マジ逃げ1000%鬼ごっこ(全夢主混合)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
マジ逃げ1000%鬼ごっこ
「現在……午前一時………か」
イタリアのホテルでのんびりとしていると、全員に届いた指令。
某番組『逃走○』を彷彿とさせるメッセージと、逃げ切ったものの望みを叶える事。
もし捕まれば、つかまえた人を好きにしてもいい……というリスク高くね?というような内容だった。
(しかも、鬼はつかまえた人同士の交換は可能)
「こんなん鬼の方がやる気でるやんけ」
毒づいてみたものの、今凄くPS4が欲しすぎるので思わずノッてしまった……というか。
「拒否権はなかったぜ」
近くにいためぐるが呼応するようにつぶやく。
それに小さく頷きながら、ひかるも答えた。
「どうします?――これから」
「そうだなぁ……逃げ………ん?」
何か遠くから誰か走ってくるぜ、しかもすげぇ叫んでる。
「誰か走ってきてない?」
「え?どこですか?」
「あ……ヴァニラ先輩」
めぐるが呟いた瞬間には、感動の再開をきびすを返して速攻で走り去った。
「あ……逃げるな!!」
まだ鬼確定ではないが、物凄いアナタ今怖いので相手できませんとばかりに全力で逃げだす全員(特にめぐるは全力で)
余計、怒らせたのか更に速度を速める男。
「あんなん夜中おいかけてきてみてよ?――死ぬほど怖いし、今ちょうビビってる!!」
3人でダーッと同じ方向に走っていたものの、めぐる以外の二人は薄々あ、狙われてるのコイツだけやんと気づき
マシンガントークで恐怖を語るめぐるを残し、じょじょに離れていく。
「絶対、あいつ鬼じゃん!!もしくはDIO≪奴≫の命令っ……て2人とも遠くね?」
いつの間にか3つに分かれた道が目についたころには、二人とも脇道にそれていたので
めぐるが叫びながら速度を速めた。
「見捨てられたァアアア!!」
切なくあたりに響いたその声に、二人は心の中で合掌する。
………
脇道の右側にそれた美緒は遠くでめぐるの悲鳴が移動しているのを確認して安堵しつつ
次の瞬間には、やや嗚咽気味にその場に倒れ込んだ。
「うっげほっ……ごほっ、きっ……きついよ。全身肉の鎧を着て走るって凄いきつい」
ピロロロ
スマホの通知音にビクッとしながら、悪態をつきつつ開くとそこには
『あ、言い忘れてました。鬼が男性の場合は小走りでお願いします☆もう少し女性陣には逃げ切って欲しいので』
壁の反対側では、男のなにっという叫びと少女の今それ言うかぁっという叫びが響いていた。
そして、すぐに声が壁の向こうで走り去っていく。
「うわあああああ!!ぜんっぜん小走りじゃない!!」
ご愁傷さまです、と心の中で呟きながらもう一度スマホを開き、文字を目で追っているうちに気づいてしまった。
美緒は小さく頭を抱える。
参加表の男性数に対して女性は3人。もう少し女性陣には逃げ切って欲しい、という意味ありげな言葉。
これは単にフェミニストなだけじゃないな、主催者。
「現在……午前一時………か」
イタリアのホテルでのんびりとしていると、全員に届いた指令。
某番組『逃走○』を彷彿とさせるメッセージと、逃げ切ったものの望みを叶える事。
もし捕まれば、つかまえた人を好きにしてもいい……というリスク高くね?というような内容だった。
(しかも、鬼はつかまえた人同士の交換は可能)
「こんなん鬼の方がやる気でるやんけ」
毒づいてみたものの、今凄くPS4が欲しすぎるので思わずノッてしまった……というか。
「拒否権はなかったぜ」
近くにいためぐるが呼応するようにつぶやく。
それに小さく頷きながら、ひかるも答えた。
「どうします?――これから」
「そうだなぁ……逃げ………ん?」
何か遠くから誰か走ってくるぜ、しかもすげぇ叫んでる。
「誰か走ってきてない?」
「え?どこですか?」
「あ……ヴァニラ先輩」
めぐるが呟いた瞬間には、感動の再開をきびすを返して速攻で走り去った。
「あ……逃げるな!!」
まだ鬼確定ではないが、物凄いアナタ今怖いので相手できませんとばかりに全力で逃げだす全員(特にめぐるは全力で)
余計、怒らせたのか更に速度を速める男。
「あんなん夜中おいかけてきてみてよ?――死ぬほど怖いし、今ちょうビビってる!!」
3人でダーッと同じ方向に走っていたものの、めぐる以外の二人は薄々あ、狙われてるのコイツだけやんと気づき
マシンガントークで恐怖を語るめぐるを残し、じょじょに離れていく。
「絶対、あいつ鬼じゃん!!もしくはDIO≪奴≫の命令っ……て2人とも遠くね?」
いつの間にか3つに分かれた道が目についたころには、二人とも脇道にそれていたので
めぐるが叫びながら速度を速めた。
「見捨てられたァアアア!!」
切なくあたりに響いたその声に、二人は心の中で合掌する。
………
脇道の右側にそれた美緒は遠くでめぐるの悲鳴が移動しているのを確認して安堵しつつ
次の瞬間には、やや嗚咽気味にその場に倒れ込んだ。
「うっげほっ……ごほっ、きっ……きついよ。全身肉の鎧を着て走るって凄いきつい」
ピロロロ
スマホの通知音にビクッとしながら、悪態をつきつつ開くとそこには
『あ、言い忘れてました。鬼が男性の場合は小走りでお願いします☆もう少し女性陣には逃げ切って欲しいので』
壁の反対側では、男のなにっという叫びと少女の今それ言うかぁっという叫びが響いていた。
そして、すぐに声が壁の向こうで走り去っていく。
「うわあああああ!!ぜんっぜん小走りじゃない!!」
ご愁傷さまです、と心の中で呟きながらもう一度スマホを開き、文字を目で追っているうちに気づいてしまった。
美緒は小さく頭を抱える。
参加表の男性数に対して女性は3人。もう少し女性陣には逃げ切って欲しい、という意味ありげな言葉。
これは単にフェミニストなだけじゃないな、主催者。