸い付いてきた。
「ぁ……っ! スタン……っ!」
一気に奥まで貫けば、彼女は悲鳴のような甘い声を上げ、痙攣しながら再び潮を溢れさせた。
「くっ…Honey…!」
締めつけの熱と蕩けた蜜に、俺の興奮も爆発する。
深く、激しく突き上げるたびに、彼女の腰は勝手に絡みつき、声がとろけていく。
「だ、めぇ……っ! 深いっ……っ! 好き……スタンっ……!」
潤んだ瞳で必死に俺を見上げながら、彼女は愛を零し続ける。
この女の乱れも、愛も、全て俺だけのもの。
俺の名を叫んで絶頂を繰り返す姿に、興奮と悦びが止まらない。
俺も限界だ。
もっと、もっと深く、最奥で繋がっていたい。
深く結合したまま、互いの熱が限界に近づいていく。
「スタンっ…も、もう…ッ…んんッ…!」
彼女の声が裏返り、必死に俺に縋りつく。
その時、涙で潤んだ瞳を揺らしながら、Honeyが無意識に零した。
「…んッ…気持ちいい……」
その素直すぎる呟きが、俺の胸を撃ち抜く。
甘えるでも媚びるでもない、本音そのもの。俺を欲し、俺で満たされて、そう感じてくれている。
「…Honey…ハッ…煽ってくんね」
低く囁き、腰をさらに深く打ち込む。
最奥を突き上げるたび、彼女は甘い声を上げて震えた。
「好きだ、Honey…俺の全部で愛してる。アンタを二度と離さない」
言葉を刻み込むように、最後の一突きを重ねる。
「スタンっ…! あぁあッ……!」
「くっ……一緒に……ッ!」
爆発的な快感が重なり、俺たちは同時に果てた。
最奥で絡み合ったまま、彼女の絶頂と俺の熱が重なり合い、互いの身体を震わせ尽くす。
愛し合い、求め合い、魂まで溶け合うような一体感。
必要なのはただ、この女だけだ。
まだ互いの心臓が荒く脈打つ中、Honeyはぐったりと胸に沈み込んでいた。
濡れた睫毛が俺の胸に触れ、彼女の熱い息が静かに落ちてくる。
「スタン……あったかい……」
か細い声で呟き、幸せそうに笑った。腕の中の温もりが愛しくて、俺は彼女の額に口づける。
「Honey、可愛すぎんよ……」
抱き締めたまま囁くと、彼女は赤くなった頬を俺の胸に隠した。
けれど、俺の中の熱はまだ収まりきっていなかった。
一度彼女を抱いたところで、満たされるはずがない。
Honeyはそれだけ俺を狂わせる女だ。
甘く抱き寄せ、耳元に低く囁く。
「Honey…もう一回だ」
驚いたように俺を見上げたHoneyの頬に、艶やかな朱が差す。
「す、スタン……」
俺はその唇を奪い、彼女をゆっくり後ろ向きへと導いた。
ベッドに身体を沈めさせ、背後から腕で絡め取る。
腰を引き寄せ、逃げ場をなくし、耳元で囁く。
「今度は、俺の支配欲も満たしてもらうかんね。さんざお預けされたんだ。後ろから、全部…俺のもんだって分からせてやんよ」
頬を染めて息を乱すHoneyが、小さく頷く。
「…スタン…来て…」
この女は、俺にどこまでも委ねてくれる。
後ろから抱き締め、さらに深く繋がる準備を整える。
背後から腰を抱き寄せた瞬間、Honeyの小さな声が喉を震わせた。
「ぁっ……スタン……」
細い腰を掴み、容赦なく奥へと突き上げる。背中越しに伝わる熱と震えが、俺をさらに昂らせる。
「後ろからは…Honey弱いかんね」
低く囁きながら、深く、甘く貫く。
「んッ……あぁ……だめぇ……!」
たちまちHoneyの全身が跳ね、背中を反らせて絶頂に呑まれる。
きゅっと締め付けてくるその感触に、俺は歯を食いしばった。
だが、手を緩める気はない。
腰を引き寄せ、角度を変えてさらに最奥を突き上げる。
「ほら、まだ終わりじゃねえぜ…もっと感じな、Honey」
「んんッ……!あッ……また……イクッ……!」
声を震わせるたび、彼女は後ろから突かれる快感に翻弄され、何度も絶頂へと導かれていく。
