二章(完。気まぐれで話し増えるかも)
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あれから警察学校に入った彼等。
私と言えば小学校の音楽教師の非常勤として働いている。
時々2人から連絡が来るが零は余裕そうで、景光は少し大変そうだ。
それに同じ班である彼らの話も少し書いてあったりと
それなりに楽しく過ごしているようだった。
やっとの事で生徒の名前や仕事に慣れ教材作りに勤しんでいる中
携帯が震えた画面を見るとメールを受信していた。
休憩がてらに文面を確認すると今週末にご飯に行かないかと幼馴染からの
お誘いに自然と頬が緩む勿論と返信をしてから携帯を机に置きぐーっと伸びをしたさて、週末の楽しみの為に早速仕事に取り組んだ。
当日昼間はお互いにやることがあったので夕方に駅前に集合ということにした。
少し早めに到着するつもりで待ち合わせ場所に行けばもうそこに幼馴染がいて相変わらず早いなぁと思えば少しだけ速足で2人の元に向かった
コツコツっと少しだけテンポ良く段々と近づく音に会話を止めると案の定幼馴染の彼女が苦笑しながらごめんね、待たせちゃっ…と続きの言葉は音にならずそれに伴ってぴたりと止まる足に不思議に思い彼女を見れば
その瞳は僕らのすぐ後ろに居る彼らを捉えていて、次の瞬間彼女の頬に涙が伝った。
「え、」
「環どうしたの?」
「伊達の顔が怖いんじゃね?」
「そ、そうか、悪い」
「環大丈夫、伊達はいいやつだよ」
突然涙を零す彼女に彼らはぎょっとしただ驚くもの、慌てて心配そうによるもの、ガタイのいい彼を横目で見てはお前のせいと訴えるものに困惑しつつも謝罪するもの、同じく彼女によれば優しい瞳で頭を撫でるものとそれぞれの反応も個性があると何処かまとまっていて、余計に彼女の涙を誘うがそこは何とか堪えた。
「ん、ごめん目にゴミが入っただけ…急に泣き出してすいません。零と景光の幼馴染飯宮環と言います。皆さんの話は2人からたまに聞いてます。どうかこれからも彼らと仲良くして頂けると幸いです。」
咄嗟についた嘘恐らく幼馴染達は何となくわかっているだろうがそのまま3人に初対面の挨拶をし頭を下げる。
「違うよ環僕が面倒見てるんだ」
「おう、俺は伊達航ってんだよろしな」
「俺は萩原研二、環ちゃんって呼んでいい~?」
「松田陣平」
深く追及はせずムスッとして私の言葉を否定する零の言葉にクスリと笑みが零れた恐らく彼もやんちゃはしているだろうが真面目な彼だ何かと頼りにもされているんだろう。
次々に自己紹介をしてくれる彼らに宜しくお願いします。ともう一度頭を下げた後はご飯食べながら話そうという景光の一言でお店に向かうことに歩きながら彼らの会話に耳を傾けると何やら言い合っている零と松田君に何だかんだ仲いいんだろうなぁ何て思い、それを気にせずこちらに話しかける萩原君と景光その会話は主に言い合ってる彼らの事でどちらかと言えばストッパーな彼らから子供じみたやり取りに思わず笑みが零れるそして途中でい言い合っている彼らを両成敗している伊達君。
たまたまこの班になったはずなのにまるでそうなることが運命だったような彼らの様子に胸が熱くなった。
何でこんな彼らが彼を独り残して死ななきゃいけないんだ、そんな事はさせないよ例え私がどうなろうと彼には彼らが必要だから。
だからどうか零が幸せに。皆が幸せになれる様に頑張るから。力を貸してと真っ暗な空に一人手を伸ばした。