未定
主人公の名前
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降谷さんが魔法少女になりましょーと夢主が勧誘するお話しです。
苦手な方はバックでお願いいたします。
***
「は?」
トリプルフェイスを駆使し、数々の潜入捜査をしてきた降谷は、今は安室の仮面を取り外し、自身でも驚くほど呆けていると自負できた。
『ですから!貴方は魔法少女に選ばれたのです!』
安室透としての仕事、喫茶店のバイトが終わり、例の組織や警察としての仕事も入って居らず、何日かぶりにようやく帰ってきたセーフハウス。
鍵を開けて、出迎えてくれたのは愛犬のハロではなかった。
『おめでとうございます!見事あなた様は魔法少女として任命されました!!』
といった住居不法侵入者はそうのたまった。
とんがり帽子にマントを翻し、キラキラ光るステッキを持った如何にも魔法使い面とした犯人が目の前でキラキラさせて。
俺は疲れてるんだな。そういえば三日は寝ていなかった。
とりあえず、スマフォを取り出して警察に連絡しよう。
『わーー!ちょっと!どこに連絡しようとしてるんですか!?』
「警察に決まっているだろう。」
『ちょっ、ちょっーーっと待った!!』
警察に繋がる寸でのところで圏外になった。
ふむ。電波妨害か。なかなかやるな。
『なんという判断の速さ。これでも疲れきったところを狙ったというのになかなかやりますな。さすがは本部が是非にといった人物なだけありますね。』
ぶつぶつと独り言のでかいやつだ。
しかも通信を遮断する術を持っている。
「何のようだ?」
『ひえ、こわい!』
こっちは疲れて帰ってきてるんだ。
ただの物取りなら警察送りにするだけにしたが、もしもこいつが何らかの組織に関わっているとなるとタダで帰すわけにはいかなくなった。
また、寝れないのか。
『あ、あの、ですから私は、魔法』
「そんな話が通用すると思うのか?」
どすのきいた声で脅せば相手は『お、鬼だ』
と呟いた。
「俺が鬼ならお前はなんだ?泥棒か?ただの泥棒ではないのだろう?お前は本部とか言っていたな?どこの組織のものだ?」
『ですから、私は貴方を魔法少女に』
「まだ、いうか。」
仕方なく拳銃を取り出せば、ひえ、と声が上がる。
正直いって、なんだこの状況。
例の組織の者ならばこの程度の脅しなど何処吹く風であるし、何よりネームドをもつ俺を知らない訳じゃない。それなりの覚悟を持ってるはずだが、それよりも奇妙奇天烈な格好と先ほどから言っている相手の言葉の意味が理解できない。
冷静な自身と相反して、目の前のやつは顔を青くしながら落ち着いて下さいだの、話を聞いて下さいだのうるさい。
「お前の話は先ほどから聞いている。」
『じゃあ、どうして拳銃向けるんですか?!』
「……では聞くが、俺は三日寝てないんだ。」
『はい。』
「しかも、このところ、仕事が立て込んでいて久しぶりに我が家に帰ってくれば」
『はい、』
「奇天烈な格好をした不法侵入者が訳のわからないことをしゃべって」
「俺の貴重な睡眠時間を削るかの如く、話を聞けと喚きだせば、」
「撃ちたくもならないか?」
『…殺人は違法です。』
「安心するといい、俺は違法作業は得意なんだ。」
にっこり。安室透の笑顔で言えば、相手はどうぞ寝てくださいと五体投地した。
苦手な方はバックでお願いいたします。
***
「は?」
トリプルフェイスを駆使し、数々の潜入捜査をしてきた降谷は、今は安室の仮面を取り外し、自身でも驚くほど呆けていると自負できた。
『ですから!貴方は魔法少女に選ばれたのです!』
安室透としての仕事、喫茶店のバイトが終わり、例の組織や警察としての仕事も入って居らず、何日かぶりにようやく帰ってきたセーフハウス。
鍵を開けて、出迎えてくれたのは愛犬のハロではなかった。
『おめでとうございます!見事あなた様は魔法少女として任命されました!!』
といった住居不法侵入者はそうのたまった。
とんがり帽子にマントを翻し、キラキラ光るステッキを持った如何にも魔法使い面とした犯人が目の前でキラキラさせて。
俺は疲れてるんだな。そういえば三日は寝ていなかった。
とりあえず、スマフォを取り出して警察に連絡しよう。
『わーー!ちょっと!どこに連絡しようとしてるんですか!?』
「警察に決まっているだろう。」
『ちょっ、ちょっーーっと待った!!』
警察に繋がる寸でのところで圏外になった。
ふむ。電波妨害か。なかなかやるな。
『なんという判断の速さ。これでも疲れきったところを狙ったというのになかなかやりますな。さすがは本部が是非にといった人物なだけありますね。』
ぶつぶつと独り言のでかいやつだ。
しかも通信を遮断する術を持っている。
「何のようだ?」
『ひえ、こわい!』
こっちは疲れて帰ってきてるんだ。
ただの物取りなら警察送りにするだけにしたが、もしもこいつが何らかの組織に関わっているとなるとタダで帰すわけにはいかなくなった。
また、寝れないのか。
『あ、あの、ですから私は、魔法』
「そんな話が通用すると思うのか?」
どすのきいた声で脅せば相手は『お、鬼だ』
と呟いた。
「俺が鬼ならお前はなんだ?泥棒か?ただの泥棒ではないのだろう?お前は本部とか言っていたな?どこの組織のものだ?」
『ですから、私は貴方を魔法少女に』
「まだ、いうか。」
仕方なく拳銃を取り出せば、ひえ、と声が上がる。
正直いって、なんだこの状況。
例の組織の者ならばこの程度の脅しなど何処吹く風であるし、何よりネームドをもつ俺を知らない訳じゃない。それなりの覚悟を持ってるはずだが、それよりも奇妙奇天烈な格好と先ほどから言っている相手の言葉の意味が理解できない。
冷静な自身と相反して、目の前のやつは顔を青くしながら落ち着いて下さいだの、話を聞いて下さいだのうるさい。
「お前の話は先ほどから聞いている。」
『じゃあ、どうして拳銃向けるんですか?!』
「……では聞くが、俺は三日寝てないんだ。」
『はい。』
「しかも、このところ、仕事が立て込んでいて久しぶりに我が家に帰ってくれば」
『はい、』
「奇天烈な格好をした不法侵入者が訳のわからないことをしゃべって」
「俺の貴重な睡眠時間を削るかの如く、話を聞けと喚きだせば、」
「撃ちたくもならないか?」
『…殺人は違法です。』
「安心するといい、俺は違法作業は得意なんだ。」
にっこり。安室透の笑顔で言えば、相手はどうぞ寝てくださいと五体投地した。
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