背後から彼女を抱きしめ、汗に濡れた首筋へ噛みつくようにキスを落とす。
「全部、俺に委ねろ…何度でもイかせてやんよ」
支配欲と愛情が絡み合い、Honeyを抱く快感に酔いしれていく。
体勢を変え、向き合った瞬間、汗で濡れた肌同士が熱く絡み合った。
腕の中にHoneyを抱き込み、強く結びつくように腰を突き上げる。
「んッ……スタン……! もう……だめぇ……」
涙を滲ませながら俺の首にしがみつき、必死に声を殺そうとする。
だが突き上げのたびに甘い声が漏れてしまうHoney。
「まだ限界じゃねえ…ほら、もっと奥まで感じな」
耳元で囁き、顎を掬うように持ち上げて口を塞ぐ。
舌を絡めながら、さらに深く突き入れる。
「んむ……ッ……ぁあ……!」
そのたびに彼女の全身が痙攣し、絶頂に飲み込まれていく。
首筋から鎖骨、胸元にかけて何度も唇を押し当て、跡を残していく。
赤く浮かび上がるキスマークが増えるたび、Honeyは恥ずかしそうに身を震わせながらも、快感に抗えず体を委ねていく。
「スタン……もぉ……イッちゃうのに……また……ッ!」
「いいんよ、何度でもイッていいぜ。全部受け止めてやっかんね」
彼女の腰を強く引き寄せ、限界ギリギリまで責め立てる。
抱き合ったまま、何度も何度も絶頂へ導き続けHoneyはすでに快感に溺れ、乱れ切った姿をさらけ出していた。
それでも俺は、まだ手を緩める気はなかった。
抱き合ったまま幾度も絶頂を重ね、Honeyの身体は力が抜けきって震えていた。
潤んだ瞳は焦点を結ばず、頬は熱に染まり、口元は蕩けきった甘い吐息を零している。
その顔を見た瞬間、胸の奥で何かが弾けた。
可愛すぎて、愛おしすぎて、どうしても欲が止まらない。
「Honey…そんな顔、俺にしか見せんなよ」
耳元で囁きながら、涙の跡まで指で辿って拭う。
「Honeyが壊れそうなほど乱れる姿も、どんな声も、どんな表情も…全部を愛してる」
彼女の頬にキスを落とし、額、唇、首筋へと次々に吸い寄せられていく。
そのたびにHoneyは弱々しく身を震わせ、でも逃げることなく俺に抱きついた。
「スタン…好き…大好き…」
掠れた声でそう呟くHoneyを、抱き締める腕にさらに力がこもる。
「…これから先も、ずっと愛してんよ」
言葉と同時に腰を僅かに動かし直し、蕩けきった表情をもっと見たくて、また深く沈み込む。
愛を伝えるたび、Honeyの奥がぎゅっと応えるのがたまらない。
夜が更けても、俺はHoneyを手放すことができなかった。
抱き合うたび、彼女の熱と吐息に飲み込まれて、ますます深みに引きずり込まれていく。
「…好き…スタン…」
甘く喘ぐ声に混じって、必死に搾り出されたその言葉。
胸の奥がぎゅっと掴まれた。
こんなに何度も抱き尽くして、蕩けきって、声すら震えてるのに。
それでも、俺に「好き」と伝えてくれる。
軍人として生きてきた時間の中で、こんなにも真っ直ぐな想いを向けられることがあるなんて想像もしていなかった。
その度に胸の奥が苦しくなる。
けれどそれは、痛みじゃない。むしろ幸福が溢れて収まりきらずに軋んでいる。
そんな感覚だった。
「…Honey。俺もだ。愛してる」
掠れる声で囁き、彼女の額に口づけを落とす。
腕の中で安心したように微笑むHoney。
俺に求められて、愛されて、それを全身で感じながら眠りに落ちていく。
その姿を見届ける瞬間こそが、俺にとって最高の安らぎだった。
Honey、アンタを手放す気はこれっぽっちもないかんね。
朝日が、白いシーツとHoneyの素肌を柔らかく照らしていた。
きめ細やかな肌に、俺が残した紅い痕が点々と浮かんでいる。
…昨夜は随分と夢中になった。
その証が、こうして彼女の身体に刻まれている。
