本編
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うっぎゃあああああ!!! とななしが派手に叫んで、その直後ドスンと重い音がした。オイオイ、
「アンタ俺ん家の階段になんてことしてくれてんだ」
「彼女より階段を心配するの君は?!」
キイイありえないッ、普通ここはわたしを抱きしめて腰を優しくさすって「大丈夫か俺のハニー」とか言うでしょ! と普通とは思えないsituationを主張するななしに、頭痛がする。バカだ、こいつはバカだ。だいいち家が隣というだけで自分を彼氏扱いする時点で大バカだ。なんでこんな奴の隣に引っ越しちまったんだ、と後悔しない日はない。今日だって勝手に上がってきて、俺の部屋が2階っつったら勢いよくかけあがり、足をすべらしたバカだ。
「いいか、俺はアンタを彼女と思ってねーしアンタは丈夫そうだからなんの心配もしねー。Are you ok?」
「オーケーオーケー、でもわたしにとって政宗くんは旦那さまだから」
「全然 理解できてねーだろ!」
結局ななしは「腰が痛い腰が痛い」と痛くなさそうな表情をしてわめいて非常にやかましいため、俺は渋々仕方がなく家に泊まらせることにした。
「・・・・・・という夢を見たんで、気分が最高です!」
「そうか、俺はそっち(夢)の世界でもアンタにまとわりつかれてんのか。I am the really worst.」
(最高に最悪だ)
政宗さんが夢の中に出てくると本人にいちいち報告するのがヒロインです(ワオ)