土方十四郎(現在51篇)

ふと気が緩むと、顔が見たくなる。
どこまで私は彼にのめり込んでいるのだろう。

「会いたいな…土方さん」
「奇遇だな、俺もだ」

突如目の前で止まるパトカー。

「ついでに逮捕してやるよ」
「職権濫用」
「かもな」

そのいたずらな笑みが堪らなく愛しくて。
更に深みにはまっていく。

20180130(火)00:55
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