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土方十四郎(現在51篇)

土方君に呼び出された屋上。

「分かってて振り回してんのか?」

意味が分からず首を傾げればチッと舌打ち。

「怖ェ女」
「何よそれ」

上目遣いで睨んだ私の両頬を土方君が掴んで固定する。

「やられっ放しでいられるかってーの」

そう言って強く押し付けられた唇は、少しだけ震えていた。

(学内王子シリーズ14)
20180127(土)20:01
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