ひとつひとつの痕を目にするたびに、胸の奥がじんと熱くなる。
ただの衝動や欲じゃない。
Honeyが俺を受け入れてくれる証であり、俺がHoneyを愛してやまない証でもある。
眠りながら微かに動いた唇から、安堵に似た吐息が零れる。
その寝顔は、どこまでも穏やかで、どこまでも愛おしい。
こんなに壊れそうなほど華奢な身体に、俺は欲を叩きつけた。
それでもHoneyは幸せそうに眠っている。
その事実が、俺をまたどうしようもなく惹きつける。
指先でそっと紅い痕をなぞりながら、心の中で誓う。
Honey…。アンタの不安も、弱さも、全部俺が受け止める。だからもう二度と、ひとりで怯える必要はないんだぜ。
彼女の寝顔を見ているだけで、そんな誓いすら自然に零れ落ちてしまうのだった。
シーツがかすかに揺れ、Honeyがゆっくりと目を覚ます。
寝ぼけ眼のまま小さく伸びをすると、シーツから覗いた肩口に紅い痕が映り込む。
「……っ……」
そこに気づいた瞬間、頬を朱に染め、慌ててシーツを胸元まで引き上げるHoney。
耳まで赤くなりながら、視線を逸らす仕草はまるで少女のようだった。
その様子を見ながら、俺は息を呑んだ。
朝日に透けるような白い肌、紅潮した頬、恥じらいを滲ませる表情。
昨夜、激しく何度も抱き尽くしたというのに、目の前の彼女はなおも清らかで、美しくて。
言葉が……出ねえ。
軍人として数々の修羅場をくぐってきた俺が、女一人の寝起きの姿に完全に見惚れて、思考を奪われている。
胸の奥に熱が込み上げ、ただ見つめることしかできなかった。
Honeyはそんな俺の視線に気づき、シーツを握りしめたまま、気恥ずかしそうに小さく囁く。
「…スタン、見すぎ…」
その照れ声すら甘すぎて、心臓を撃ち抜かれる。
言葉を失った俺の表情が、そのまま惚れ直したと伝えてしまっていた。
シーツに身を隠したまま、Honeyが恥ずかしそうに小さく笑う。
「ふふふ。…痕を見られるのは恥ずかしいけれど…スタンの愛の証なら、嬉しいの」
その一言に、俺の理性が一瞬で焼き切れる。
…くそ、可愛すぎんだろ。
昨夜、何度も抱き尽くしたはずの女が、朝になってもなお、こんな風に新しい表情を見せてくる。
美しいのに、無防備で、甘えてきて、恥ずかしそうに笑って…。
胸の奥を鷲掴みにされて、悶絶するしかなかった。
思わず頭を抱え込み、シーツの上に額を押し付けて呻く。
「…Honey…アンタほんと、俺をどうするつもりなんよ…」
顔を上げれば、朝日を浴びて微笑むHoneyの姿。
白い素肌に紅い痕が散らばり、清らかさと妖艶さが同居して、俺の心臓は爆発寸前。
「綺麗で…可愛すぎんじゃん…俺の限界を試してんのか?」
そう呟きながら、思わず彼女を抱き寄せる。
Honeyはくすくす笑いながら、俺の胸に額をこすりつけた。
「ふふふ。試してなんてないわ。ただ…スタンの愛を感じて、嬉しいだけよ」
その甘すぎる声に、俺は本気で天を仰ぎたくなった。
…アンタ、ほんとに俺を殺す気か。
悶絶するほど愛おしい。
それが、朝の俺の正直な心境だった。
夜、スタンにとっては待ちに待ったお楽しみの時間…と思いきや、研究所から緊急呼び出しが入り、 Honeyを研究所に送り届けるも、その日は徹夜となりスタンと行き違いになってしまった Honey。
朝方帰宅して、ゼノ護衛任務に出かけるスタンを見送り、ベッドに潜り込んだ。
出勤は午後からと言ってたな。
スタンの心境は、複雑に揺れていた。
昨夜からずっと心待ちにしていた、甘い時間が緊急事態で潰れた悔しさは確かにある。
だがそれを表に出す程、スタンは柔じゃない。
研究が優先なのも理解しているし、 Honey自身も研究所で徹夜したのだから、コンディションも気がかりだ。
ただ午後再会した時、 Honeyの表情を一目見て安堵する。
