episode20 愛しい人
「てっちゃん大好きだよ」
「ユキ・・・大好き」
「hyde大好き」
tetsuya
yukihiro
hydeそれぞれが
それぞれの場所で耳にした声。
それは河南がいないのに
河南の声。
空耳だろうか・・・
気になったが
河南のことを好きすぎるために幻聴だと
それぞれが苦笑いしながら
仕事をしていた。
そこへtetsuyaの携帯が鳴る。
河南からのはずなのに
電話の向こうは
河南ではない誰か男声。
『小川様ですか?』
それは警察署から。
tetsuyaの心臓が飛び出す程に
脈が上がる。
うまく返事が出来ないのを
冷静に装う。
一方
河南は白いベッドに横たわり
痛々しい姿のまま
動くことはない。
夢を見ていた。
tetsuyaの
yukihiroの
hydeの笑顔。
笑うと微笑み返してくれる旦那様達。
幸せな時間が
走馬灯のように脳裏を霞める。
離さないでいて。
そう手を伸ばした。
夢ではない現実に
tetsuyaが河南の手を
しっかりと握っている。
yukihiroとhydeも
時間差で河南の元へと駆けつけて
個室の応接セットに腰をかけて
頭を抱えていた。
「ユキ・・・大好き」
「hyde大好き」
tetsuya
yukihiro
hydeそれぞれが
それぞれの場所で耳にした声。
それは河南がいないのに
河南の声。
空耳だろうか・・・
気になったが
河南のことを好きすぎるために幻聴だと
それぞれが苦笑いしながら
仕事をしていた。
そこへtetsuyaの携帯が鳴る。
河南からのはずなのに
電話の向こうは
河南ではない誰か男声。
『小川様ですか?』
それは警察署から。
tetsuyaの心臓が飛び出す程に
脈が上がる。
うまく返事が出来ないのを
冷静に装う。
一方
河南は白いベッドに横たわり
痛々しい姿のまま
動くことはない。
夢を見ていた。
tetsuyaの
yukihiroの
hydeの笑顔。
笑うと微笑み返してくれる旦那様達。
幸せな時間が
走馬灯のように脳裏を霞める。
離さないでいて。
そう手を伸ばした。
夢ではない現実に
tetsuyaが河南の手を
しっかりと握っている。
yukihiroとhydeも
時間差で河南の元へと駆けつけて
個室の応接セットに腰をかけて
頭を抱えていた。