土方十四郎(現在51篇)

テスト会場を目の前にして、緊張のあまり足が竦んでしまった私に声をかけてきたのは、クラスメイトの土方君。

「行くぞ」

と私の腕を引っ張る彼の言葉の続きは

「…同じ大学に」

だった。

20180113(土)00:00
2/51ページ
応援👍