午前中眠れたと聞けばホッとするが、彼の観察眼はごまかせない。
疲れが完全に抜けたわけじゃないことを、ちょっとした仕草や表情、肌の具合から見抜いている。
スタンは内心、 Honeyは自分の限界を超えて頑張る癖がある。
俺が見てなきゃ倒れるまで走りかねないね。
無理をしてでも隣に立ちたいと思ってくれるのは嬉しいが、俺としては…もっと自分を労ってほしいんよ。
ゼノ「君たちの情熱的な夜を邪魔してすまなかったね。何せ急なことだったんだ」と言ってたが、 Honeyがいない夜は冗談抜きで落ち着かねぇ。
次は絶対俺も同行すっかんね。
表向きは淡々と Honeyを迎え入れ、護衛の姿勢を崩さないが、瞳の奥には「よく戻った」「もう無茶すんなよ」という安堵と苛立ちが混ざった色を浮かべている。
昼休み、人から見えない隅のソファーもとい、スタンの一服スペースでスタンと Honeyがゆっくりしていた。
肩に重みが落ちた瞬間、スタンはすぐに Honeyが眠気と戦っているのを察する。
煙草を取り出しかけた手を止め、横顔を見下ろすと、彼女は半分まぶたを閉じたまま小さくこぼした。
「今寝たら、夜眠れなくなってしまいそう…」
スタンは小さく鼻で笑った。
「心配すんな。俺が隣にいっから、夜だってきっと眠れんぜ」
低い声で囁きながら、肩に寄りかかる彼女の頭を大きな手で支える。
軍人らしい冷徹な合理性から言えば、休めるときに休むのが正解だ。
だが、それをそのまま言うと彼女はまた背伸びしてしまう。
だから敢えて冗談めかし、安心させるような言葉を選ぶ。
「それに、 Honeyがここで眠ったって、俺は退屈しねえぜ。見てんだけで十分満たされっかんね」
わずかに囁きながら、彼女の額へと唇を落とす。
外の誰にも見せない、完全に夫としての柔らかい表情を浮かべながら。
こんなに無防備に寄りかかられて、守らないわけがねえ。
そんな確信が、胸の奥に熱を灯していた。
Honeyの小さな吐息が、肩口に心地よく伝わる。
最初は「眠ったら夜眠れない」と気丈に言っていたが、スタンの腕に収まった瞬間から、その警戒は音もなく解けていった。
安心しきった子供のように、彼女の呼吸はすぐに深く、規則正しくなる。
スタンは微かに目を細め、片手で髪をそっと撫でた。
俺の隣なら、どんな夢も不安も寄せつけない。
そう確信するたびに、胸の奥が熱くなる。
彼女がこうして数十分でも眠れば、徹夜明けの疲れも確実に回復するだろう。
そして夜。 Honeyがまた笑顔で俺に向かってくる。
昨日お預けを食らった分も、緊急呼び出しで流れた分も、今夜は全部まとめて、倍返しにしてやんよ。
そう思った瞬間、スタンの口元は自然と不敵に歪んだ。
待ちに待った、甘くて激しい夜が訪れる予感に。
その時のスタンの胸の内は、ただひとつ。
逃さねぇよ。
今夜は Honeyを骨の髄まで愛し尽くすかんね。
夜。
怒涛の研究も一区切りついた為、無事帰宅した Honeyはゆっくり風呂に入ると上機嫌に浴室に消えていった。
浴室のドアが開くと、甘い石鹸の香りがふわりと漂る。
ドレッサーの前で、 Honeyが髪を乾かし終えるその瞬間を、俺は獲物を狙うようにじっと見ていた。
艶やかな髪先が肩を滑り、きめ細かい白い肌は湯上がりの熱で火照っている。
もう十分だ。
待たされた分、これ以上は我慢の限界。
「… Honey」
低く名を呼んだ時点で、彼女は気づいたはずだ。
俺がスイッチを入れていることに。
振り返る隙も与えず、腰をさらい上げる。
「きゃっ…!」
驚き混じりの声が漏れたが、抵抗はない。
そのまま抱き上げ、ベッドへと拐い込むように連行した。
シーツの上に横たえれば、浴びせるような口づけで彼女の唇を塞ぐ。
昼間眠って体調を整えてくれたのは分かっている。
