propose once again(hyde)

息子は父親をリスペクトして
ギターを弾いたり
ロックの道に進んでいる。

あのhydeの子供だし
似ている顔に
放っておかない女子も多いらしく
小学生でも
何かと忙しくしている。

妻の私も
母親の私も蚊帳の外。

最近、笑っていないし
泣いてもいない。

VAMPS六周年おめでとうと
ブログで盛り上がっているが、
つい先日はVAMPS海外ツアー、
今はスタジオに缶詰の毎日で
家族といつ会ったのか
覚えていないだろうと皮肉になる。

ファンに嫉妬している自分もいる。

だけど
私は奥さん。

ファンに嫉妬されることもあるからと
半分、自惚れて
一人で格闘している。

ねぇ秀人
あなたはどうして家族を持ったの?

あなたには自由になれる羽も生えているのに。

家に帰ってきても
私の名前は呼ばない。

『なぁ』
その呼び名が私。

リビングでくつろぐこともなく
ひとり部屋に入ったまま。

息子とは頻繁に話はしているよう。

私は居る意味あるのかな。

それでも
ずっと信じている。

結婚する時に
相手にしてやれない時もあるかもしれないけど
お前だけを生涯愛するから。

それだけが私の支え。

それだけを今も信じている。

一緒の寝室も
私ひとりには広すぎるベッド。

私があなたを待っていても
あなたはもう私を必要としない?
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