坂田銀時(現在95篇)

ボロボロと止まらない涙をハンカチで拭っていると、すっ飛んできた坂田君。

「ど、どうしたんだよ!何があった?」

王子様フェイスはどこへやら。慌てふためく彼に私は答える。

「目にゴミが入っただけなんだけど」
「…マジかよ」

心底ホッとした表情を見せる彼は、意外と良い奴なのかも。

(学内王子シリーズ09)
20180126(金)17:58
18/95ページ
応援👍