書きなぐり怪文書
なんとなく途中から書き始めてしまった一次創作物など。
所謂「知らない作品の二次創作」まとめ
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目次
拒絶√
・パラノイアっぽい世界観、存在しない恋愛ADVのエンドが書きたくて書いた。
主人公(イチ)…使い捨ての下級市民。イカれ人工知能を停止させるためにトラップまみれの機械塔に叩き込まれた。サポートAIとして支給されたモモの裏切りで何度も無惨な死を迎えている。死んでも次の個体に記憶が引き継がれる特質があるが、秘密にしている。
デスポーンでモモの好む正解の答えを集め、なんとか生きて(始末されずに)最深部に辿り着いた。
いつも死ぬような作業に駆り出され、文字通り使い捨てられるだけの人生に絶望している。友人も親しい相手もいない。ただ一日が平穏に終わることを求めている。
モモだけが、初めて自分に好意を寄せてくれた。この先モモ以上に自分を個人として見てくれるような相手が現れることはないと自覚している。
モモ…サポートAIのフリをしたイカれ人工知能本体。機械化された閉鎖都市の運営を担っている。恋に恋するブロークンインテリジェンス。ある日突然「恋がしたい!」と電撃にうたれ、生身の肉体を手に入れ、『愛しい人』と共に広い世界を旅することを夢見ている。
自身を何万個にも分割し市民に配布、理想の王子様こと『愛しい人』を探していた。
主人公(イチ)の「壊れた人工知能を停止させる」作業をサポートする傍ら彼が自分好みの人間かどうかを試し、好みでない返答をするたびに殺して作り直していた。(モモの端末を持つ市民全員に同じことをしている)
自身がおかしくなってしまったことを理解しており、どこかで自分を止めてくれる人を求めていた。
主人公(イチ)の記憶を引き継ぐ特性を知らず、全ての質問に正しく答え、理想の会話を重ねた彼を『愛する人』だと確信し、己の全てを打ち明ける。主人公(イチ)が機械のモモを愛してくれるなら都市を出て、拒絶するなら機械として自分を終わらせようと決めている。
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