Happy Birthday to…
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襖の向こうに立っていたのは、ふんだんにレースをあしらった、胸元に大きなリボンのあるベビードールを身に纏い、顔を真っ赤にした柚希だった。しかもよく見れば、かなりのセクシー仕様となっている。
「わ、私からのプレゼント……もらって……くれる?」
「ちょ、柚希、マジで!?」
「だ、だから笑わないでって言ったじゃない!」
「これが笑ってるように見えるか? っつーか何でそんなん持ってんだよ。絶対買ったり着たりするキャラじゃねーだろ」
驚いて固まりながらも鼻の下が伸びた銀時は、柚希の全身チェックに余念がない。そんないやらしい視線を受け、「ばかあ!」と体を隠すようにしゃがみ込んだ柚希は、半泣きになりながら言った。
「だからこんなの無理だって言ったのに……!」
「無理って、お前が選んだんじゃねェのかよ」
「そんなはずないでしょ! 昨日出先で偶然西郷さんに会った時に、シロの誕生祝いの話をしたら、女としてこのくらいはしなさいよって言われて……」
恥ずかし過ぎて銀時の顔を見られないのか、両手で顔を隠した柚希が話を続ける。
「強引に下着の店に連れて行かれた上に、ちゃんと出来たか後でパー子に確認するからねって言われて……あ、そういやパー子ってシロの事で間違いないよね?」
「ゲ! あのおっさん、なに人の恥部を勝手に晒してくれてんだよ」
パー子の名が出たことで、伸びていた鼻の下が一気に戻ってしまった銀時だったが、指の隙間から上目づかいで自分を見る柚希と目が合えば、すぐにまたにやけ顔となる。
「でもまァ全部俺の為なんだよな。ちなみに……他の奴の誕生日だったらこんなプレゼント、準備してたか?」
昨日見かけた土方と二人並んだ姿を思い出し、つい口にしてしまう。だが柚希が「シロ以外の誰に、こんなカッコして見せると思うのよ!」と当たり前のように怒った事で、心のわだかまりは吹き飛んでしまった。
「そっか……そんじゃ柚希が頑張って準備してくれたわけだし、ここは一つ、ありがたく頂戴しておきますか」
小さくなっている柚希に手を伸ばして頬に触れ、上を向かせる。普段は滅多に見られない紅で彩られた唇に口付けながら、もう片方の手で柚希の胸元の大きなリボンを解くと、隠されていた小さなリボンと共に谷間が露わになった。
しかもその谷間には、体温で少し溶けかけた、ピンクのハートチョコが挟み込まれている。
「これもあのおっさんが?」
「……うん。絶対シロが喜ぶからって」
「男心がよく分かっていらっしゃる」
そう言ってくすりと笑った銀時は、柚希の背中に手を回して抱き寄せると、ゆっくりと谷間に顔を近付け、溶けたチョコに舌を這わせた。
「……っん……っ」
ビクリと体を震わせた柚希が思わず逃げようとしたが、銀時に体を固定されていて抗えない。じっくりと時間をかけて舐めていれば残りの塊も溶けていき、谷間を通って臍の方へと流れていく。
「いっけね。こっちにも……」
前を止めている小さなリボンを歯で解けば、完全に露出する白い肌。そこを伝うチョコの軌跡が柚希の胸の膨らみを強調していて、妙に艶めかしく見えた。
残りのチョコを少し荒々しく舐めとった銀時は、代わりに自らの印を刻んでいく。強く吸い付き、浮き上がった紅は、チョコよりも更に銀時を昂ぶらせた。
「こんな刺激的な誕生日プレゼントは初めてだな」
「シロは……積極的なのはあまり好きじゃないって知ってたから……ギリギリまで悩んだんだよ」
「分かってるって。銀さんの為に頑張ってくれたってのはちゃんと伝わってっから。貴重な誕生日プレゼント、今夜はしっかりと堪能させてもらうぜ」
「……うん……」
銀時の言葉でホッとしたように笑みを浮かべた柚希は、銀時の髪にそっと手を添えながら言った。
「改めて、お誕生日おめでとう、シロ」
「おう、サンキュ」
再び重ねられた唇は、少しずつお互いを深く求め――。
宣言通り、柚希からのプレゼントを堪能し尽くした銀時は、柚希が疲れ切って眠ってしまった後も暫く、愛おしそうにその寝顔を眺めながら抱きしめていた。
やがて柚希の規則正しい寝息と心地良い体温が眠気を誘う。大きく一つあくびをした銀時は、
