4週目
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未だ熱はあるけれど、大分体は楽になっている。
テーブルの上のペットボトルは全て飲み干してしまったため、ふらつきながらもキッチンへと向かった。
冷蔵庫を開ければ、買った記憶の無いゼリーとペットボトルが数本、そして何故かマヨネーズが入っている。
「これって土方さん……だよね。でも何で……」
有難いとは思いつつも、家に招き入れた記憶など全く無くて不安になった。
するとそこにタイミング良く、お母さんが訪れる。
「真選組の土方さんって人から、昨夜連絡があったのよ。金曜の夜に少し体調が悪そうだったから、巡察がてら様子を見に来たら倒れてたって」
お粥を作りながら、お母さんは教えてくれた。
「チャイムを鳴らしても出てこないから、管理人さん立ち会いの元確認してくれたそうよ。優花里ちゃんってば、警察のお友達までできてたのね」
「いや、あの人は……」
友達じゃないよ、と言おうとして口を噤む。それを言ってしまったらきっと、お母さんが心配するから。
「あの人は、なあに?」
できたてのお粥をテーブルに運びながら聞くお母さんに、私は言った。
「美味しいマヨネーズを教えてくれた人」
「……はい?」
テーブルの上のペットボトルは全て飲み干してしまったため、ふらつきながらもキッチンへと向かった。
冷蔵庫を開ければ、買った記憶の無いゼリーとペットボトルが数本、そして何故かマヨネーズが入っている。
「これって土方さん……だよね。でも何で……」
有難いとは思いつつも、家に招き入れた記憶など全く無くて不安になった。
するとそこにタイミング良く、お母さんが訪れる。
「真選組の土方さんって人から、昨夜連絡があったのよ。金曜の夜に少し体調が悪そうだったから、巡察がてら様子を見に来たら倒れてたって」
お粥を作りながら、お母さんは教えてくれた。
「チャイムを鳴らしても出てこないから、管理人さん立ち会いの元確認してくれたそうよ。優花里ちゃんってば、警察のお友達までできてたのね」
「いや、あの人は……」
友達じゃないよ、と言おうとして口を噤む。それを言ってしまったらきっと、お母さんが心配するから。
「あの人は、なあに?」
できたてのお粥をテーブルに運びながら聞くお母さんに、私は言った。
「美味しいマヨネーズを教えてくれた人」
「……はい?」