初ゲット!
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―102番道路―
到着するなり、ミツル君は弾かれるように草むらへ駆けだしていった。
その背中は小さくて細いのに……ポケモンへの憧れと必死さが滲んでいる。
「アキトさん! ポケモンって……こういう草むらにいるんですよね?」
『ああ。』
「僕が……上手に捕まえられるか、見ててくださいね!」
ぎこちない笑顔を浮かべながら、彼は草むらを進んでいく。
その瞬間――。
「うわっ!?」
「ルトッ!」
茂みから小さな影が飛び出した。
野生のラルトス――透き通るような鳴き声と共に、真っすぐにミツル君を見据える。
「わ、わわっ! ど、どうしよう!」
突然の遭遇に完全に固まるミツル君。
『落ち着け、ミツル君! まずはポケモンを出すんだ!』
オレが声を飛ばすと、彼は慌ててモンスターボールを握りしめた。
「ポケモン……いけっ!」
弧を描いて投げられたボールが開き、白い光の中から姿を現したのは――小雪。
透き通る毛並みを揺らし、冷たい瞳で戦場を見据えるグレイシアだ。
「シア♪」
『小雪! ミツル君の初めてのゲット、力を貸してやれ!』
「シア! シアシア!」
ミツル君を振り返り、心強く頷く小雪。
その仕草に、ミツル君もわずかに肩の力を抜いた。
『ミツル君、まずは攻撃して体力を削るんだ!』
「は、はい! よ、よーし……小雪、こごえるかぜ!」
「シアアァ!」
吐き出された冷気がラルトスを直撃し、体を震わせる。
だが――。
「ルト!」
ラルトスは目を閉じ、念じるように小さな両手を突き出した。
次の瞬間、目に見えぬ力が小雪を包み込み、宙に持ち上げる。
「シアッ!?」
ドンッ――!
地面に叩きつけられる衝撃。
「あ、あぁっ! 小雪!」
『落ち着け! その程度なら小雪は大丈夫だ!』
「シア!」
立ち上がった小雪が鳴き声で応える。
まだ余力は十分――戦える。
「よ、よし……! 小雪、でんこうせっか!」
「シアッ!」
青い影が地を裂き、稲光のごとき速さでラルトスに突っ込む。
鋭い一撃が小さな体を直撃し、ラルトスがよろめいた。
『今だ! ミツル君、モンスターボールを投げろ!』
「は、はいっ! いけぇ!」
全身の力を込めて振り抜かれたミツル君の手から、モンスターボールが飛ぶ。
弧を描いてラルトスに命中し、光と共に吸い込んでいった。
――一回。
――二回。
――三回。
ボールは揺れ、草むらの上で小さく跳ねる。
ミツル君の肩が震える。
オレも息を飲んで見守る。
……カチリ。
静かに鳴った音と共に、ボールは動きを止めた。
到着するなり、ミツル君は弾かれるように草むらへ駆けだしていった。
その背中は小さくて細いのに……ポケモンへの憧れと必死さが滲んでいる。
「アキトさん! ポケモンって……こういう草むらにいるんですよね?」
『ああ。』
「僕が……上手に捕まえられるか、見ててくださいね!」
ぎこちない笑顔を浮かべながら、彼は草むらを進んでいく。
その瞬間――。
「うわっ!?」
「ルトッ!」
茂みから小さな影が飛び出した。
野生のラルトス――透き通るような鳴き声と共に、真っすぐにミツル君を見据える。
「わ、わわっ! ど、どうしよう!」
突然の遭遇に完全に固まるミツル君。
『落ち着け、ミツル君! まずはポケモンを出すんだ!』
オレが声を飛ばすと、彼は慌ててモンスターボールを握りしめた。
「ポケモン……いけっ!」
弧を描いて投げられたボールが開き、白い光の中から姿を現したのは――小雪。
透き通る毛並みを揺らし、冷たい瞳で戦場を見据えるグレイシアだ。
「シア♪」
『小雪! ミツル君の初めてのゲット、力を貸してやれ!』
「シア! シアシア!」
ミツル君を振り返り、心強く頷く小雪。
その仕草に、ミツル君もわずかに肩の力を抜いた。
『ミツル君、まずは攻撃して体力を削るんだ!』
「は、はい! よ、よーし……小雪、こごえるかぜ!」
「シアアァ!」
吐き出された冷気がラルトスを直撃し、体を震わせる。
だが――。
「ルト!」
ラルトスは目を閉じ、念じるように小さな両手を突き出した。
次の瞬間、目に見えぬ力が小雪を包み込み、宙に持ち上げる。
「シアッ!?」
ドンッ――!
地面に叩きつけられる衝撃。
「あ、あぁっ! 小雪!」
『落ち着け! その程度なら小雪は大丈夫だ!』
「シア!」
立ち上がった小雪が鳴き声で応える。
まだ余力は十分――戦える。
「よ、よし……! 小雪、でんこうせっか!」
「シアッ!」
青い影が地を裂き、稲光のごとき速さでラルトスに突っ込む。
鋭い一撃が小さな体を直撃し、ラルトスがよろめいた。
『今だ! ミツル君、モンスターボールを投げろ!』
「は、はいっ! いけぇ!」
全身の力を込めて振り抜かれたミツル君の手から、モンスターボールが飛ぶ。
弧を描いてラルトスに命中し、光と共に吸い込んでいった。
――一回。
――二回。
――三回。
ボールは揺れ、草むらの上で小さく跳ねる。
ミツル君の肩が震える。
オレも息を飲んで見守る。
……カチリ。
静かに鳴った音と共に、ボールは動きを止めた。
