このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

坂田銀時(現在95篇)

 『好き』だなんて言葉を口にする勇気はないから。少し先を歩いていた銀時に追いつき、服の端をそっと掴んだ。

「今夜は月が奇麗だな」

 気付いているはずなのに、何事も無かったかのように空を見上げて言った銀時の顔が、満月に照らされる。

 キラキラと月の光を反射する髪が流れて肩越しに見えた頬は、ほんの少しだけ赤みを帯びているようだった。


ver.1 2018/1/12
79/95ページ
応援👍