銀色いちごのメモリー(銀時)
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銀魂の中で、私の最推しである銀さんは、定番の『死んだ魚のような目』で気怠そうにしながら、こちらに歩いて来ている。
「うわー、本物だー。でも何だろう。実写寄りのアニメを見てる感? リアルだけど現実味が無いんだよな。ある意味2.5次元って言うか……」
ブツブツと呟きながらも歩を止めず、近付いてくる銀さんを、興味津々でガン見していた私は、これまたお約束らしく彼とぶつかってしまった。
「うわ……っぷ!」
「ちょっとおねーさん、いくら俺が良い男だからって、正面からぶつかる程に見惚れるってどうよ。っていうか、そこまで目ェ血走らせて見つめられると、本気で怖いんだけど?」
「え? やだ、私ってばそんな凄い目で銀さんを見てたの?」
「見てた見てた。ゴルゴ13ばりのすっさまじい目で俺を狙ってたね。俺の厚い胸板が、撃ち抜かれるかと思ったね……って言うかお姉さん誰? 前に会った事あったっけ?」
「……え?」
「だって今呼んだっしょ? 俺の名前」
「そう言えば……」
数秒分の記憶を巻き戻せば、つい何も考えずナチュラルに「銀さん」って呼んでいたのを確認できた。あ、これは怪しまれるパターンだ。案の定、のほほんとしているように見えながらも、こちらに探りを入れてる鋭い目になってる。ある意味煌めいちゃってるよ。
さて、ここで自分に問題です。私はこの後、彼に何と答えれば正解なのでしょうか。悩む時間は無いので、一瞬で答えを選びましょう。
「俺の事知ってんの?」
「はい、知ってます。万事屋さんでしょ?」
迷う事無く私は答えた。だってこういう時は、小細工なんて無用だし。むしろ強引な展開に持って行ってしまった方が、色々とやりやすいはず。誰が、とは言わないけど。
「万事屋銀ちゃんの社長で、坂田銀時さん」
「よくご存じで。俺ってばそんなに有名?」
「かぶき町で知らない人はいませんから」
「まァ確かにココでは名が売れてっかもしんねーけど……おねーさんはココの人じゃないだろ? どこから来たわけ?」
「私は……」
ありゃりゃ、意外と疑り深いんだな、銀さんって。でもまぁ完全にイレギュラーな存在だから、何かを感じてるのかも。
でも困ったなぁ。何と答えたら良い物か。現実から来ました、なんて二次元の人に行っても伝わらないだろうし……いや、銀魂の世界なら何でもありだし、ひょっとして……。
そんな事を考えながら一人で頭を悩ませていると、何故か私よりも困っているかのように後ろ頭を掻きながら、銀さんが言った。
「あ~……何か知んねーけど困ってるみたいだし、何なら一旦うち来るか?」
「え、良いんですか? そんな美味しい展開で」
そうなるように仕向けようと考えていたのに、銀さんから招き入れてくれる発言をしてくれた事が嬉しくて、つい本音がダダ洩れになる。
「美味しい展開って何だよ。困ってねーなら来んな」
「いえ、困ってます。困りまくってます。『困る』って文字でゲシュタルトが崩壊しそうなくらいに困ってます」
「……やっぱ前言撤回して良い?」
「それは却下の方向で」
「な~んか俺ってば、自分から面倒に首突っ込んじまった気がすんな……」
わざとらしく嫌そうな顔をして大きなため息を吐きながらも、「ほら、行くぞ」と促してくれる銀さん。キャラ設定のままとは言え、本当に良い人なんだなぁと感心した私は、「はい!」と素直に返事をして、何の躊躇もなく銀さんについて行ったのだった。
「うわー、本物だー。でも何だろう。実写寄りのアニメを見てる感? リアルだけど現実味が無いんだよな。ある意味2.5次元って言うか……」
ブツブツと呟きながらも歩を止めず、近付いてくる銀さんを、興味津々でガン見していた私は、これまたお約束らしく彼とぶつかってしまった。
「うわ……っぷ!」
「ちょっとおねーさん、いくら俺が良い男だからって、正面からぶつかる程に見惚れるってどうよ。っていうか、そこまで目ェ血走らせて見つめられると、本気で怖いんだけど?」
「え? やだ、私ってばそんな凄い目で銀さんを見てたの?」
「見てた見てた。ゴルゴ13ばりのすっさまじい目で俺を狙ってたね。俺の厚い胸板が、撃ち抜かれるかと思ったね……って言うかお姉さん誰? 前に会った事あったっけ?」
「……え?」
「だって今呼んだっしょ? 俺の名前」
「そう言えば……」
数秒分の記憶を巻き戻せば、つい何も考えずナチュラルに「銀さん」って呼んでいたのを確認できた。あ、これは怪しまれるパターンだ。案の定、のほほんとしているように見えながらも、こちらに探りを入れてる鋭い目になってる。ある意味煌めいちゃってるよ。
さて、ここで自分に問題です。私はこの後、彼に何と答えれば正解なのでしょうか。悩む時間は無いので、一瞬で答えを選びましょう。
「俺の事知ってんの?」
「はい、知ってます。万事屋さんでしょ?」
迷う事無く私は答えた。だってこういう時は、小細工なんて無用だし。むしろ強引な展開に持って行ってしまった方が、色々とやりやすいはず。誰が、とは言わないけど。
「万事屋銀ちゃんの社長で、坂田銀時さん」
「よくご存じで。俺ってばそんなに有名?」
「かぶき町で知らない人はいませんから」
「まァ確かにココでは名が売れてっかもしんねーけど……おねーさんはココの人じゃないだろ? どこから来たわけ?」
「私は……」
ありゃりゃ、意外と疑り深いんだな、銀さんって。でもまぁ完全にイレギュラーな存在だから、何かを感じてるのかも。
でも困ったなぁ。何と答えたら良い物か。現実から来ました、なんて二次元の人に行っても伝わらないだろうし……いや、銀魂の世界なら何でもありだし、ひょっとして……。
そんな事を考えながら一人で頭を悩ませていると、何故か私よりも困っているかのように後ろ頭を掻きながら、銀さんが言った。
「あ~……何か知んねーけど困ってるみたいだし、何なら一旦うち来るか?」
「え、良いんですか? そんな美味しい展開で」
そうなるように仕向けようと考えていたのに、銀さんから招き入れてくれる発言をしてくれた事が嬉しくて、つい本音がダダ洩れになる。
「美味しい展開って何だよ。困ってねーなら来んな」
「いえ、困ってます。困りまくってます。『困る』って文字でゲシュタルトが崩壊しそうなくらいに困ってます」
「……やっぱ前言撤回して良い?」
「それは却下の方向で」
「な~んか俺ってば、自分から面倒に首突っ込んじまった気がすんな……」
わざとらしく嫌そうな顔をして大きなため息を吐きながらも、「ほら、行くぞ」と促してくれる銀さん。キャラ設定のままとは言え、本当に良い人なんだなぁと感心した私は、「はい!」と素直に返事をして、何の躊躇もなく銀さんについて行ったのだった。
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