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幻想図書館(日誌)

私の書く文章は『詩』の様で、漫画は『映画』を観ている様だと。

2019/03/14 22:50
昔、相方から言われた事があるんですが……『詩』の様なのは多分、学生時代に学校の図書室にあった詩集を手当たり次第に読み漁っていたからでは無いかと。
それでも特に好きだった詩しか覚えていないんですけどねσ^_^;

全体的に見てもハイネが好きだったんだと思うのですが、それでも特に好きだった詩が入っている本がどうしても欲しくて、古書店に行ったら良く探していたんですよね。見つからなかったんですけどね、その詩だけはずっと覚えていて、何処の出版社から出ていたとか誰が訳していたかとか全く覚えて無ければ「文庫本だった」って事しか覚えていなくて、表紙すら覚えていないのに……その詩だけはずっと覚えていて。

相方にその話をした事があったんですよ。
そして、その詩を教えた事があって、その詩を相方は覚えていたんですよね。オークションで見かけたらしくて、出品者さんに問い合わせて確認して、それをプレゼントしてくれた事があるんです。

他にも『トロイアの歌』や『トロイア戦記』なども見つけてプレゼントしてくれた事もあって、そんな相方に私は何を贈ればいいだろうと良く試行錯誤しながら選んでいたのを覚えています。

どうしてそんな事を日記に書いているかと言うと、今日がその相方の誕生日だからに他ならないからなんですが、大阪に来てからもう10年越えて、相方も結婚して良いお母さんになっているだろうと思いますし、普段から連絡を余り取り合わず、それでも逢ったら違和感なく話しができる相方の存在は本当に大きいし、小説も漫画もイラストも何かと批判されたり嫌がらせされたりして描けなくor書けなくなる私に「私は好きだけどな。美月の絵を見て私も絵を描いたり漫画も描いたりしてたし、物語も書いたりしてたし、それらが全く向いて無いなって思ったから、私はコスプレに行ったんだし」とさらりと言ってくれては、何かしら形になるのを待っていてくれてたなあと思いますし、本当に有り難い存在だなと思っているんですよね。

相方、誕生日おめでとう!

最後にそんなハイネ詩集から。
【君が瞳を見るときは】

君が瞳を見るときは
たちまち消ゆるわが憂い。
君にくちづけするときは
たちまち晴るるわが思い。

君がみむねに寄るときは
天の悦びわれに湧き、
君を慕うと告ぐるとき、
涙はげしく流れ落ちたり。

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