だから今夜は容赦なくいく。
昨夜の中断も、徹夜での行き違いも、全部取り戻す。
「 Honey…お預けの分もまとめて、今夜はじっくり堪能させてもらうかんね」
囁きながら、首筋から鎖骨へと熱を落とす。
彼女の体が小さく震え、腕が俺の背に絡む。
その瞬間、俺の中の理性は完全に焼き切れた。
待ちに待った夜だ。
この女を、愛で尽くすためだけの時間。
ベッドに沈めた Honeyの上で、俺は再びじっくりと唇を重ね、甘さを絡めてからそっと離した。
息を弾ませる彼女の胸元に視線を落とす。
柔らかく形よい双丘が、薄い衣越しに呼吸に合わせて上下している。
「…ここも、俺だけのもんだ」
そう呟き、手のひらで包み込む。指先でゆるやかに形をなぞり、掌に収まりきらない柔らかさを存分に確かめた。
Honeyが小さく声を洩らし、身を竦める。
荒々しい欲求が喉までせり上がる一方で、触れる手は優しく、撫でるように丁寧に。
片方を弄りながら、もう片方を唇で捕らえる。
舌先で尖らせ、吸い上げると
「ぁ…スタン……っ」
甘い声が耳を溶かすように響き、彼女の背がシーツから持ち上がった。
「可愛い…もっと感じてんとこみせな」
囁きながら、左右を交互に責め立てる。
たっぷりと愛撫されて、 Honeyの吐息は荒く、瞳は潤み、胸は敏感に硬さを主張し始めていた。
その反応に、俺の欲望も熱を増す。
だが急がない。
焦らすように、胸の柔らかさを貪りながら、じわじわと彼女の感度を引き上げていった。
この甘さと熱さに溺れさせるのは、俺しかいない。
胸を堪能したあと、唇を首筋へ、鎖骨へ、そして腹部へとゆっくり下ろしていく。
撫でる掌は彼女の輪郭をなぞり、熱を纏った肌を優しく滑る。
Honeyはその度に小さく身を震わせ、声を押し殺そうと唇を噛むが、堪えきれず甘い吐息が漏れ出していく。
「…我慢すんな、Honey。俺だけに聴かせて」
甘えた様に耳元で囁きながら腰へと手を這わせ、両膝をそっと掴み、ゆるやかに開かせた。
羞恥に頬を赤らめながらも、俺の導きに従うHoney。
滑らかな内腿に唇を押し当て、軽く噛み、また優しく吸い、白い肌に映える紅い跡
「んっ……ぁ……!」
可憐な声が零れ、彼女の指がシーツを掴む。
その姿に理性を削られながらも、今夜はじっくり堪能すると決めているスタン。
内腿から少しずつ中心へ近づく度、Honeyの甘い香りが強まり、俺の喉を焼くような欲望を煽ってくる。
「…もう、溢れてんね」
囁くと、彼女は羞恥に潤んだ瞳を逸らす。
そこへ口付けを落とした瞬間、Honeyの身体は跳ね、震える吐息が夜に溶けた。
今夜は、何度でもこの甘い声を引き出す。
彼女の蜜を余さず味わい尽くすのは、俺の特権。
濡れそぼる蜜を舌先ですくい取り、深く味わう。
甘く蕩けた香りと熱に、理性が焼き尽くされそうになる。
「…Honey、甘すぎんぜ」
低く囁き、舌を這わせては吸い上げ、時に敏感な蕾を軽く舐め上げる。
「ひぁっ……あ、あっ……!」
彼女は腰を逃がそうとするが、俺の腕がしっかりと支え、逃げ場を与えない。
指先も加え、絶妙なリズムで奥と入り口を撫で分ければ、舌と指の連携で翻弄されるHoneyはあっという間に限界へ。
「やぁっ…スタンっ……! も、もう……!」
泣き声混じりの叫びと共に、彼女の身体は大きく震え、蜜を溢れさせながら絶頂へと弾け飛ぶ。
だが俺はそこで止めない。
余韻で敏感になった部分へ、再び舌を差し入れ、溢れ出す熱を容赦なく舐め尽くす。
「…もっと聴かせな、Honey」
甘く命じるように囁きながら、またひとつ波を起こす。
「ぁ…! んんっ……だ、めぇ……っ」
涙混じりの声を上げながら、彼女は連続で何度も快感に翻弄されていく。
