土方十四郎(現在51篇)

朝、家の前に土方君が立っていた。

「どうしたの?こんなに早く」
「…昨夜の雪で、あちこち凍結してやがる」
「うん、そうみたいだね」
「ここまでも結構危険だった」
「だから?」
「…ん」

そう言って手を差し出した土方君の頬は、真っ赤に染まっていた。

20180123(火)19:44
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