「最高の誕生日になったぜ、ありがとな。……愛してる、柚希」
と言って柚希の額に口付けると、自らも眠りに就いたのだった。
~Happy Birthday to GINTOKI !~
「わ、私からのプレゼント……もらって……くれる?」
「ちょ、柚希、マジで!?」
「だ、だから笑わないでって言ったじゃない!」
「これが笑ってるように見えるか? っつーか何でそんなん持ってんだよ。絶対買ったり着たりするキャラじゃねーだろ」
驚いて固まりながらも鼻の下が伸びた銀時は、柚希の全身チェックに余念がない。そんないやらしい視線を受け、「ばかあ!」と体を隠すようにしゃがみ込んだ柚希は、半泣きになりながら言った。
「だからこんなの無理だって言ったのに……!」
「無理って、お前が選んだんじゃねェのかよ」
「そんなはずないでしょ! 昨日出先で偶然西郷さんに会った時に、シロの誕生祝いの話をしたら、女としてこのくらいはしなさいよって言われて……」
恥ずかし過ぎて銀時の顔を見られないのか、両手で顔を隠した柚希が話を続ける。
「強引に下着の店に連れて行かれた上に、ちゃんと出来たか後でパー子に確認するからねって言われて……あ、そういやパー子ってシロの事で間違いないよね?」
「ゲ! あのおっさん、なに人の恥部を勝手に晒してくれてんだよ」
パー子の名が出たことで、伸びていた鼻の下が一気に戻ってしまった銀時だったが、指の隙間から上目づかいで自分を見る柚希と目が合えば、すぐにまたにやけ顔となる。
「でもまァ全部俺の為なんだよな。ちなみに……他の奴の誕生日だったらこんなプレゼント、準備してたか?」
昨日見かけた土方と二人並んだ姿を思い出し、つい口にしてしまう。だが柚希が「シロ以外の誰に、こんなカッコして見せると思うのよ!」と当たり前のように怒った事で、心のわだかまりは吹き飛んでしまった。
「そっか……そんじゃ柚希が頑張って準備してくれたわけだし、ここは一つ、ありがたく頂戴しておきますか」
小さくなっている柚希に手を伸ばして頬に触れ、上を向かせる。普段は滅多に見られない紅で彩られた唇に口付けながら、もう片方の手で柚希の胸元の大きなリボンを解くと、隠されていた小さなリボンと共に谷間が露わになった。
しかもその谷間には、体温で少し溶けかけた、ピンクのハートチョコが挟み込まれている。
「これもあのおっさんが?」
「……うん。絶対シロが喜ぶからって」
「男心がよく分かっていらっしゃる」
そう言ってくすりと笑った銀時は、柚希の背中に手を回して抱き寄せると、ゆっくりと谷間に顔を近付け、溶けたチョコに舌を這わせた。
「……っん……っ」
ビクリと体を震わせた柚希が思わず逃げようとしたが、銀時に体を固定されていて抗えない。じっくりと時間をかけて舐めていれば残りの塊も溶けていき、谷間を通って臍の方へと流れていく。
「いっけね。こっちにも……」
前を止めている小さなリボンを歯で解けば、完全に露出する白い肌。そこを伝うチョコの軌跡が柚希の胸の膨らみを強調していて、妙に艶めかしく見えた。
残りのチョコを少し荒々しく舐めとった銀時は、代わりに自らの印を刻んでいく。強く吸い付き、浮き上がった紅は、チョコよりも更に銀時を昂ぶらせた。
「こんな刺激的な誕生日プレゼントは初めてだな」
「シロは……積極的なのはあまり好きじゃないって知ってたから……ギリギリまで悩んだんだよ」
「分かってるって。銀さんの為に頑張ってくれたってのはちゃんと伝わってっから。貴重な誕生日プレゼント、今夜はしっかりと堪能させてもらうぜ」
「……うん……」
銀時の言葉でホッとしたように笑みを浮かべた柚希は、銀時の髪にそっと手を添えながら言った。
「改めて、お誕生日おめでとう、シロ」
「おう、サンキュ」
再び重ねられた唇は、少しずつお互いを深く求め――。
宣言通り、柚希からのプレゼントを堪能し尽くした銀時は、柚希が疲れ切って眠ってしまった後も暫く、愛おしそうにその寝顔を眺めながら抱きしめていた。
やがて柚希の規則正しい寝息と心地良い体温が眠気を誘う。大きく一つあくびをした銀時は、
「最高の誕生日になったぜ、ありがとな。……愛してる、柚希」
と言って柚希の額に口付けると、自らも眠りに就いたのだった。
~Happy Birthday to GINTOKI !~
