マジ逃げ1000%鬼ごっこ(全夢主混合)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
最初から最後まで追いかけられつつも、何とか寸前で逃げ切っているめぐるはというと……。
「WRYYYY!!」
後ろから聞きなれた咆哮が響いて来て、一気に青ざめた。
「ボーンさん!!速度あげて……やばいから」
「あ?……って何だあのクソ早ぇの!?――一瞬、黄色いフェラーリかと思ったぜ」
「まだフェラーリにひき殺される方がマシだァアアア」
「ふははは!!――つれないじゃないか!!」
流石、吸血鬼といった所だろうか……すぐに追いついて、逆にボーンの行く手を遮る。
「白馬のナイトくん、彼女をこちらによこしてくれないか?」
ボーンもやべぇな、と思いつつめぐるを見つめる。
めぐるの目は必死にこいつに渡したらダメと訴えていた。
そう、まるで地球が滅びるといわんばかりの必死さである。
それには思わず、少し同情してしまったが……最初からその目的だったし……わりぃな。
「――渡した後の俺のメリットは?」
「ボーンさあああああん!!」
「そうだな……ひかるさんと言ったかな?――彼女を私が見つけた時は真っ先に君に渡そう」
「……のった」
こんな化け物じみた奴ならすぐ確保にいたるだろうと踏んで
信じられないといった顔で呆けていためぐるを引き渡す。
「あ……DIO鬼だったのね……」
頬を撫でる冷たい手のひらに震えつつ、見上げるとニィッと不敵な笑みをこぼした。
「言っただろう?――このDIOからは逃れられぬ運命ッ!!」
ああ、神様……やっぱりあなたは意地悪だ。理不尽だ。
こうして、3人とも全員確保された段階で究極の鬼ごっこは幕を閉じた。
………
……
後日談。
「そっ……その願いだけはダメだからね!?ちょっと……まって、アー」
「ボス!!落ち着きましょ?――そんなん誰得になるんですかァ!?」
「スカーさん……流石にそれは恥ずかしい………です」
3人とも、それは言えないような願い事を無理やり叶えさせられましたとさ☆
「成功したようで……良かったです」
そう、首謀者のテレンスがどこかでほくそ笑んでいた。
終われ(end)
あとがき→
「WRYYYY!!」
後ろから聞きなれた咆哮が響いて来て、一気に青ざめた。
「ボーンさん!!速度あげて……やばいから」
「あ?……って何だあのクソ早ぇの!?――一瞬、黄色いフェラーリかと思ったぜ」
「まだフェラーリにひき殺される方がマシだァアアア」
「ふははは!!――つれないじゃないか!!」
流石、吸血鬼といった所だろうか……すぐに追いついて、逆にボーンの行く手を遮る。
「白馬のナイトくん、彼女をこちらによこしてくれないか?」
ボーンもやべぇな、と思いつつめぐるを見つめる。
めぐるの目は必死にこいつに渡したらダメと訴えていた。
そう、まるで地球が滅びるといわんばかりの必死さである。
それには思わず、少し同情してしまったが……最初からその目的だったし……わりぃな。
「――渡した後の俺のメリットは?」
「ボーンさあああああん!!」
「そうだな……ひかるさんと言ったかな?――彼女を私が見つけた時は真っ先に君に渡そう」
「……のった」
こんな化け物じみた奴ならすぐ確保にいたるだろうと踏んで
信じられないといった顔で呆けていためぐるを引き渡す。
「あ……DIO鬼だったのね……」
頬を撫でる冷たい手のひらに震えつつ、見上げるとニィッと不敵な笑みをこぼした。
「言っただろう?――このDIOからは逃れられぬ運命ッ!!」
ああ、神様……やっぱりあなたは意地悪だ。理不尽だ。
こうして、3人とも全員確保された段階で究極の鬼ごっこは幕を閉じた。
………
……
後日談。
「そっ……その願いだけはダメだからね!?ちょっと……まって、アー」
「ボス!!落ち着きましょ?――そんなん誰得になるんですかァ!?」
「スカーさん……流石にそれは恥ずかしい………です」
3人とも、それは言えないような願い事を無理やり叶えさせられましたとさ☆
「成功したようで……良かったです」
そう、首謀者のテレンスがどこかでほくそ笑んでいた。
終われ(end)
あとがき→