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坂田銀時(現在95篇)

今日はスーパーで大安売りの日。
つい調子に乗って買い過ぎてしまい、ウンウン言いながら帰っていると、偶然銀さんとすれ違った。

「おいおい、すげェ量買って来たな。団体様を迎える予定でもあんのか?」
「残念ながらハズレ。安売りで欲張っちゃっただけよ」
「ったく、お前はすぐ調子に乗るからなァ。ほら、そっちの重い方よこせよ」

そう言った銀さんはさりげない動作で、私から買い物袋を取り上げる。
そして更に空いている方の手を私に差し出した。

「え?こっちの袋は軽いから持てるし、大丈夫だよ」
「ばァか、ちげェよ」

意味が分からず戸惑っていると、銀さんは少しだけ頬を赤らめながら目を泳がせる。

「俺が荷物を持ったから、片手が空いただろ。まァつまりはそういう事だ」

そう言ってギュッと私の手を握った銀さんは、照れ臭そうに私を見て微笑んだ。

20180321(水)19:15
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