唇を離せば、彼女はシーツに沈み込み、汗で乱れた髪を揺らしながら、俺を潤んだ瞳で見つめてきた。
「……挿れてほしい?」
わざと囁いて焦らせば、彼女の頬は真っ赤に染まり、必死に頷く。
まだ、焦らす。
この甘い蜜と声を、俺はまだ充分に堪能していない。
俺の焦らしで、Honeyはすでに全身が甘く痙攣し、シーツは濡れて艶やかに乱れていた。
指を抜く度に蕩けきった蜜があふれ、腰が跳ねるたびに潮が迸る。
「…可愛い過ぎんよ、Honey」
俺の腕に食い込む爪痕も、涙で濡れた瞳も、全てが官能的すぎて、理性の最後の線が焼き切れた。
「挿れんぜ、Honey」
甘く低い声で囁き、熱を彼女の入口に押し当てる。
震える彼女の身体が、まるで待ち焦がれるように吸い付いてきた。
「ぁ……っ! スタン……っ!」
一気に奥まで貫けば、彼女は悲鳴のような甘い声を上げ、痙攣しながら再び潮を溢れさせた。
「くっ…Honey…!」
締めつけの熱と蕩けた蜜に、俺の興奮も爆発する。
深く、激しく突き上げるたびに、彼女の腰は勝手に絡みつき、声がとろけていく。
「だ、めぇ……っ! 深いっ……っ! 好き……スタンっ……!」
潤んだ瞳で必死に俺を見上げながら、彼女は愛を零し続ける。
この女の乱れも、愛も、全て俺だけのもの。
俺の名を叫んで絶頂を繰り返す姿に、興奮と悦びが止まらない。
俺も限界だ。
もっと、もっと深く、最奥で繋がっていたい。
深く結合したまま、互いの熱が限界に近づいていく。
「スタンっ…も、もう…ッ…んんッ…!」
彼女の声が裏返り、必死に俺に縋りつく。
その時、涙で潤んだ瞳を揺らしながら、Honeyが無意識に零した。
「…んッ…気持ちいい……」
その素直すぎる呟きが、俺の胸を撃ち抜く。
甘えるでも媚びるでもない、本音そのもの。俺を欲し、俺で満たされて、そう感じてくれている。
「…Honey…ハッ…煽ってくんね」
低く囁き、腰をさらに深く打ち込む。
最奥を突き上げるたび、彼女は甘い声を上げて震えた。
「好きだ、Honey…俺の全部で愛してる。アンタを二度と離さない」
言葉を刻み込むように、最後の一突きを重ねる。
「スタンっ…! あぁあッ……!」
「くっ……一緒に……ッ!」
爆発的な快感が重なり、俺たちは同時に果てた。
最奥で絡み合ったまま、彼女の絶頂と俺の熱が重なり合い、互いの身体を震わせ尽くす。
愛し合い、求め合い、魂まで溶け合うような一体感。
必要なのはただ、この女だけだ。
まだ互いの心臓が荒く脈打つ中、Honeyはぐったりと胸に沈み込んでいた。
濡れた睫毛が俺の胸に触れ、彼女の熱い息が静かに落ちてくる。
「スタン……あったかい……」
か細い声で呟き、幸せそうに笑った。腕の中の温もりが愛しくて、俺は彼女の額に口づける。
「Honey、可愛すぎんよ……」
抱き締めたまま囁くと、彼女は赤くなった頬を俺の胸に隠した。
けれど、俺の中の熱はまだ収まりきっていなかった。
一度彼女を抱いたところで、満たされるはずがない。
Honeyはそれだけ俺を狂わせる女だ。
甘く抱き寄せ、耳元に低く囁く。
「Honey…もう一回だ」
驚いたように俺を見上げたHoneyの頬に、艶やかな朱が差す。
「す、スタン……」
俺はその唇を奪い、彼女をゆっくり後ろ向きへと導いた。
ベッドに身体を沈めさせ、背後から腕で絡め取る。
腰を引き寄せ、逃げ場をなくし、耳元で囁く。
「今度は、俺の支配欲も満たしてもらうかんね。さんざお預けされたんだ。後ろから、全部…俺のもんだって分からせてやんよ」
頬を染めて息を乱すHoneyが、小さく頷く。
「…スタン…来て…」
この女は、俺にどこまでも委ねてくれる。
後ろから抱き締め、さらに深く繋がる準備を整える。
背後から腰を抱き寄せた瞬間、Honeyの小さな声が喉を震わせた。
