短編
白石side
私は七瀬を愛してる。メンバーからは過保護とか、束縛しすぎっていわれるけど、そんなの関係ない。ただ七瀬と愛し合っていれば周りの人なんて関係ない
「七瀬、最近帰り遅いよね」
「....」
「どこで、誰と、何してるの」
「..... 」
「浮気?」
「ちゃう...」
「じゃあなに?」
「.....」
「何か言いなよ」
「もう嫌なんよ!ななは...ななは...」
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西野side
まいやんは過保護すぎる。料理はななが怪我したら困るってさせてもくれないし、掃除もさせてくれない。「七瀬がほこり吸ったらどうするの」だって。ななはそんなに大切にされるような人間じゃないし、自立したいと思っとる。お風呂も入ってくるし、トイレですらドアの前で待ってる。
パチンパチン
爪を切られながらまいやんに聞いてみる。
「なぁまいやん」
「なぁに、七瀬」
「なんでまいやんはななのこと何でもしてくれるの?」
「七瀬が好きだからだよ、」
「じゃあ、なんでななのこと好きになってくれたの?」
「七瀬と私は運命だからだよ。なんでそんなこと聞くの?」
「...」
「七瀬、七瀬は余計なこと考えなくていいの。七瀬は私に全てを預けて、」
なんか、まいやんの闇を見た気がする。
ななは怖くなって、まいやんから距離を置くことにした。
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白石side
「七瀬、最近帰り遅いよね」
「....」
「どこで、誰と、何してるの」
「..... 」
「浮気?」
「ちゃう...」
「じゃあなに?」
「.....」
「何か言いなよ」
「もう嫌なんよ!ななは...ななは...」
「なに?」
「ななは、自立したい」
「だから、七瀬は「ななは、まいやんと距離を置きたい」
なにを言ってるの?七瀬。私はいつでも七瀬のそばにいたくて、いつも七瀬を感じていたいのに。七瀬も同じ気持ちでしょ?
「七瀬は、すべてを私に任せたらいいの、何も考えないで、常に私だけを見て、私を感じて、私以外のこと考えないで。私がいないと生きていけないくらい、」
私に依存して