岩にときめく優等生(後編)
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「……なるほど。あの攻撃、ただの《ひのこ》ではなかったのですね。」
ツツジさんは静かに呟き、ノズパスをボールへと戻した。
戦闘中の厳しい眼差しとは打って変わって、その瞳には確かな称賛の光が宿っている。
「炎の威力ではなく、精密さで防御を穿つ……見事な戦い方でした。」
『……ありがとうございます。烈火と剣のおかげです。』
「チャモッ!」
烈火は胸を張り、誇らしげに鳴いた。
小さな体で飛び跳ねるその姿に、勝利の喜びがにじみ出ている。
ツツジさんは微笑みを浮かべつつも、真剣な声で続ける。
「タイプ相性という壁を、工夫と信頼で越える……それこそがトレーナーの強さ。あなたたちはそれを証明しました。」
そう言って彼女は一歩近づき、掌を差し出す。
その上には、銀色に輝く勲章――ストーンバッジ。
「これを受け取ってください。カナズミジム勝者の証です。」
『……はい!』
差し出されたバッジを両手で受け取った瞬間、ひんやりとした重みが伝わってくる。
けれど胸の奥では、烈火と共に掴んだ熱が確かに燃えていた。
「チャモォッ!」
烈火は嬉しそうに両手を振り上げ、バッジを見上げて鳴く。
その無邪気さにつられて、オレの口元も自然とほころんだ。
『これで一歩前に進めたな、烈火。次も一緒に――勝とうぜ!』
「チャモチャモッ!」
ツツジさんはそのやり取りを見守りながら、静かにエールを送る。
「次の道でも、必ず壁は立ちはだかるでしょう。ですが……あなた方ならきっと、どんな壁も打ち破れるはずです。」
その言葉は、ジムリーダーの形式的な評価ではなく――ひとりの人間としての真心が込められていた。
「やったね、アキ兄!」
『おう!』
観客席から駆け寄ってきたハルカが、満面の笑みで声をかけてくる。
「次はハルカさんの番ですね。すぐに始めますか?」
ツツジさんが優雅に問いかけると、ハルカは迷いなく頷いた。
「はい!」
『頑張れよ、ハルカ。』
「うん!応援しててね、アキ兄!」
彼女の瞳は、オレと同じように勝利への熱を帯びていた。
オレはハルカと交代し、観客席へと歩き出した。
――To Be Continued.
ツツジさんは静かに呟き、ノズパスをボールへと戻した。
戦闘中の厳しい眼差しとは打って変わって、その瞳には確かな称賛の光が宿っている。
「炎の威力ではなく、精密さで防御を穿つ……見事な戦い方でした。」
『……ありがとうございます。烈火と剣のおかげです。』
「チャモッ!」
烈火は胸を張り、誇らしげに鳴いた。
小さな体で飛び跳ねるその姿に、勝利の喜びがにじみ出ている。
ツツジさんは微笑みを浮かべつつも、真剣な声で続ける。
「タイプ相性という壁を、工夫と信頼で越える……それこそがトレーナーの強さ。あなたたちはそれを証明しました。」
そう言って彼女は一歩近づき、掌を差し出す。
その上には、銀色に輝く勲章――ストーンバッジ。
「これを受け取ってください。カナズミジム勝者の証です。」
『……はい!』
差し出されたバッジを両手で受け取った瞬間、ひんやりとした重みが伝わってくる。
けれど胸の奥では、烈火と共に掴んだ熱が確かに燃えていた。
「チャモォッ!」
烈火は嬉しそうに両手を振り上げ、バッジを見上げて鳴く。
その無邪気さにつられて、オレの口元も自然とほころんだ。
『これで一歩前に進めたな、烈火。次も一緒に――勝とうぜ!』
「チャモチャモッ!」
ツツジさんはそのやり取りを見守りながら、静かにエールを送る。
「次の道でも、必ず壁は立ちはだかるでしょう。ですが……あなた方ならきっと、どんな壁も打ち破れるはずです。」
その言葉は、ジムリーダーの形式的な評価ではなく――ひとりの人間としての真心が込められていた。
「やったね、アキ兄!」
『おう!』
観客席から駆け寄ってきたハルカが、満面の笑みで声をかけてくる。
「次はハルカさんの番ですね。すぐに始めますか?」
ツツジさんが優雅に問いかけると、ハルカは迷いなく頷いた。
「はい!」
『頑張れよ、ハルカ。』
「うん!応援しててね、アキ兄!」
彼女の瞳は、オレと同じように勝利への熱を帯びていた。
オレはハルカと交代し、観客席へと歩き出した。
――To Be Continued.
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