土方十四郎(現在51篇)

「いい加減煙草は辞めたら?」
「口寂しくなっちまう」
「飴じゃダメなの?」
「それならこっちの方が良い」

そう言って荒々しく口付けてくる十四郎。
やがて息の上がった私の下腹部に手を伸ばすと、ニヤリと笑いながら言った。

「お前もそろそろ口寂しくねェ?」

20180126(金)23:01
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