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~ハルカside~
私、ハルカ!
ミシロタウンに住むポケモン博士――オダマキ博士の一人娘。
今日はそのお父さんのフィールドワークを手伝いに来ていたんだけど……。
「なんでこんなことにぃぃぃ!!?」
そう、今まさに私とお父さんは――ポチエナの群れに追い回されていた。
「お父さんのせいでしょうがっ!!」
理由は単純。フィールドワークに夢中になったお父さんが、うっかりポチエナの尻尾を踏んでしまったのだ。
しかもその証拠に、先頭で牙を剥いているポチエナの尻尾は不自然に曲がっている。
「エナァァァ!!」
怒気を孕んだ雄叫び。群れの獣たちは、どんどん距離を詰めてくる。
「わわわっ!!」
「う、うそ!?」
気づけば――行き止まり。
背後は岩壁、前は鋭い牙の群れ。四方を囲まれ、まさに絶体絶命だった。
「エナ……!!」
獲物を逃がすまいと、じりじりと近づいてくるポチエナたち。
背筋を冷たいものが走る。
――もう、やるしかない!
「キモリ!お願い!」
私はモンスターボールを投げ、自分の相棒を呼び出した。
「キャモ!」
「ハルカ、何をする気だ!?」
「戦うのよ!それしかないでしょ!?」
「無茶だ!何体いると思ってるんだ!」
確かにお父さんの言う通りだ。
数は十体以上。しかも私は、そんなにバトルが得意なわけじゃない。
でも……。
「それでも、やらなきゃ!」
覚悟を決め、キモリと並んで構える。
すると、ポチエナたちが一斉に飛びかかってきた。
「っ……!」
思わず目をつぶる。
襲いかかる気配――鋭い牙が迫る――!
その瞬間。
『……やれ。』
「フィア!!」
「シア!!」
轟音。
緑と青の閃光が、群れのポチエナをまとめて吹き飛ばした。
「え……?」
「な、何が起きたんだ!?」
目を開けると、信じられない光景が広がっていた。
地面に叩きつけられ呻くポチエナたち。その前に立つ影が一つ。
青年――。
「君は……!」
「……!」
嘘。なんで、ここに……?
青年は私たちに歩み寄り、目の前に立った。
『怪我は……ないみたいだな。よかった。』
そう言って、昔と変わらない優しい笑顔を見せてくれる。
「アキ兄……?」
私が震える声で名前を呼ぶと、
『おう!久しぶりだな、ハルカ!元気にしてたか?』
ニッと白い歯を見せ、彼は笑った。
「う、うん……。」
『いやぁ、大きくなったな!オレと一緒に遊んでた頃は、こんなに――「ちょ、今はそれどころじゃ……って、アキ兄!!」ん?』
再び迫り来る影。
彼の背後から、復活したポチエナが飛びかかる。
「危ない!」
と、同時に。
緑のポケモンが間に割り込み、容赦なく弾き飛ばした。
「フィア。フィアフィフィア。」
『悪い悪い、久しぶりの再会でちょっと気が緩んだ。』
「フィア。」
『分かってるって。』
彼は振り返り、真剣な目で私に告げる。
『――ハルカ。博士と一緒に、ここで待ってろ。あいつらはオレがなんとかする。』
「なんとかって……!? この数相手に、たった二匹じゃ――」
『いいから。』
「え……?」
『いいから黙って見てろ。だーいじょうぶ。オレのポケモンたちは強いから。』
ニッと笑い、背を向ける。
その背中は、不思議なくらい大きく見えた。
『さぁ――始めようか、剣! 小雪!』
「フィア!」
「シア♪」
彼の声に応え、二匹のポケモンが前へ躍り出る。
群れと、青年と、二匹のポケモン。
次の瞬間、激突の幕が切って落とされた――。
私、ハルカ!
ミシロタウンに住むポケモン博士――オダマキ博士の一人娘。
今日はそのお父さんのフィールドワークを手伝いに来ていたんだけど……。
「なんでこんなことにぃぃぃ!!?」
そう、今まさに私とお父さんは――ポチエナの群れに追い回されていた。
「お父さんのせいでしょうがっ!!」
理由は単純。フィールドワークに夢中になったお父さんが、うっかりポチエナの尻尾を踏んでしまったのだ。
しかもその証拠に、先頭で牙を剥いているポチエナの尻尾は不自然に曲がっている。
「エナァァァ!!」
怒気を孕んだ雄叫び。群れの獣たちは、どんどん距離を詰めてくる。
「わわわっ!!」
「う、うそ!?」
気づけば――行き止まり。
背後は岩壁、前は鋭い牙の群れ。四方を囲まれ、まさに絶体絶命だった。
「エナ……!!」
獲物を逃がすまいと、じりじりと近づいてくるポチエナたち。
背筋を冷たいものが走る。
――もう、やるしかない!
「キモリ!お願い!」
私はモンスターボールを投げ、自分の相棒を呼び出した。
「キャモ!」
「ハルカ、何をする気だ!?」
「戦うのよ!それしかないでしょ!?」
「無茶だ!何体いると思ってるんだ!」
確かにお父さんの言う通りだ。
数は十体以上。しかも私は、そんなにバトルが得意なわけじゃない。
でも……。
「それでも、やらなきゃ!」
覚悟を決め、キモリと並んで構える。
すると、ポチエナたちが一斉に飛びかかってきた。
「っ……!」
思わず目をつぶる。
襲いかかる気配――鋭い牙が迫る――!
その瞬間。
『……やれ。』
「フィア!!」
「シア!!」
轟音。
緑と青の閃光が、群れのポチエナをまとめて吹き飛ばした。
「え……?」
「な、何が起きたんだ!?」
目を開けると、信じられない光景が広がっていた。
地面に叩きつけられ呻くポチエナたち。その前に立つ影が一つ。
青年――。
「君は……!」
「……!」
嘘。なんで、ここに……?
青年は私たちに歩み寄り、目の前に立った。
『怪我は……ないみたいだな。よかった。』
そう言って、昔と変わらない優しい笑顔を見せてくれる。
「アキ兄……?」
私が震える声で名前を呼ぶと、
『おう!久しぶりだな、ハルカ!元気にしてたか?』
ニッと白い歯を見せ、彼は笑った。
「う、うん……。」
『いやぁ、大きくなったな!オレと一緒に遊んでた頃は、こんなに――「ちょ、今はそれどころじゃ……って、アキ兄!!」ん?』
再び迫り来る影。
彼の背後から、復活したポチエナが飛びかかる。
「危ない!」
と、同時に。
緑のポケモンが間に割り込み、容赦なく弾き飛ばした。
「フィア。フィアフィフィア。」
『悪い悪い、久しぶりの再会でちょっと気が緩んだ。』
「フィア。」
『分かってるって。』
彼は振り返り、真剣な目で私に告げる。
『――ハルカ。博士と一緒に、ここで待ってろ。あいつらはオレがなんとかする。』
「なんとかって……!? この数相手に、たった二匹じゃ――」
『いいから。』
「え……?」
『いいから黙って見てろ。だーいじょうぶ。オレのポケモンたちは強いから。』
ニッと笑い、背を向ける。
その背中は、不思議なくらい大きく見えた。
『さぁ――始めようか、剣! 小雪!』
「フィア!」
「シア♪」
彼の声に応え、二匹のポケモンが前へ躍り出る。
群れと、青年と、二匹のポケモン。
次の瞬間、激突の幕が切って落とされた――。
