ケーキの前に、蔵馬のお母さんが用意した
色とりどりのメニューが運ばれてきて全員感嘆の声をもらす。

「チキン、ハンバーグ、山盛りポテト、ウィンナー
ミートボール!!あ、おにぎりやサンドイッチもこんなに!?」

「すげぇなぁ!!」

「いいなオメェーの母ちゃん料理上手でよ!!」

「すごくおいしそうですね!!」

「こんなにお料理ありがとうございます!!」

飛影以外全員蔵馬のお母さんを絶賛すれば
お母さんだけでなく蔵馬も珍しくドヤ顔で
俺の母さんすごいだろと子供のように笑った。

それをみてさらに嬉しそうに蔵馬のお母さんは目を細める。
またウルウルきたのか、目じりをふきながら
後は若い子だけで楽しんでねと部屋に戻っていった。

それを全員で見送り、全員ホッとして一息つく。
そして数秒遅れるように思い思いの笑い声をあげた。