土方十四郎(現在51篇)

廊下で待ち伏せをしていたもう一人の王子、土方君。

「坂田の奴振られてやんの」

楽しそうに笑う彼だが、その目は私を値踏みしているのが分かる。

「大人の付き合いがお望みか?」

と首筋に顔を近付けてきたから「背伸びした大人はご遠慮するわ」と答えると、彼の顔が一瞬で赤く染まった。

(学内王子シリーズ02)01は銀時のページに
20180125(木)21:05
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