坂田銀時(現在95篇)

体育の時間、足をひねった私に駆け寄りお姫様抱っこの坂田君。
黄色い悲鳴の上がる中、「怪我人を放っておけるはずねェだろ!」と怒鳴る姿が新鮮だった。
保健室での処置を終え、お礼と共に「さすが皆の王子だね」と私が言うと、彼は寂しげな笑みを浮かべる。

(学内王子シリーズ05)
20180125(木)21:07
15/95ページ
応援👍