沖田総悟(現在18篇)
【R15テイストです。お気を付けください】
射るような眼差しが、私を縫い留める。まるで蛇に睨まれた蛙のごとく、私は動けなくなっていた。探るように触れ、肌を伝う指は優しいのに、それが暴こうとしているのは私の奥底にある欲と浅ましさだ。
抗えず感じてしまう羞恥に頬を染めながら、歯を食いしばって必死に耐えていると、口角を上げた彼はわざと煽るようにいやらしく自らの唇を舐めて見せてくる。その表情は、明らかにこの状況を楽しんでいた。
「さァ、どこから食ってやりやしょうかね?」
端正な顔を近付け、唇が振れる一歩手前で止める。
「ここはやっぱり王道の唇かィ?」
そのまま今度は、乳房を伝っていた指が胸の先端をはじいた。
「もうすっかり固くなっちまったココ? それとも……」
触れていた手が胸から遠のき、ゆるゆると下腹部へと移動していけば、最後に触れるのは――。
「ああ、もうすっかり濡れちまってらァ。未だ始まってもいないってのに、アンタってばいやらしい人だったんですねェ」
あまりの言葉に反論したくとも、たった一度割れ目をなぞっただけなのに、目の前で見せつけられた指を滴る蜜は、彼の言葉が真実だと証明していて何も言えない。
耐えきれず涙をこぼす私を見た彼は、更に私を追い詰めようとその指を舐めあげる。
「俺に押し倒されただけでこんなになっちまう女だ。本気で抱いたらどうなっちまうのか……じっくり時間をかけて試してみないといけねェや」
そう言って笑った彼の顔は、悪魔のように美しかった。
射るような眼差しが、私を縫い留める。まるで蛇に睨まれた蛙のごとく、私は動けなくなっていた。探るように触れ、肌を伝う指は優しいのに、それが暴こうとしているのは私の奥底にある欲と浅ましさだ。
抗えず感じてしまう羞恥に頬を染めながら、歯を食いしばって必死に耐えていると、口角を上げた彼はわざと煽るようにいやらしく自らの唇を舐めて見せてくる。その表情は、明らかにこの状況を楽しんでいた。
「さァ、どこから食ってやりやしょうかね?」
端正な顔を近付け、唇が振れる一歩手前で止める。
「ここはやっぱり王道の唇かィ?」
そのまま今度は、乳房を伝っていた指が胸の先端をはじいた。
「もうすっかり固くなっちまったココ? それとも……」
触れていた手が胸から遠のき、ゆるゆると下腹部へと移動していけば、最後に触れるのは――。
「ああ、もうすっかり濡れちまってらァ。未だ始まってもいないってのに、アンタってばいやらしい人だったんですねェ」
あまりの言葉に反論したくとも、たった一度割れ目をなぞっただけなのに、目の前で見せつけられた指を滴る蜜は、彼の言葉が真実だと証明していて何も言えない。
耐えきれず涙をこぼす私を見た彼は、更に私を追い詰めようとその指を舐めあげる。
「俺に押し倒されただけでこんなになっちまう女だ。本気で抱いたらどうなっちまうのか……じっくり時間をかけて試してみないといけねェや」
そう言って笑った彼の顔は、悪魔のように美しかった。