家まで送って行ったら
hydeくんの提案で寄り道してしまった。

お酒が入った河南は
割と飲めるようで
hydeくんやてつくんとも盛り上がった。

俺のコーラもしっかりと補充してくれたし
良く気が付く子なんだな。

だから販売業って聞いた時も似合ってると思った。

次の日も河南に会えた。

何でもhydeくんの忘れたサングラスを届けに来たらしい。

俺にはわざとだって分かった。

ナイスだよhydeくん。

その後はkenくんが肉って騒ぐから
マネージャーが河南に焼き肉屋を紹介してもらっていた。

「一緒に行けばいいじゃん」

戸惑う河南を横目に
hydeくんもてつくんも
二人して俺を見る。

三人でガッツポーズを決めた。

普段から食べない俺だけど
河南が取り分けてくれたから
食べようと思った矢先
hydeくんに突っ込まれて
思わず苦笑した。

俺が食べた様子を見て
微笑みかけてくれた河南の顔が忘れられない。

翌日もhydeくんが
河南の家の焼き鳥を食べたいって言ったのに賛成した。

マネージャーが
yukihiroさんが食べるならお願いしてみると言ったのを
食べるよと一括してまた河南に会うことに成功。

何だかんだ言って河南を呼びつけても
終わりは待ってくれない。

河南と離れて
普通の日常なのに
物足りなくて
てつくんが河南にメールしてるのを見て便乗した。

ツアーが始まって３ヶ月。

再び河南と会う。

やっぱり河南の笑顔を見ないと
食欲も湧かない。

hydeくん
てつくん
河南
俺。

数え切れない程
一緒に鍋を囲んだ。

口にはしないけど
好きだ。

離さないよ
俺の河南。