「ぁっ……スタン……」
細い腰を掴み、容赦なく奥へと突き上げる。背中越しに伝わる熱と震えが、俺をさらに昂らせる。
「後ろからは…Honey弱いかんね」
低く囁きながら、深く、甘く貫く。
「んッ……あぁ……だめぇ……!」
たちまちHoneyの全身が跳ね、背中を反らせて絶頂に呑まれる。
きゅっと締め付けてくるその感触に、俺は歯を食いしばった。
だが、手を緩める気はない。
腰を引き寄せ、角度を変えてさらに最奥を突き上げる。
「ほら、まだ終わりじゃねえぜ…もっと感じな、Honey」
「んんッ……!あッ……また……イクッ……!」
声を震わせるたび、彼女は後ろから突かれる快感に翻弄され、何度も絶頂へと導かれていく。
背後から彼女を抱きしめ、汗に濡れた首筋へ噛みつくようにキスを落とす。
「全部、俺に委ねろ…何度でもイかせてやんよ」
支配欲と愛情が絡み合い、Honeyを抱く快感に酔いしれていく。
体勢を変え、向き合った瞬間、汗で濡れた肌同士が熱く絡み合った。
腕の中にHoneyを抱き込み、強く結びつくように腰を突き上げる。
「んッ……スタン……! もう……だめぇ……」
涙を滲ませながら俺の首にしがみつき、必死に声を殺そうとする。
だが突き上げのたびに甘い声が漏れてしまうHoney。
「まだ限界じゃねえ…ほら、もっと奥まで感じな」
耳元で囁き、顎を掬うように持ち上げて口を塞ぐ。
舌を絡めながら、さらに深く突き入れる。
「んむ……ッ……ぁあ……!」
そのたびに彼女の全身が痙攣し、絶頂に飲み込まれていく。
首筋から鎖骨、胸元にかけて何度も唇を押し当て、跡を残していく。
赤く浮かび上がるキスマークが増えるたび、Honeyは恥ずかしそうに身を震わせながらも、快感に抗えず体を委ねていく。
「スタン……もぉ……イッちゃうのに……また……ッ!」
「いいんよ、何度でもイッていいぜ。全部受け止めてやっかんね」
彼女の腰を強く引き寄せ、限界ギリギリまで責め立てる。
抱き合ったまま、何度も何度も絶頂へ導き続けHoneyはすでに快感に溺れ、乱れ切った姿をさらけ出していた。
それでも俺は、まだ手を緩める気はなかった。
抱き合ったまま幾度も絶頂を重ね、Honeyの身体は力が抜けきって震えていた。
潤んだ瞳は焦点を結ばず、頬は熱に染まり、口元は蕩けきった甘い吐息を零している。
その顔を見た瞬間、胸の奥で何かが弾けた。
可愛すぎて、愛おしすぎて、どうしても欲が止まらない。
「Honey…そんな顔、俺にしか見せんなよ」
耳元で囁きながら、涙の跡まで指で辿って拭う。
「Honeyが壊れそうなほど乱れる姿も、どんな声も、どんな表情も…全部を愛してる」
彼女の頬にキスを落とし、額、唇、首筋へと次々に吸い寄せられていく。
そのたびにHoneyは弱々しく身を震わせ、でも逃げることなく俺に抱きついた。
「スタン…好き…大好き…」
掠れた声でそう呟くHoneyを、抱き締める腕にさらに力がこもる。
「…これから先も、ずっと愛してんよ」
言葉と同時に腰を僅かに動かし直し、蕩けきった表情をもっと見たくて、また深く沈み込む。
愛を伝えるたび、Honeyの奥がぎゅっと応えるのがたまらない。
夜が更けても、俺はHoneyを手放すことができなかった。
抱き合うたび、彼女の熱と吐息に飲み込まれて、ますます深みに引きずり込まれていく。
「…好き…スタン…」
甘く喘ぐ声に混じって、必死に搾り出されたその言葉。
胸の奥がぎゅっと掴まれた。
こんなに何度も抱き尽くして、蕩けきって、声すら震えてるのに。
それでも、俺に「好き」と伝えてくれる。
軍人として生きてきた時間の中で、こんなにも真っ直ぐな想いを向けられることがあるなんて想像もしていなかった。
その度に胸の奥が苦しくなる。
