私の彼氏はS属性(沖田)
名前変換はこちら
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ようやく自由に呼吸が出来るようになった頃には、私の体はぐったりとしてしまい。胡坐をかいている総悟君に座る形となっていた。
肩で息をしながら気だるげに総悟君を見上げると、明らかに危険な笑みを浮かべる総悟君がいて。
「そ……うご、くん?」
思わず上ずった声で名を呼ぶと、ますます彼の笑みが深まった。
「もっとキスして欲しいんですかィ? 詩織の顔、凄く物欲しそうに見えやすけど」
「い、いえ、そうじゃなくて……!」
慌てて首と両手を横に振ると、ククッと笑って私の顎を掴む総悟君。そのまま再び唇を重ねた彼は、私に下唇を付けたまま言った。
「慌てるだろうとは思ってたが、さすがにココまでしてくれるたァ思わなかったな」
「え……? 一体な……」
私に発言権は無いのか、言葉を発しようとすると唇でふさがれてしまう。
「ほっぺにチュウも可愛くて良いが、どうせならもっと思い切ってくれても良いんじゃねェですかィ?」
「思い切ってって……んっ」
何度も小さく唇を重ね、時に舌で口内を探ってくる総悟君。その度に、言葉にならない感覚が私の全身を駆け巡っていた。
やがてキスにも飽きたのか、ゆっくりと唇を離した総悟君が耳元で囁くように言う。
「決まってるじゃねェですかィ。……大人のプレゼントって奴でさァ」
「大人のって……!」
ドキリと心臓が跳ねるのを感じながら、私が少し怯えたように総悟君を見ると、それはそれは腹黒そうな笑みを浮かべていた。
「日を改めてと言ってはくれやしたが、やっぱりこういう記念の日は当日に祝って欲しくてね」
そう言って徐に伸ばされた手は私の服の第一ボタンに触れる。ゆっくりとボタンが外されると、胸元にヒンヤリとした空気が通った。もう一つボタンが外され胸元が露わになれば、総悟君の笑みが更に深くなる。
「総悟君……」
付き合い始めて一カ月ほど。
キスですら数える程しかしていなかった私には、未だ覚悟が出来ていない。
「私……」
総悟君の事は好きだし、いつかはそういう日が来るとは思ってた。でも私たちには未だ早いとも思ってたから。いきなりのこの展開に、頭の中はパニック状態だ。
そんな私の気持ちも知らず、総悟君は冷静な物で。ゆっくりと顔を私の胸元へと近付けてくる。
逃げる事なんて出来ない。私は覚悟の決まらないまま、ギュッと目を瞑ってその時を待った。すると――。
「……っ!」
鎖骨のあたりに一瞬、焼けるような痛みを感じた。何が起こったのか分からず目を開けると、相変わらず意地の悪い笑みを浮かべた総悟君の顔が間近にあって。
「このまま最後まで……なんて思いましたかィ? 詩織ってば実は結構いやらしいんだな」
「え? だって、総悟君が大人のって言うから……」
「だから大人らしく、キスマークを付けておいたんでさァ。詩織は俺のモンだって、俺がもらったんだって証をね」
「キス……マーク……?」
先ほどの痛みはそれだったのか。確認しようとしてみても、位置が位置だけに今は見る事が出来なかった。
肩で息をしながら気だるげに総悟君を見上げると、明らかに危険な笑みを浮かべる総悟君がいて。
「そ……うご、くん?」
思わず上ずった声で名を呼ぶと、ますます彼の笑みが深まった。
「もっとキスして欲しいんですかィ? 詩織の顔、凄く物欲しそうに見えやすけど」
「い、いえ、そうじゃなくて……!」
慌てて首と両手を横に振ると、ククッと笑って私の顎を掴む総悟君。そのまま再び唇を重ねた彼は、私に下唇を付けたまま言った。
「慌てるだろうとは思ってたが、さすがにココまでしてくれるたァ思わなかったな」
「え……? 一体な……」
私に発言権は無いのか、言葉を発しようとすると唇でふさがれてしまう。
「ほっぺにチュウも可愛くて良いが、どうせならもっと思い切ってくれても良いんじゃねェですかィ?」
「思い切ってって……んっ」
何度も小さく唇を重ね、時に舌で口内を探ってくる総悟君。その度に、言葉にならない感覚が私の全身を駆け巡っていた。
やがてキスにも飽きたのか、ゆっくりと唇を離した総悟君が耳元で囁くように言う。
「決まってるじゃねェですかィ。……大人のプレゼントって奴でさァ」
「大人のって……!」
ドキリと心臓が跳ねるのを感じながら、私が少し怯えたように総悟君を見ると、それはそれは腹黒そうな笑みを浮かべていた。
「日を改めてと言ってはくれやしたが、やっぱりこういう記念の日は当日に祝って欲しくてね」
そう言って徐に伸ばされた手は私の服の第一ボタンに触れる。ゆっくりとボタンが外されると、胸元にヒンヤリとした空気が通った。もう一つボタンが外され胸元が露わになれば、総悟君の笑みが更に深くなる。
「総悟君……」
付き合い始めて一カ月ほど。
キスですら数える程しかしていなかった私には、未だ覚悟が出来ていない。
「私……」
総悟君の事は好きだし、いつかはそういう日が来るとは思ってた。でも私たちには未だ早いとも思ってたから。いきなりのこの展開に、頭の中はパニック状態だ。
そんな私の気持ちも知らず、総悟君は冷静な物で。ゆっくりと顔を私の胸元へと近付けてくる。
逃げる事なんて出来ない。私は覚悟の決まらないまま、ギュッと目を瞑ってその時を待った。すると――。
「……っ!」
鎖骨のあたりに一瞬、焼けるような痛みを感じた。何が起こったのか分からず目を開けると、相変わらず意地の悪い笑みを浮かべた総悟君の顔が間近にあって。
「このまま最後まで……なんて思いましたかィ? 詩織ってば実は結構いやらしいんだな」
「え? だって、総悟君が大人のって言うから……」
「だから大人らしく、キスマークを付けておいたんでさァ。詩織は俺のモンだって、俺がもらったんだって証をね」
「キス……マーク……?」
先ほどの痛みはそれだったのか。確認しようとしてみても、位置が位置だけに今は見る事が出来なかった。