けれどそれは、痛みじゃない。むしろ幸福が溢れて収まりきらずに軋んでいる。
そんな感覚だった。
「…Honey。俺もだ。愛してる」
掠れる声で囁き、彼女の額に口づけを落とす。
腕の中で安心したように微笑むHoney。
俺に求められて、愛されて、それを全身で感じながら眠りに落ちていく。
その姿を見届ける瞬間こそが、俺にとって最高の安らぎだった。
Honey、アンタを手放す気はこれっぽっちもないかんね。
朝日が、白いシーツとHoneyの素肌を柔らかく照らしていた。
きめ細やかな肌に、俺が残した紅い痕が点々と浮かんでいる。
…昨夜は随分と夢中になった。
その証が、こうして彼女の身体に刻まれている。
ひとつひとつの痕を目にするたびに、胸の奥がじんと熱くなる。
ただの衝動や欲じゃない。
Honeyが俺を受け入れてくれる証であり、俺がHoneyを愛してやまない証でもある。
眠りながら微かに動いた唇から、安堵に似た吐息が零れる。
その寝顔は、どこまでも穏やかで、どこまでも愛おしい。
こんなに壊れそうなほど華奢な身体に、俺は欲を叩きつけた。
それでもHoneyは幸せそうに眠っている。
その事実が、俺をまたどうしようもなく惹きつける。
指先でそっと紅い痕をなぞりながら、心の中で誓う。
Honey…。アンタの不安も、弱さも、全部俺が受け止める。だからもう二度と、ひとりで怯える必要はないんだぜ。
彼女の寝顔を見ているだけで、そんな誓いすら自然に零れ落ちてしまうのだった。
シーツがかすかに揺れ、Honeyがゆっくりと目を覚ます。
寝ぼけ眼のまま小さく伸びをすると、シーツから覗いた肩口に紅い痕が映り込む。
「……っ……」
そこに気づいた瞬間、頬を朱に染め、慌ててシーツを胸元まで引き上げるHoney。
耳まで赤くなりながら、視線を逸らす仕草はまるで少女のようだった。
その様子を見ながら、俺は息を呑んだ。
朝日に透けるような白い肌、紅潮した頬、恥じらいを滲ませる表情。
昨夜、激しく何度も抱き尽くしたというのに、目の前の彼女はなおも清らかで、美しくて。
言葉が……出ねえ。
軍人として数々の修羅場をくぐってきた俺が、女一人の寝起きの姿に完全に見惚れて、思考を奪われている。
胸の奥に熱が込み上げ、ただ見つめることしかできなかった。
Honeyはそんな俺の視線に気づき、シーツを握りしめたまま、気恥ずかしそうに小さく囁く。
「…スタン、見すぎ…」
その照れ声すら甘すぎて、心臓を撃ち抜かれる。
言葉を失った俺の表情が、そのまま惚れ直したと伝えてしまっていた。
シーツに身を隠したまま、Honeyが恥ずかしそうに小さく笑う。
「ふふふ。…痕を見られるのは恥ずかしいけれど…スタンの愛の証なら、嬉しいの」
その一言に、俺の理性が一瞬で焼き切れる。
…くそ、可愛すぎんだろ。
昨夜、何度も抱き尽くしたはずの女が、朝になってもなお、こんな風に新しい表情を見せてくる。
美しいのに、無防備で、甘えてきて、恥ずかしそうに笑って…。
胸の奥を鷲掴みにされて、悶絶するしかなかった。
思わず頭を抱え込み、シーツの上に額を押し付けて呻く。
「…Honey…アンタほんと、俺をどうするつもりなんよ…」
顔を上げれば、朝日を浴びて微笑むHoneyの姿。
白い素肌に紅い痕が散らばり、清らかさと妖艶さが同居して、俺の心臓は爆発寸前。
「綺麗で…可愛すぎんじゃん…俺の限界を試してんのか?」
そう呟きながら、思わず彼女を抱き寄せる。
Honeyはくすくす笑いながら、俺の胸に額をこすりつけた。
「ふふふ。試してなんてないわ。ただ…スタンの愛を感じて、嬉しいだけよ」
その甘すぎる声に、俺は本気で天を仰ぎたくなった。
…アンタ、ほんとに俺を殺す気か。
悶絶するほど愛おしい。
それが、朝の俺の正直な心境だった。